ツェルホウ

Last-modified: 2023-12-01 (金) 13:34:26

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(れい)()朧暖呪(ろうだんじゅ)]ツェルホウ

 

プロフィール

 ある強力な呪術師を育てた人物。弟子は既に独立しているが、頻繁に手紙が送られてくるなど今も慕われており、ツェルホウ自身も彼を家族同然に愛している。
 弟子が幼い頃時期より育ててきた経験から育児についての知識が豊富で、最近は近所の母親達と子育て談義で盛り上がっている。

 

「運命以上に、お前を愛している」

 
  • 綴り(一例):Xue Luhuo
  • 出身:少数民族の国
  • 性別:男
  • 年齢:36歳
  • 職業:呪術師
  • 武器:蝋燭
  • 趣味:手紙、猫の世話
  • 性格:やさしい
  • 一人称:私
  • 実装日:2020年11月10日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:光
  • 武器種:回復
  • リーチ:

ステータス(外部リンク)

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    移動時
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    攻撃モーション
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    撤退時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
  • イラスト・Xへのリンク
    ユニットイラスト

    Xue Luhuo_illust.jpg

    ユニスト紹介

詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)

    <紹介所・夜>
    ♪会者定離
    町のお兄さん「うーん……。うーん……。」
    メルク「みゅぅ……苦しそうなのですよ。」
    紹介所のお姉さん「大丈夫? 水、飲めそうなら飲んでね。」
    町のお兄さん「す、すみません……。迷惑をかけて……。」
    紹介所のお姉さん「気にしないで。病気なら仕方がないもの。」
    紹介所のお姉さん「もうすぐユウくんが、お医者さんを連れて戻ってきてくれるから。そうしたら、ちゃんとした治療を……、」
    ユウ「も、戻りました!」
    メルク「ユウさん! みゅ、お医者さんは……?」
    ユウ「それが……どこももう閉まってて。」
    紹介所のお姉さん「そう……。もうこんな時間だものね。」
    町のお兄さん「うぅぅぅ……。」
    紹介所のお姉さん「どうしましょう……。一か八か、宿屋に行ってみて……。」
    ツェルホウ「失礼。」
    紹介所のお姉さん「ひゃあ!?」
    ツェルホウ「……苦しそうだけど、呼吸自体はそこまで乱れていないね。」
    ツェルホウ「うん、なんとかできそうだ。」
    ユウ「あ、あの……?」
    「にゃ~ん。」
    ユウ(笠の中から猫が!)
    ツェルホウ「イバ、もう少しだけそこにいて。……驚かせてしまったね、ごめんよ。」
    ユウ「い、いえ。それよりも……、」
    メルク「お医者さん、なのです?」
    ツェルホウ「いいや、違うよ。私はただ通りすがっただけの呪術師だ。」
    メルク「呪術師……。」
    ユウ「あ……。気っていう力を使う人、ですよね?」
    ツェルホウ「やぁ、博識だね。」
    ユウ「はい、友達に呪術師がいるんです。その人に教えてもらいました。」
    メルク「とっても凄腕なのですよ! おまけに新設な方なのです。」
    ツェルホウ「そうか。そんなにすごい呪術師と知り合いなんだね。これは緊張してしまう。」
    紹介所のお姉さん「だ、だけどお医者さんではないんでしょう? なら申し訳ないけど……。」
    ツェルホウ「そのことだけれど。私の呪術は回復に長けている。それに医学に関しても心得があるんだ。」
    ツェルホウ「彼を助けたい。任せてもらえないだろうか。」
    紹介所のお姉さん「……。」
    ユウ「お姉さん……。多分、大丈夫だと思います。」
    紹介所のお姉さん「本当に……?」
    ユウ「はい。呪術師の力がどれだけすごいかは、友達を見ていて知っているんで。」
    ユウ「それにこの人。その友達と似たような雰囲気があって……。」
    メルク「その場しのぎのようなことは、言わない人だと思うのですよ。」
    紹介所のお姉さん「……そうね。私の長年紹介所に勤めて鍛えた直感も、この人は大丈夫だと告げている。」
    紹介所のお姉さん「それに、猫を連れている人に悪い人はいないわ!」
    メルク「妙な説得力があるのです……。」
    紹介所のお姉さん「お任せしていいかしら。」
    ツェルホウ「ありがとう。イバ、少しだけ揺れるよ。」
    「にゃおん。」
    町のお兄さん「うう……。」
    ツェルホウ「よしよし、ここまでよく頑張ったね。すぐに治してあげるから、もう少しだけ辛抱して。」
    ツェルホウ「そうだ、良い香りの蝋燭をつけてあげよう。これを嗅いでいれば、痛みも和らぐはずだよ。」
    町のお兄さん「う……、うぅん……。」
    紹介所のお姉さん「本当にいい香り……。」
    ユウ「俺まで落ち着いてきた……。」
    メルク「すごい効果なのですよ。」
    町のお兄さん「ん、んん……。」
    ツェルホウ「眠っていいよ。目を覚ませば、苦しいのはなくなっている。」
    町のお兄さん「で、でも……。」
    ツェルホウ「無理して苦しみと付き合う必要はないさ。さぁ、安心して目をつぶって。」
    ツェルホウ「……ねんねんころり、ねんころり♪良い子の落ち葉はひらひらり……♪」
    町のお兄さん「う……、んん……。」
    町のお兄さん「……すぅ。」
    メルク「本当に眠ってしまったのです。」
    ツェルホウ「いい子だ。ここまでよくこらえたね。」
    ツェルホウ「きっと、治してあげるから。」

     

    <紹介所・朝>
    ♪君の物語
    町のお兄さん「すぅー……、すぅー……。」
    メルク「すっかり落ち着いているのです。」
    ユウ「これは……。」
    ツェルホウ「うん、もう大丈夫だ。後は彼が目を覚ますのを待つだけだよ。」
    ユウ「よ、よかったぁ!」
    ツェルホウ「原因は毒草のようだね。よほど空腹だったのか……、可哀想に。」
    ツェルホウ「だけど、知識がない状態では、野草に手を出すのも危険だ。そのことはよく伝えておいてね。」
    紹介所のお姉さん「ええ! 本当にありがとう。えっと……、」
    ツェルホウ「ツェルホウ。そちらこそ、私を信じて任せてくれてありがとう。」
    ツェルホウ「笠の中にいるのは、イバ。」
    「にゃあ。」
    メルク「愛らしいのです……。」
    紹介所のお姉さん「改めてありがとう、ツェルホウさん! よければお茶を御馳走したいんだけど……、時間はある?」
    ツェルホウ「喜んでいただくよ。」
    紹介所のお姉さん「よかった! ユウ君たちも待っていてね。上等なのを淹れるから。」
    ツェルホウ「ユウ……。やっぱり、そうだったのか。」
    ユウ「ツェルホウさん、ありがとうございました。あそこで来てくれなかったらどうなってたことか。」
    メルク「まさに渡りに船だったのです! ありがとうなのですよ!」
    ツェルホウ「ふふふふ、お礼を言えて偉いね。」
    ツェルホウ「だけど所詮私は余所者。そんな素性のしれない人間を信用して、任せてくれなければ、こうはいかなかった。」
    ツェルホウ「君達の信じる心が彼を救ったんだよ。これは誇っていいことだ。」
    ユウ「あ、ありがとうございます……?」
    メルク「みゅ~ぅ。な、なんだか照れるのです。」
    メルク「だけどやっぱり、ツェルホウさんの技術あってこそだと思うのですよ!」
    メルク「知らなかったのです。呪術師さんがあんなにも、医学に長けているとは……。」
    ツェルホウ「私の呪術がそちらに特化しているだけだよ。それに私の場合は、弟子の看病で慣れていたという事情もあるからね。」
    メルク「みゅ! つまりツェルホウさんは、師匠ということなのです?」
    ユウ「なるほど……。あの手際の良さや技術も納得だな……。」
    ツェルホウ「ふふふ、君達といると、自分が本当にすごい人間じゃないかと、勘違いしてしまいそうになるね。」
    ツェルホウ「だけど、私はただそうなるように、運命づけられていただけだよ。」
    ユウ「運命……?」
    ツェルホウ「予言されたんだ。『いずれ生まれる、黒霧の深い闇を晴らす呪術師。お前はそれを導く呪術師となれ』と。」
    ツェルホウ「私自身はただ、その予言に従って呪術師になっただけ。だから、彼の師匠たりえるだけの力が身に着いた。それだけのことなんだよ。」
    ユウ「そ、そうなんですか……?」
    ツェルホウ「そうなんですよ。ふふふふ。」
    ツェルホウ「呪術師としての力量だけなら、当の昔に弟子に抜かされているしね。」
    ユウ「今、そのお弟子さんは……?」
    ツェルホウ「独立しているよ。もう私の元で学べることはないからね。」
    メルク「つまりツェルホウさんは、立派に予言を果たしたということなのですね!」
    ツェルホウ「立派かどうかはわからないけれど、そうだね。私の運命はすでに終わっている。おかげでこうして、ふらふらしているわけさ。」
    ユウ「……ならやっぱり、ツェルホウさんはすごい人だと思います。」
    ツェルホウ「うん?」
    ユウ「やるべきことは終わっているのに、身に着けた力を人のために使っている……。」
    ユウ「さっきだって、通りすがりにも関わらず助けてくれたじゃないですか。」
    ツェルホウ「……。」
    メルク「ユウさんの言う通りなのです。力はツェルホウさんが言う通りの形で、身に着いたものかもしれないのですが……、」
    メルク「それをお弟子さんのため、そして見知らぬ人のために使おうと決めたのは、ツェルホウさんなのですよ!」
    ツェルホウ「……なるほど、君達はそう解釈してくれるんだね。」
    ツェルホウ「ありがとう。とても嬉しいよ。……本当に、心から。」
    ユウ、メルク「……。」
    「ごめーん、ユウ君! ちょっと手伝ってー!」
    ユウ「お姉さん?」
    「お、お茶淹れすぎちゃって……、こぼれそうなのー!」
    メルク「みゅわわわ! すごい体勢なのですよ!?」
    「い、今行きまーす!」
    ツェルホウ「……あの子が手紙で書いてくれた通りの、いや、それ以上の子達だ。」
    ツェルホウイヴィツァには、いい友達ができたんだね。私は師としてとても嬉しく思うよ。」
    ツェルホウ「ああ……本当に心からの感謝を。私が空けてしまったあの子の孤独の穴を、優しく埋めてくれて……。」
    「うにゃん。」
    ツェルホウ「……。」
    ツェルホウ「イバ、もう少しだけ私の身勝手に、付き合ってくれるかい?」
    「にゃあ?」
    ツェルホウ「彼らについて行こうかと思う。あの子の友達に世話を焼きたくなったんだ。」
    「……にゃおん。」
    ツェルホウ「ふふふ、お前にはお見通しか。そうだね。理由はそれだけじゃない。」
    ツェルホウ「私自身も彼らが好きだ。」
    ツェルホウ「清く、温かく、優しい子供達。まるでお前や、イヴィツァのような……。」
    ツェルホウ「私は運命に与えられたこの力を、それらを守るために使いたい。それがたとえ……、」
    ツェルホウ「運命から、外れることであっても。」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

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