[剛健の優仙翁]ドルサム
プロフィール
一見、ただの好々爺。しかしその正体は伝説と謳われた仙術師。回復術が得意だが、それと同等に肉体変化の術にも長け、拳1つで岩を砕くこともできる。
かつて仙術師の修行の最中に滝に転落するもその能力を活かし生還。その噂が広がり、一部の人からは不老不死だと思われていた。
「儂は、ちと戦えるだけのたたの爺じゃぞ」
- フルネーム:-
- 綴り(一例):Dorsum
- 出身:少数民族の国
- 現在地:
- 性別:男
- 年齢:92歳
- 職業:仙術師
- 武器:癒印輪
- 趣味:お菓子、昼寝
- 性格:やんちゃ
- 一人称:儂
- 実装日:2020年10月6日
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
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- SD
- 表情差分
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- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)
<少数民族の国にて>
メルク「みゅみゅっ、大丈夫なのです?」
ユウ「うーん、歩けない程ではないけど、ちょっと痛むな。このまま先を目指すのは難しいかも。」
メルク「みゅ~、仕方ないのです。今は足を休めた方が良いのですよ。」
ドルサム「お主、足がどうかしたのか?」
ユウ「え?えっと、木の根に足を取られて転んだんですけど……、その時に足を痛めたみたいなんです。」
ドルサム「どれ、見せてみぃ。ふむ、折れてはおらんが捻挫しておるようじゃの。これくらいなら儂の回復の術ですぐによくなるわい。」
ユウ「ほんとですか!?」
ドルサム「うむ、この爺に任せい。ほれ!……これでどうじゃ?」
メルク「すごいのですよ!あんなに腫れていた足が一瞬で治ってしまったのです。」
ユウ「痛みも完全に消えてる!よかった……。これで野宿せずにすみそうだ。」
ユウ「助けてくれてありがとうございます、えっと……、」
ドルサム「おっと、そうじゃ名乗ってなかったの。儂はドルサム、この山に住んでおる齢92の爺じゃ。」
ユウ「俺はユウ、こっちはメルク……って、92歳だったんですか!?そうは見えない……!」
ドルサム「ほっほっ、そうかそうか。……しかし、お主ら何故この山に来たのじゃ?若者の目に留まりそうなものはないと思うんじゃが。」
メルク「みゅ~、私たち、伝説の仙術師に会いに来たのです。」
ドルサム「伝説の仙術師……というと、若々しく筋骨隆々の肉体を持ち、おまけに不老不死とかいうあの仙術師の事か?」
ユウ「知ってるんですか?」
ドルサム「まぁの。自慢じゃないが結構詳しいぞ。」
メルク「やったのです、ユウさん!ここにきて初めて仙術師を知る人物に会えたのですよ!」
ユウ「ああ、怪我した時はどうなる事かと思ったけど、悪い事ばっかじゃなかったな。」
ユウ「ドルサムさん、もしよければ、その仙術師について色々教えてくれませんか?」
ドルサム「うーむ、それはお主ら次第じゃのぉ。ひとまず、仙術師に会いたい理由を話してくれんか?」
ドルサム「その理由が納得できるものなら、仙術師の情報だけでなく直接会わせてやろうぞ。」
メルク「お知り合いだったのですよ!?」
メルク「ユウさん、これは大チャンスなのです!なんとしても、ドルサムさんに仙術師について教えてもらうのですよ!」
ユウ「よ、よーし!わかりました。お話させてもらいます。」
ユウ「実は俺、癒術士をやってるんです。それで癒されていないモンスターとよく会うんですけど……。俺、戦いは得意じゃないんです。」
ユウ「だから、その伝説の仙術師が仲間になって、一緒に戦ってくれたら心強いなって思ったんです。」
ユウ「少しでもたくさんのモンスターを癒すには、どうしたって俺1人の力じゃ難しいから。それに、あわよくば鍛える方法を教えてもらいたいなぁって。」
ドルサム「なるほどのぉ。確かにお主の二の腕や足は、お世辞にも筋肉がついているとは言い難いの。」
ドルサム「92歳の儂の方が、筋肉がついておるぞ。ほれほれ。」
メルク「あ、あまり変わらないのですよ。」
ドルサム「なんじゃと!うーむ、最近、弟子の修行に付き合ってやれてなかったからのぉ。筋力が衰えてしもうたのかもしれん。」
メルク「みゅっ、お弟子さんがいるのですよ?」
ドルサム「うむ。エンフィーという弟子が1人な。こやつがまた可愛くてのぉ、孫のように思っておるぞ。」
ドルサム「目立ちたがりなところもあるが、素直で優しくていい子なんじゃ。後はそうじゃな、儂に似て菓子が好きでの。」
ドルサム「菓子を渡すと、それはもう嬉しそうに受け取るもんじゃから、つい与え過ぎてしまうんじゃが、後悔したことはないのぉ。」
メルク「みゅ~、完全に孫を可愛がるおじいさんなのですよ。」
ドルサム「今日も、エンフィー用の菓子を買いに行くために、里へ下りる途中だったのじゃ。」
ユウ「つまり俺は、そのエンフィーさんのおかげで助かったって事ですね。」
ドルサム「ほっほっほ、そうとも言うのぉ。……っと、すまん、つい語りすぎたわい。歳をとると話が長くなっていかん。」
ドルサム「……こほん、お主たちが仙術師を求める理由はわかった。お主たちがこれまでに会いに着たものたちと、少し違うことものぉ。」
メルク「みゅ?」
ドルサム「今でこそ落ち着いているが、かつては不老不死の噂のおかげで、多くの者たちが仙術師のもとにやってきた。」
ドルサム「……不老不死になる方法を教示せよという者、仙術師に勝ったという称号欲しさに勝負を挑む者、まさに千客万来のような状態じゃった。」
ドルサム「じゃが、お主はその者たちとは違った。」
ユウ「ドルサムさん?」
ドルサム「お主は……癒術という特殊な力を使いながらも、その力に溺れることなく、自身の力量を見極めたうえで仙術師を求めた。」
ドルサム「それも自分のためでなく、モンスターを癒すためにのぉ。」
ドルサム「それはなかなかできんことじゃ。お主は、これからまだまだ伸びる、伝説の仙術師と呼ばれたドルサムが保証しようぞ。」
ユウ「ありがとうございます。……ん?え、今伝説の仙術師って……あれ?」
ドルサム「お主はきちんと答えてくれたからのぉ。白状しよう、お主らが探していた伝説の仙術師とは、儂の事なんじゃよ。」
ユウ「え、ええええ!?」
メルク「衝撃的な事実なのですよ!」
ドルサム「すまんのぉ。お主らがどういった人物か見極めるため、正体を隠しておったのじゃ。」
ドルサム「とはいえ、儂は噂の仙術師ではないと、はっきり否定した覚えはないぞ?」
ユウ「うっ、確かに!」
ドルサム「ふむ、しかし実際に探していた仙術師を見てどうじゃ?」
ドルサム「噂はしょせん噂、儂は不老不死ではない。一丁前に弟子なんぞ取っておるが、人よりちと戦えるだけのただの爺じゃ。」
ドルサム「滝に落ちて生還した話だけは本当じゃが、それとて不老不死の力ではないぞ。筋力を活かして、崖を登っただけの事。」
ドルサム「それを儂の友人が面白おかしく語ったおかげで、外に噂が広まっただけじゃ。お主はそれでも、まだ儂と旅をしたいと思うか?」
ユウ「もちろんです!確かに、思ってた人物とは違ってたけど、一緒に旅がしたいって気持ちはかわりません。」
ユウ「ドルサムさんが困ってる人を放っておけない。優しい人だってわかったし、それに、鍛え方もまだ教えてもらっていないので。」
ドルサム「……そうか。」
ユウ「はい。ドルサムさん、俺たちと一緒に来てくれませんか?」
ドルサム「……儂は仙術師になってからはずっと山に籠っておる。まれに私用で下山する事はあっても、この山を離れることなど、この先ないと思っておった。」
ユウ「えっ?」
ドルサム「じゃが……、現状に満足していた筈が、お主たちとなら旅に出てみたいと思ってしもうた。それに、お主たちの成長をこの目で見たくなったしの。」
ユウ「それじゃあ!」
ドルサム「伝説とは程遠い儂じゃが、それでもいいというなら同行させてもらおうぞ。」
ユウ「ありがとうございます!」
ドルサム「うむ。とはいえ、エンフィーの事もあるから、今すぐとはいえんが。」
ユウ「わかりました。その時が来るのを楽しみにしてます。」
ドルサム「ああ、その時はまた頼むぞ。」
<紹介所にて>
ドルサム「……なんて事もあったのぉ。」
ユウ「しみじみと語ってますけど、あれからまだ2週間も経ってないですからね!」
ユウ「別れた時は、こんなに早く再開できるとは思ってなかったですけど、嬉しいです。」
ドルサム「うむ、儂もじゃ!再開も叶い何も言う事はない……筈じゃったんじゃが、1つ困ったことがあっての。」
メルク「みゅ?もしや、お弟子さんの事で何かあったのです?」
ドルサム「いや、エンフィーの事は折り合いがついておる。今回は、儂自身のとらぶるじゃ。」
ドルサム「ここに来る途中、浮かれてじゃんぷなんぞしてみたんじゃが、その時に盛大に腰を痛めてしもうての。」
ドルサム「回復の術は使えるんじゃが、どうにも自分に使うのだけは得意じゃないんじゃ。」
ドルサム「今は歩くのがやっとじゃし、すまんが、出発はもう数日待ってくれんかの?」
メルク「みゅ!?まさかの展開なのですよ!」
ドルサム「ほっほっ、こんな爺じゃが、よろしく頼むぞ。」
- 人間関係
エンフィー:弟子
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等