ハーバリッテ

Last-modified: 2023-11-30 (木) 12:27:44

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(えん)()(ぬる)大鍋(おおなべ)]ハーバリッテ

 

プロフィール

 魔法の国の名門『レヴンクル家』の現当主。森の奥深くにある薬草園を管理し、後継者のアトリトッテを日々指導している。
 厳格な性格で、魔法の国の旧来の価値観から外れる行為を許さない。優れた魔法を正確に次代に遺すため、家の膨大な記録を遡り理解を深めるのが日課。

 

「お考えなさい、本質を失わぬように」

 
  • フルネーム:ハーバリッテ・レヴンクル
  • 綴り(一例):Herbalitte
  • 出身:魔法の国
  • 性別:女
  • 年齢:75歳
  • 職業:園主
  • 武器:穿矢薬
  • 趣味:薬草園の手入れ
  • 性格:れいせい
  • 一人称:私
  • 実装日:2020年10月7日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:水
  • 武器種:弓矢
  • リーチ:後衛

ステータス(外部リンク)

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    被ダメモーション
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    撤退時
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
  • イラスト・Xへのリンク
    ユニットイラスト

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    ユニスト紹介

詳細

  • 名前の由来
    • 植物標本集を意味するハーバリウム(herbarium)からか
  • 2つ名
    • 苑(エン、その):草木を植える庭園
    • 温む:少しあたたかくなること。
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み)

    <魔法の国にて>
    ♪ステキな魔法
    ハーバリッテ「さて。秘薬の材料について、予習はしてきましたね? まずはこちらの薬草の特徴を、お答えなさい。」
    アトリトッテ「はい、おばあさま。熱を取る薬効があるが、痺れ毒の成分を持つため実用には向かない……のですよね?」
    ハーバリッテ「ええ、それでよろしい。今日教える秘薬作りにおいては、その毒性を打ち消す技術が必要となります。」
    アトリトッテ「技術で、毒性を無くせるのですか?」
    ハーバリッテ「レヴンクルの当主ならば、皆できることですよ。では次に、こちらの薬草ですが……、」
    「待ってくれー!」
    ハーバリッテ「何事ですか、騒々しい。修練中だというのに……。」
    ピエルフル「キキキッ!」
    ユウ「駄目だ、もう少し落ち着いてくれないと声が届かない……!」
    アトリトッテ「あのモンスターの前足、トゲが刺さってるわ。まさかそれで……?」
    アトリトッテ(こんな時、どうしてあげれば……、そうだわ! 浮遊術ならここからでもトゲを……)
    「キッ? キキーッ!」
    ユウ「止まってくれ、ぶつかるぞ!」
    アトリトッテ「きゃあっ……!」
    ハーバリッテ「お下がりなさい、アトリトッテ。鍋の用意はいいですね、鼠たち!」
    ハーバリッテ「『弧を描け。揃え。放たれよ』」
    ピエルフル「キッ……!」
    ユウ「大鍋から矢が飛び出した……! 驚いてる今の内に……。」
    ピエルフル「……きぃっ。」

     

    ハーバリッテ「それで、どうしてこのモンスターは暴れていたのですか?」
    ユウ「俺に飛びかかってきた表紙に、前足を枯れ木に引っ掛けて、トゲが刺さったんです。それでパニックを起こしたみたいで……。」
    ピエルフル「ききぃ……。」
    ユウ「もう大丈夫か?」
    ハーバリッテ「まあ。襲いかかってきたモンスターの心配とは、殊勝なことですね。」
    ユウ「いや、目の前でぐさっと刺さったのを見れば、心配にもなるというか……。そうだ、トゲを抜いてやらないと。」
    ハーバリッテ「手当は私が引き受けます。」
    ユウ「いいんですか?」
    ハーバリッテ「……ええ。ですからあなたは気にせず、早々に立ち去りなさい。」
    ハーバリッテ「私たちはここで、ある魔法薬を作っているのですが……。あなたにその魔法薬について、何かを、少しでも、知られる訳にはいかないのです。」
    ユウ「な、なるほど。俺がいるとまずい事情があるんですね。」
    ハーバリッテ「……引き受けたからには、必ず、悪いようにはしませんよ。傷ついた生き物にかける情は、持ち合わせています。」
    ユウ「そういうことなら……、それじゃあ、よろしくお願いします。」
    ハーバリッテ「さあ、傷口をお見せなさい。毒草に触れていないか、念のために解析しなければ。」
    ピエルフル「きぃ……。」
    アトリトッテ「あの、おばあさま。言いそびれていたのだけど……。さっきは庇ってくださって、ありがとうございました。」
    ハーバリッテ「あなたも、臆せず対処したことは立派でしたよ。」
    ハーバリッテ「ですが……、見過ごせませんね。家の外の魔法を使ったことは。」
    アトリトッテ「あ……。」
    ハーバリッテ「魔法は時に、人の手に余る力と化すのです。一朝一夕で身に着け、ただ使うのではいけません。」
    ハーバリッテ「そもそもの発祥や用途といった、『本質』を理解して使いこなすべきなのです。時を重ねても劣らぬ、優れた魔法を次代へ遺すためにも。」
    アトリトッテ「も、申し訳ありません。」
    ハーバリッテ「……この話は後にしましょう。手当を手伝いなさい。」
    ハーバリッテ「毒性のあるものに触れた痕跡は無く、拒絶反応の心配も無さそうですので……。傷薬を作るとしますよ。」
    アトリトッテ「おばあさま。練習で作った傷薬ならあるのですけれど……、モンスターにも使えますか?」
    ハーバリッテ「見せてごらんなさい。……これなら、量を加減すれば使えるでしょう。さあ、体を押さえてやって。」
    アトリトッテ「染みるかもしれないけど、我慢してね。」
    ピエルフル「きぃっ……。」
    ハーバリッテ(……足に抜けかけのトゲ。アトリトッテが浮遊術を使ったのは、やはりこれを取ろうとしていたのね)
    ハーバリッテ(数日前に指導した時よりも、傷薬の質も格段に良くなっているし……。……努力家なのは、認めてやらねば)

     

    <紹介所にて>
    ♪君の物語
    ユウ「先日は、ありがとうございました。」
    ハーバリッテ「今度はこちらが世話になる身、礼は不要です。」
    ユウ「でもモンスターの怪我の手当を引き受けてもらって、俺も安心して、町まで戻れましたから。」
    ユウ「あの、ハーバリッテさんって、薬草とか魔法薬に詳しいみたいですけど、そういう仕事をされてるんですか?」
    ハーバリッテ「そうですね。私は、家に伝わる薬草園と魔法を継ぐ役目を担っているのです。」
    ユウ「家に伝わるって……、ひょっとして、魔法の国の名門の方なんじゃ……。」
    ハーバリッテ「まあ。魔法の国で『園主』と言えば、『レヴンクル』家の当主である私を指す程度には。」
    ユウ「け、結構な重鎮に思えますけど……。そんな人が、どうして俺たちと一緒に旅を?」
    ハーバリッテ「必要だったのですよ。癒した後のモンスターも気遣える、心掛けの良い癒術士がね。」
    ハーバリッテ「……その話をするにあたって、当家の薬草園について、理解を深めていただいてもよろしいかしら?」
    ユウ「えっと、どうぞ、お願いします。」
    ハーバリッテ「当家の薬草園では、魔法の国に生育する薬草や、恐らく国外から採取された薬草も、栽培しています。」
    ハーバリッテ「国外産の薬草は、入手の経路は不明瞭ですが……。初代の頃から、当家で管理されてきた記録が残っています。」
    ユウ「昔は国と国の行き来が難しかったはずなのに……、さすが名門といわれるだけありますね。」
    ハーバリッテ「そのように歴史の長い薬草園ですから、中には、今となっては当家の園にのみ存在する希少種や、数十年に一度しか摘めぬ幻の薬草などもあるのです。」
    ハーバリッテ「初代が苦心して維持してきた薬草園こそ、レヴンクルの魔法の本質……。園は後世に万全に遺さねばなりません。」
    ユウ「確かに……。俺もそう思います。」
    ハーバリッテ「そこで私は、国外産と思われる薬草について、元々の生育環境を確かめ、園の管理方法に隙が生じぬようにしようと考えています。」
    ハーバリッテ「代々、栽培記録の研究を進めてきましたから、元の生育地についても、ある程度予測が付いていますので。」
    ユウ「薬草の生育環境を確かめるってことは……、モンスターの住んでいる森や野原に、積極的に入る場合もあるってことですか?」
    ハーバリッテ「その通り。だから彼らと無暗に戦わぬよう、あなたが必要ですし……、」
    ハーバリッテ「それだけでなく、当家はモンスターも薬草に必要な生育環境を作るものと見ています。」
    ハーバリッテ「特に今回はこちらの方から、彼らの近くに行くのです。調査の影響でモンスターの調子が狂わぬよう、気を払わねばなりません。」
    ユウ「なるほど。モンスターのためだったんですね。」
    ハーバリッテ「そうです。だからあなたは、私が現地のモンスターの在り様を乱しそうとなれば……、すぐにお言いなさい。忌憚なく。」
    ユウ(ハーバリッテさんに意見って……。思ってたより重要な役割を期待されているんじゃ?)
    ハーバリッテ「そんなに気負わずともよろしい。基本は、癒術士としてできることをしてもらえれば、良いのです。」
    ユウ「で、できることをするだけ……。できることを、なんとか頑張ります。」
    ハーバリッテ「私も勇み足にならぬよう努めますよ。今まで、あまり国の外に出たことがありませんので。園の世話に付きっきりでしたし……。」
    ユウ「やっぱり、園からなかなか離れられないんですね。話を聞いてるだけでも、そうなんだろうなって納得できるというか……、」
    ユウ「あれ? それじゃあ、ハーバリッテさんが旅をする間は、誰が管理を……?」
    ハーバリッテ「ああ。後継者に任せてきたのです。実力を発揮する機会を与えても良いだろうと思いましたので。」
    ハーバリッテ「とはいえ、私に言いたいことも言えないような子ですから、あくまで束の間の主とするつもりですが……。」
    ハーバリッテ「今は余所見せず、レヴンクルの園の栄を守ってもらうとしましょう。」

     

    ♪ステキな魔法
    アトリトッテ「いつもより早起きしたのに……。薬草園の管理だけで、もうお昼だなんて。少し休憩しましょう。」
    アトリトッテ「次にやることは、気温の再監視と湿度調整と……。ああ、本当にこの順番で間違ってないか緊張するわ。」
    アトリトッテ「でも、不思議ね。どこか嬉しい気持ちにもなるのは……、」
    アトリトッテ「尊敬するおばあさまに、また一歩、近づけそうだからかしら。」

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

紹介

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