[懇蔽焉の終熄]メルモルテ
プロフィール
あらゆるものを終わらせる。人類において最も脅威とされる禁術『死神』の使い手であり対禁術に特化した組織『特別班』の班長かつ創設者であるメルモルテ。
無垢で優しい心根と確固たる信念、肩書に恥ぬ魔法の才と知識を持つ彼を、仲間たちはこう呼ぶ、切り札を意味するジョーカーと。
「終わらせないよ、きみと生きる道を」
- 綴り(一例):Melmorte
- 出身:魔法の国
- 性別:男
- 年齢:9歳
- 職業:特別班班長
- 武器:煌礼魔解
- 趣味:トランプ、質問、変装
- 性格:おっとり
- 一人称:メル
- 実装日:2023年2月20日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:闇
- 武器種:魔法
- リーチ:中衛
- スキル
- 死神、力を貸して~!
- これがメルの切り札だよ~!
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
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- プロフィール等
- 外見特徴
- 容姿:紫の瞳に茶髪、幼児体型。
- 服装:トランプの4つのマークが描かれた大きな三角帽子
- 武器:トランプ
- 鈴:
- イラスト・Xへのリンク
ユニットイラスト
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ)
「あらゆる絶望を終わらせたい。」
「うえを、いたみを、生きているかぎり続くきょういすべてを終わらせたい。」
「きみには、それができるんだね……。」メルモルテ「禁術、『名無し』。」
♪No.IV
「駄目です、結界破れました!」
「このままじゃ、分が悪い! 足止めも限界だ! 封印班は先に撤退を!」
(使い手をうしなった『名無し』は、かつどうをはじめてしまった……。あらたな使い手をもとめて……)
「これ以上は危険です! 封印も破壊も難しい今、一時撤退し、体制を立て直しましょう!」
メルモルテ「ううん、ここでひけば、そのあいだに『名無し』があらたな使い手をえらんでしまうかもしれない。」
「それは……。」
メルモルテ「『名無し』の力はあまりにきょうりょく。使い手がただ『終わらせたい』とねがうだけで、力をはつどうしてしまう。」
メルモルテ「そして使い手は、その終わらせかたをえらべない……。」
「聞いた事があります。例えば争いを終わらせたいと願った場合……、」
「争いの発端である者の生命活動を終わらせてしまう事すらあるのだと。」
メルモルテ「うん。だからとってもきけんで、いまここで、メルが止めないといけないんだ。それが規律者の一族としてのやくめだから。」
「でも、どうするのですか?『名無し』は新たな使い手を求め活発化しています。封印魔法も破られ、行く手を阻めるものはありません。」
メルモルテ「……。」
メルモルテ「『名無し』は使い手をさがしている。なら、終わりをのぞまない使い手があらわれれば、このばはおさめられるよね。」
「い、一体何をお考えに……、」
メルモルテ「メルがなるよ、『名無し』の使い手に。」
「そんな! わかっているのですか!」
「あなた自身に大きな制約が付く上に、使い手となってしまえば、そのお姿のまま時が止まってしまう。」
メルモルテ「だいじょうぶ。メルがみんなを守るから。」
メルモルテ「それにね……、まだなにもしらないのに、『名無し』がおそろしいものだってきめつけて、はかいするのはちがう気がしたんだ。」
「……。」
メルモルテ「だから、『名無し』。メルといっしょにいこう。メルがきみの使い手になるよ。」♪アカデミーフェスティバル
メルモルテ「……あれから、もう2年以上経ったんだねぇ。ね~、死神?」
「死神、か。」
「22あるとされる禁術のうちの1つである『名無し』。誰もが私を恐れ、そう呼ぶ中、貴様だけはその名を呼び続ける。」
メルモルテ「うん。むかしよんだえほんに死神がでてきたの。おじいちゃんに安らかな死をあたえた死神……、メルはそれを見て、ひとつの正しい終わりをしったんだ~。」
メルモルテ「だから、きみにもそういうものをあたえられるそんざいになってほしいなって思って、死神ってよぶことにしたんだよ~。」
「……実に人らしく、勝手な考えだ。」
メルモルテ「えへへ~、そうかな~。」
メルモルテ「きみのすがたは使い手であるメルにしかみえないし、こえもきこえない。きみをしることができるのはメルだけだから……。」
メルモルテ「きみとのかんけいを終わらせないために、これからもいろいろとおしえてほしいなあ~。」
「……。」
メルモルテ「あ、見えなくなっちゃった……。もっとおはなししたかったんだけどなあ。」
「あーん! 班長パイセンはっけーん!」
メルモルテ「んんー?」
メルモルテ「あー、みんな~!」
ラハティア「はぁん、満点スマイル最高にまぶしいッスぅ~!」
アルルジーナ「イヒヒ、同意しかない……。」
ソレル「いけませんわ、ハート、クローバー! お気持ちは非常に分かりますが、ここでとろけては目的が遂行できませんわ!」
ソレル「さぁ、スペード! あれを!」
オシェル「ああ、任せてくれ!」
オシェル「は、班長! ど、どうか、これを受け取っていただけませんか!」
オシェル「これと、それからこれも!」
メルモルテ「わぁ、いっぱいだ~!」
プライアル「みんなで選んだお土産ですよ~。仕事の帰り道に、立ち寄った店で買ったんです~。」
メルモルテ「そうなんだ~! えへへ、ありがと~!」
「はわあ!」
プライアル「あらま、結局、崩れ落ちちゃいましたね~。」
ラハティア「さっすが班長パイセンッスぅ~! 仕事の疲れなんてその笑顔で吹き飛んじゃった~!」
オシェル「はああっ、これが尊いということか。」
ソレル「班長の笑顔、しかと心に記憶いたしましたわ。」
アルルジーナ「イヒ、イヒヒ……、私なんかの選んだもので班長がこんなに喜んでくれるなんて……、」
メルモルテ「なんかじゃないよ~! だいすきなみ~んながえらんでくれたたからものだよ~。」
「は、班長!」
プライアル「目がきらきらですね~。まぁ、嬉しい気持ちはわかりますよ。」
メルモルテ「ほんとのことだよ~?」
メルモルテ「みんなはね~、メルのことをみてくれる。メルが禁術の使い手でもなかよくしてくれる。すきだっていってくれる。」
ソレル「それは、当然ですわ!」
オシェル「そうです! こんなにも敬愛する班長を嫌うはずがありません!」
メルモルテ「そうやって、メルにことばもくれるね~。それに、あぶないにんむもすすんでうけてくれる。メルがもっと外に出られればいいんだけど……。」
プライアル「禁術、とくに『名無し』は使い手のその思いにより力を発揮します。」
プライアル「外で刺激を受け『名無し』の力を発動してしまわぬように、班長が長時間の外出を控えているのは、此処にいるみんなが承知しています。」
プライアル「だから、気にしないでください。」
メルモルテ「ありがと~。メルはね、そんなみんながたいせつだから、何かあったらかならずかけつけるよ~!」
メルモルテ「メルが守るから。」
アルルジーナ「班長……。」
メルモルテ「えへへ~、やくそく~!」
「はい!」メルモルテ「くっきー、ちょこれーと、みんなのおみやげどれもおいしかったなあ。それにぬいぐるみももらっちゃった~。」
メルモルテ「あ、そうだ~。死神もさわってみて~? ほら、ふわふわだよぉ~。」
「貴様の振る舞いはこれまで見てきた者とまるで違う。貴様はいつだって私を人のように扱う。」
メルモルテ「それはそうだよ~。だって、死神となかよくなりたいんだもん。」
メルモルテ「フォースートやエース、みんながメルにしてくれたように、メルは死神のことをうけいれたい。」
「……。」
メルモルテ「メルのねがいは、死神や禁術のことをもっとしって、いっしょに生きていくことだから。」
メルモルテ「だからメルは、特別版班長としてここにいるんだよ。」
「……勝手にしろ。」「ガガガ……、」
「ガガガガガー!」♪輝ける場所
ソレル「困りましたわ!」
ラハティア「ほんっと、それ~! 班長パイセンのプレゼントにって思ってぇ~、服屋に入ったのが失敗だったっていうか……、」
ソレル「思えば、班長に似合わない服などありませんでしたわ。……やはり、こうなりましたら!」
ソレル「この店ごと買い取ってしまいましょう!」
ラハティア「さっすが、規模が違う~! でもでも~、どれか1点だけ選ぶなんて無理だもんね~!」
♪絡みつく不穏
プライアル「見つけましたよ1」
ソレル「……! エース? あなたが此処に来たということは……、」
「ええ、禁術絡みです。『正義』と呼ばれる禁術が目覚めました。」
ソレル、ラハティア「……!」
プライアル「『正義』と最も近い位置にいたスペードとクローバーは班長の指示で既に現場に向かっています。」
ソレル「把握いたしました。では、わたくしたちも!」
ラハティア「おっけ~! すぐに向かわなきゃ~!」メルモルテ「……。」
メルモルテ「ハート、ダイヤ、エースが『正義』のところに到着したのをかくにん……、」
「透視魔法か。」
メルモルテ「死神……。」
メルモルテ「……うん。すこしでも、みんなの力になりたいんだ。ここからでも、『正義』のうごきをかんさつすることくらいはできるから。」
「攻撃から守るために作られた自立型の魔道具。それが、禁術『正義』。」
「元は防衛用に作られたものだったらしいが、その力の膨大さ、特殊さにより危険視されるようになった。」
メルモルテ「『正義』は守るためにけっかいをつくりだす。その中はとてもあんぜんで、どんなこうげきもとどかない。だけど……、」
「『正義』の防衛は老いや病といったものも対象になる。その結果、結界内に閉じ込められたものは、そこで永遠を生きることになる。」
メルモルテ「うん。それにとじこめられちゃったひとたちは、だっしゅつふかのうだから。」
メルモルテ「『正義』がかんぜんにめざめるまえに、とめないと……、」
メルモルテ「……!」
「どうした?」
メルモルテ「『正義』がみんなを……! このままだと、もどってこられなくなる……。」
メルモルテ「……。」
「出るのか。」
メルモルテ「うん、転移魔法をつかう。守るってやくそくしたから。」
メルモルテ「だいすきなみんなは、メルが守るの。」♪ここに呪縛を祝福に!
「ガガガガ……!」
プライアル「はぁ、はぁ……、まずいですね……。」
ラハティア「『正義』を止めるために、結界の中に入ったけどぉ……、」
オシェル「結界をこれ以上広がらないように、抑えるので精いっぱいだ。」
プライアル「このままでは、いたずらに我々の力を浪費するだけです。」
プライアル「ここは、それぞれ持ちうる最大限の魔力を『正義』本体にぶつけて、活動を止めるしかないようですね。」
ソレル「ええ。ですが、わたくしたちが攻撃に切り替えた段階で、抑えていた結界は広がってしまいます。」
アルルジーナ「つ、つまり……タイミングは一度きり……、それも、一瞬で決着をつけないといけないってこと?」
オシェル「そうなるな。」
ラハティア「でも、やるっきゃないっしょ!」
プライアル「なら、私が合図します。いきますよ……、」
プライアル「3、2、1……、」
プライアル「今です!」
「はあああっ!」
ラハティア「私たちも、いくよぉ!」
アルルジーナ「わ、わかりましたぁ!」
「ギギギギギッ!」
プライアル「くっ、なんて力……!」
オシェル「怯むな! 私たちを信じて送り出してくれた班長のためにも! 此処に生きる者たちのためにも!」
ソレル「ええ、わたくしたちが引くわけにはいきません!」
「ギギ……、」
ラハティア「……!結界が薄らいだ……?」
「ギギギギギィイイ!」
アルルジーナ「ち、ちがうみ、みたいですよぉ……!」
オシェル「……そうか、私たちの攻撃を防ぐために、結界を作り出す力もまわしているんだ!」
「ギギギギギギ!」
ソレル「このままだとまずいですわっ!」
「だいじょうぶ。」
ラハティア、オシェル「えっ?」
プライアル「……切り札の登場というわけですね。」
♪決意の真相
メルモルテ「よく、もちこたえてくれたね。ありがと、みんな~。」
「は、班長……。」
メルモルテ「こんどはメルのばん。このばを、終わらせるよ。」
プライアル「……。」
プライアル「こうしてはいられませんね。作戦変更です!」
ソレル「ええ。班長、サポートはお任せくださいませ!」
ラハティア「それじゃあ、みんないくよぉ~!」
「了解!」
メルモルテ「禁術『正義』。きみはこわいものからひとを守るために、うみだされた。」
「ギギギ……、」
メルモルテ「そんなきみだからこそ、いっしょにあゆんでいけるほうほうがあるって、メルは思うんだ。」
メルモルテ「だけど、このままじゃいけないから……、」
メルモルテ「死神、メルは禁術とむきあう未来を終わらせないために、このたたかいを終わらせるよ。」
メルモルテ「死神、きみの力をすこしだけ貸してほしい。」
メルモルテ「きみたち禁術とあるせかいのために。」
「……好きにすればいい。」♪アカデミーフェスティバル
プライアル「『正義』の無力化を確認。ひとまず、何とかなりましたね。」
メルモルテ「うん。みんなのおかげだよ~。」
プライアル「『正義』との向き合い方は今後の課題になりそうですね。」
メルモルテ「そうだね~、魔術協会ではなしあってきめていくと思うよ。」
ラハティア「んふふー、はいはーい! 事件解決ということで、戻ったら打ち上げしたいッスぅ~!」
ラハティア「もちろん、班長パイセンも!」
オシェル「班長も!? い、いやしかし……、さすがにお疲れなのでは……、」
メルモルテ「ふふ~、メルはへいきだよ~。」
ソレル「まあ! それでしたら急いでスイーツの準備をしなくては! クローバー手伝ってくださいませ。」
アルルジーナ「イ、イヒヒ……わかりましたぁ。」
メルモルテ「あ、でもそのまえに……、ちょっとだけ、おさんぽしてきていいかな~?」
プライアル「それはもちろん構いませんけど、何かありました?」
メルモルテ「ううん。たくさん力をつかったから、くーるだうんしてくるよ~。」「わざわざ仲間たちと距離を取って、私に何の話だ。」
メルモルテ「死神にはまだちゃんとおれいを言えてなかったから。力をわけてくれてありがと~。」
「……。」
メルモルテ「死神?」
「貴様はこの先もこんなことを続けるのか? 今回はたまたま『正義』の無力化に成功したが、次はそうとは限らない。」
「使い手が暴走状態に陥ったり、より危険な状態の禁術が見つかるかもしれない。それでも貴様はまだ、終わりを望まないのか。」
メルモルテ「のぞまないよ。」
メルモルテ「メルがメルであるかぎり、禁術とむきあうことを終わらせたりはしないんだ。ぜったいに。」
メルモルテ「どんなかなしいことが待っていても、メルは終わらせない道をえらびつづけるよ。」
「……。」
メルモルテ「そして、死神……、きみとももっとなかよくなりたいんだ~。メルはきみをしりたい。」
メルモルテ「きみの使い手になったときからきみも、メルのだいじになったんだよ。」
「変わったやつだ。……終わらせる方が楽なはずなのに。」
メルモルテ「あ~、また消えちゃった。」
「きゅいっ!」
「もう大丈夫だからな。」
メルモルテ「……あれは、モンスターとおにいちゃん?」
ユウ「癒術で落ち着いてくれてよかったよ。突然、飛び出してきた時はびっくりしたけど。」
モノバット「きゅい~!」
ユウ「おわっ!」
メルク「ユウさんの頭に飛び乗ったのです。すっかり仲良しさんなのですよ。」
「ふふ。」
メルク、ユウ「……?」
メルモルテ「あ、おどろかせちゃってごめんね~。モンスターとなかよくするおにいちゃんたちがすてきだなって思って、でてきちゃったの~。」
ユウ「そうだったのか。」
メルモルテ「うん。しゅぞくがちがっても、同じじゃなくても、あゆみよることはできるって……、」
メルモルテ「おにいちゃんたちを見ていると、そう思えたの。だから、ありがと~。」
ユウ「どういたしまして?」
メルモルテ「ふふ、うん!」
メルモルテ「あ、そうだ、なまえまだだったね! メルはメルモルテ。」
メルモルテ「よかったら、おにいちゃんたちのおはなし、きかせてほしいな~。」 - 人間関係
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等