[審眼の女教帝]ヴィアシオン
プロフィール
常夏の国で海軍学校の教官を務める女性。自身も海兵として前線で任務にあたっていた。周囲の人間からは『人の才能を見抜く力がある』と評価され教官になることを決意。
極めて真面目な性格であるが、ある生徒からの告白に思わず動揺してしまう。
「諸君、授業を始めるとしよう!」
- フルネーム:-
- 綴り(一例):Viacyon
- 出身:常夏の国
- 現在地:海軍士官学校
- 性別:女
- 年齢:26
- 職業:海軍士官学校教官
- 武器:暁炎弓
- 趣味:日記
- 性格:まじめ
- 一人称:私
- 実装日:2019年12月6日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:炎
- 武器種:弓矢
- リーチ:中衛
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
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- SD
- 表情差分
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- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
キャラデザがTwitterにあればリンクも貼る?
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ)
ヴィアシオン『天候晴れ。私は今日から、王国の癒術士である主人公そして彼のパートナーである……、』
メルク「……みゅ~?」
ヴィアシオン『この両名との旅を始める。海兵として前線を一度降りた私としては、陸地での冒険を始めることになるとは……、』
メルク「ふむふむ、なるほどなのです~!」
主人公「メルク、何を真剣にさっきから見てるんだ?」
ヴィアシオン「……?」
メルク「みゅみゅ! 日記を書く邪魔をしてしまったのですよ、ごめんなさいなのです……。」
ヴィアシオン「ふふ……。構わんさ、気になるのか?」
メルク「日記を書くヴィアシオンさんが、とても楽しそうだったので気になったのですよ~!」
ヴィアシオン「普段書いていることは日々の出来事だ。今日はふたりと旅を始める大事な日だからな、それについて思ったことや、感じたことを書いていた。」
ヴィアシオン「日記を読み返すことで、過去を振り返れる。そうすることが未来への指標にもなるからな。だから欠かさずにその時の想いを書くようにしているのだ。」
主人公「未来への指標……?」
ヴィアシオン「ああ。私は以前、海兵として海と町の治安を守っていた。だが、今は海軍学校で教官をしている。」
ヴィアシオン「私が海兵から海軍学校の教官になろうと決めたのは、この日記を読み返したからさ。」
メルク「日記を読み返してそう思ったのですよ?」
ヴィアシオン「……この日の日記だ。」
ヴィアシオン「『天候雨。辺境の町に海賊が現れたとの一報を受け、私たち海軍は向かった。』」
ヴィアシオン「『しかし、海賊はすでに追い払われた後だった。事情を聴くと、町には自警団を名乗る者たちがおり、その者たちが町を守り海賊と戦ったという。』」
ヴィアシオン「『私はその自警団をまとめている銀髪の女性に会い、話を聞くことにした。』」
ヴィアシオン「私は彼女の話を聞き、その正義感に裏打ちされた強さを感じ、どうにか海軍に入隊させようとあの手この手を打ったのだ。」
ヴィアシオン「……それから彼女はいくつもの武功をたて、今では佐官の最上位である、大佐の地位にまで上り詰めたのだよ。」
主人公「す、すごいですね……!」
メルク「みゅ~!」
メルク「その方もすごいのですが、一度話しただけで才能を見抜けるなんて、ヴィアシオンさんもすごいのですよ!」
主人公「たしかにそうだよな。ヴィアシオンさんはその人の才能を見抜いていたんだな。」
ヴィアシオン「それなんだよ。」
主人公「え?」
ヴィアシオン「その後も、戦闘でミスする者にアドバイスしてはその者たちが、苦手を克服していくことが何度かあった。」
ヴィアシオン「次第に周囲の人たちから私は、『人を見る目がある』と言われるようになった。」
ヴィアシオン「それで教官になろうと思ったんですね。」
ヴィアシオン「もともと。私ひとりが鍛錬し強くなっても海軍に還元できる強さには限界があると考えていた。」
ヴィアシオン「海軍全体の底上げをするためには、強い指揮官になるか、あるいは個々を強く育てる教官になるべきだと思った。」
ヴィアシオン「長年書き続けてきた日記を読み返したとき、私は教官に進むべきだと感じたのさ。」
メルク「みゅ~! 未来への指標とはそのことなのですよ!」
ヴィアシオン「ああ、そういうことだ。」
メルク「すごいのですよ。ヴィアシオンさんは、どのくらい日記を書かれているのです?」
ヴィアシオン「そうだな。……私はかれこれ20年間ほど続けている。しかし……、」
主人公「ヴィアシオンさん……?」
ヴィアシオン「一日だけ日記を書くことを忘れた日があった。私としたことが、あまりに動揺してしまって、その一日だけ日記を書き忘れたのだ。」
主人公「ヴィアシオンさんが動揺……? なんだか、想像つかないです。何があっても動じなさそうに見えるのに……。」
メルク「とっても気になるのですよ!」
ヴィアシオン「……私がクラスを受け持ち、数か月が経ったころだ。これが日記を書き忘れた翌日のものだ……、」<回想:ヴィアシオンの日記>
ヴィアシオン『天候晴れ。昨日は動揺のあまり、20年間休まず書いた日記を忘れてしまった。私としたことが情けない。』
ヴィアシオン『何があったのか、冷静に書き記すことで今後の対応を考えたい。』
ヴィアシオン『受け持ちの生徒。ラージャについてだ。前任の教官からは、彼について学業成績、生活態度ともに不良との申し送りがあった。』
ヴィアシオン『そして昨日は、そのラージャに話があると呼ばれたのだ。』ラージャ「……あの、えっと。」
ヴィアシオン(前任の教官からの申し送りとは違い、遅刻もしなければ授業態度も真面目だ。だが、この様子は何か悩みがありそうだな……)
ヴィアシオン「……緊張することはない。悩みがあるなら、いくらでも話を聞こう。」
ラージャ「……いや、ちがうんです。オレ、教官のことが好きです、すごく。」
ヴィアシオン「……?」ヴィアシオン『私は落ち着くようにラージャを諭し、解放後、軍立図書館に赴き青少年の心理についての本を片っ端から借り、事態の整理に努めた。』
メルク「それが、日記を書くのを忘れた日だったのですよ!」
ヴィアシオン「ああ。本を読み、対策について考えているうちに日記を書くのを忘れてし……、」
メルク「ちょ、ちょっと待つのです~!」
ヴィアシオン「ど、どうした……? 突然大声を出して。」
メルク「日記を書き忘れた理由よりも今は、ラージャさんに告白されたことの方が、私は気になるのですよ!」
ヴィアシオン「……そ、そうか。」
主人公「すごいぞメルク! ヴィアシオンさんを圧倒している……!」
メルク「その生徒さんからの告白を『諭した』について詳しく聞きたいのです!」
ヴィアシオン「ああ……、少し時間を置けば気持ちが落ちつくから待て……、と。」
メルク「ヴィアシオンさんは、本当にそう思っているのですよ?」
ヴィアシオン「とっさの事で確信がないままその時は答えたが、その後いくつか本を読んで確信した。」
ヴィアシオン「思春期特有の憧れを、恋慕と誤認したのだ。時期が過ぎれば、その勘違いも治まるだろう。」
主人公「そういう、ものなんですかね?」
メルク「みゅみゅ! ヴィアシオンさん、時期が過ぎても生徒さんの気持ちが変わらなかったらどうするのです?」
ヴィアシオン「ふふ……。メルクは面白いことを言うな。」
ヴィアシオン「そうだな……、10年も気持ちが変わらないならば、勘違いも本物だと思ってもいいだろう。」
メルク(みゅみゅ~。これはなかなか険しい片思いなのですよ。私はラージャさんを応援するのですよ……!)
主人公(……)
ヴィアシオン「しかし、20年欠かさなかった日記を生徒相手に動揺して書き忘れてしまってな。」
ヴィアシオン「こんなことでは教官は務まらない。生徒を指導すべき私は、教官としても今よりも成長せねば生徒たちへ示しがつかないからな。」
ヴィアシオン「それが、長期休暇にあわせて、主人公やメルクの旅に同行する目的だ。」
主人公「なんだか、ヴィアシオンさんと旅をしたら俺も成長できる気がします。」
ヴィアシオン「ああ、共に切磋琢磨しあい、良い旅にしよう!」
主人公「はい、よろしくお願いします!」
ヴィアシオン「まずは、日の出とともに起床。ランニングを10キロ腕立て、腹筋、スクワットを各100回から日々のトレーニングとしよう!」
主人公「……!」
ヴィアシオン「主人公、返事はどうした?」
主人公「は……、はい……。」
メルク「主人公さん、さっきの返事とは打って変わって心がまったく籠っていない返事なのですよ……。」
ヴィアシオン「私は厳しいぞ。ついてこい。主人公!」 - 人間関係
エストレシア:彼女を海軍に導いた張本人。
ラージャ:指導している生徒。
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等