ヴィルベル

Last-modified: 2023-10-22 (日) 23:38:22

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砲台上の酒豪(ほうだいじょうのしゅごう)]ヴィルベル

 

プロフィール

 常夏の国の美しき酔っ払い。三度の飯よりお酒が好きで、何か頼み事をするときにはお酒を献上しないと聞いてくれない。
 そのうえ、お酒が気に入らないと機嫌を損ねてしまう。

 

「ウフフ、お酒は持ってきてくれた?」

 
  • フルネーム:-
  • 綴り(一例):Vilbell
  • 出身:常夏の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:23歳
  • 職業:ガンナー
  • 武器:大砲
  • 趣味:航海、酒
  • 性格:だいたん
  • 一人称:私
  • 実装日:2014年1月31日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:炎
  • 武器種:銃弾
  • リーチ:後衛
     

容姿

  • 背景なし

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  • 立ち絵

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  • SD

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    攻撃モーション
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    GIF
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  • 表情差分

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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

キャラデザがTwitterにあればリンクも貼る?

詳細

  • 名前の由来
    わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止のため、折りたたみ)

    ユウ「ヴィ、ヴィルベルさん、これを……。」
    ヴィルベル「やーん、これなかなか手に入らないお酒なのよねえ!ボーヤのくせにわかってるじゃあない。」
    ユウ「あ、えっと、ヴィルベルさんになにか頼むときはいいお酒がいるって聞いたので……。」
    ヴィルベル「アハ、そのとおりよ。仲間になってほしいんだっけ?これだけじゃビミョーなトコだけど……、」
    ヴィルベル「ま、ボーヤの将来性に期待しとくわ。お酒の目利きはできるみたいだし?」
    ユウ(よ、よかったあああ!酒が気に入らないと大変なことになるって言われてたんだよな……。)

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
    ユニットストーリー
    きざくら
    リン
    カナロア
    ジェネル
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等
     

紹介

 

☆4 ver

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永久を泳ぐ愛(とわをおよぐあい)]ヴィルベル

 

プロフィール

 幼少期に着ていたような純白のドレスと、炎を纏うレイピアは、海賊という素性を隠してバカンスを楽しむためのもの。しかし、恋人に『海でも陸でも映える』と言われてからは着る頻度が増えたようだ。
 その姿は、海上で恋人と笑いあう様子と共にまことしやかな伝承となっていくのだった。

 

「あなたと一緒に生きていくわ」

 
  • 出身:常夏の国
    • 現在地:
  • 性別:女
  • 年齢:23歳
  • 職業:海賊
  • 武器:レイピア
  • 趣味:酒、航海
  • 性格:だいたん
  • 実装日:2021年8月13日
     

ユニット情報

  • レア:☆4
  • 属性:炎
  • 武器種:突撃
  • リーチ:前衛

容姿 

  • 背景なし

Vilbell_4.2.jpg

  • 立ち絵

    Vilbell_s.jpg
    帽子オフ
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  • SD

    Vilbell_sd_4.1.jpg
    攻撃モーション
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    撤退時
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    GIF
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  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
       

イラスト・Twitterへのリンク
ユニットイラスト

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  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み。常夏4th読了後を強く推奨します)

<常夏の国・船上>
「ふわぁ……。」
ヴィルベル「ん……。やだ、寝すぎたかしら。」
カナロア「……。」
ヴィルベル「……。」
ヴィルベル(パンとジュースでも、用意しとこうかしら。この前は世話を焼かれたし)
ヴィルベル(朝は飲まないわよね、こいつ。私くらい、分かりやすい好物でも作っておけばいいのに)
ヴィルベル(カナロアって、飲むのも食べるのも私がそうしてるのを見るのが一番好きだって言うんだもの)
「ヴィルベル……、」
カナロア「具合、どう?」
カナロア「昨日までしばらく、海から離れてたんだ。海入って、眠って、治ったならいいけど……、」
ヴィルベル「今の私、調子悪そうに見える?」
ヴィルベル「昨日、素敵な夢を見られたの。あなたのおかげね。」
カナロア「……。」
カナロア「俺も同じだよ。お前の傍にいたから、いい夢が見られた。」
ヴィルベル「聞かせてもらってもいい? パンとジュースでも軽く入れながら。」

 

♪永遠の恋人たちみたいに
カナロア「俺、昏い海が好きなんだ。」
カナロア「でも、お前の隣も同じくらい居心地がいいな。傍にいるだけで満たされる。飲み比べした夜、お前と浜で眠ったみたいに。」
カナロア「あの時は、あれが最後になると思ってた。だから理屈付けて、駄々をこねたつもりだったよ。」
ヴィルベル「……。」
カナロア「でも、最後じゃなかったんだ。」
カナロア「困っちまうなァ。何もしなくても、心地よくて、満たされてる。」
ヴィルベル「困るところなんて、特になさそうだけど。」
カナロア「もっと、気の利いたことしたいのさ。」
カナロア「ただ生きてるだけが、悪いってわけじゃないけど。色気ねェだろ……、そんなの。」
カナロア「は~ぁ……。」
ヴィルベル「溜息なんて吐くほど考え込んでたの?」
カナロア「お前に訊きたくなかったんだ。」
ヴィルベル「格好つけたがるのねえ。」
カナロア「何がおかしい? お前のこと、好きなんだぜ。」
ヴィルベル「あなたって、そういうことはあっさり言うのよね。」
カナロア「隠しててほしい?」
ヴィルベル「いいえ。」
ヴィルベル「じゃ、困ってるあなたのために気の利いた真似を一つ、教えてあげる。」
カナロア「うん。」
ヴィルベル「私をあなたの故郷へ連れて行くの。」
ヴィルベル「レストランで話してたじゃない。海の底にあるんでしょう?」
ヴィルベル「あなたを追いかけるときに、ジェネルの相棒の中から影を遠目に見たけど、あの時は観光する暇なんてなかったしね。」
カナロア「何するんだよ。アドベンチャラーに鞍替えして、宝探し?」
ヴィルベル「あなたを連れて、そんな野暮な真似しないわよ。」
ヴィルベル「まだ、話してなかったわね。私の見た夢。」

 

「夜の海に落ちる夢。そこで、見たこともない都市を見つける夢。」

 

「お伽噺でしか見ないような都市だったわ。夜の海に差す月みたいに、惹きつけられずにはいられない街だった。」
「そこに、怪物が棲んでいたの。見上げるほど大きくて、言葉も通じない、眩い鱗で着飾った異形の何か。」
「けれど、その怪物は気が良くて私の手を引いて泳いでくれたり、美しい歌を聞かせてくれたりしたわ。」
「楽しい時間だったの。陸に帰る時を、先送りしたくなるくらい。」

 

「彼の鱗に触れようとしたのよ。陸のどんな宝石よりも綺麗だったから。」
「彼は私を許してくれる代わりに、私の髪をそっと撫でたわ。」
「綺麗で、見惚れたからって。私を傷つけないように、そっと触れるのよ。」
「陸にもこんなに素敵なものがあるなんて、知らなかったな、って。」

 

「だから、言ったの。今度は私が、陸を案内するわって。」

 

「あなたが私にしてくれたように、私もあなたに、幸せだって感じてほしかったから。」

 

「あなたの手を引いて、陸を裸足で駆けたり日差しの下で寄り添ったり、仲のいい連中と馬鹿騒ぎしたり。」

 

ヴィルベル「そんな何でもない生を、もし叶うなら、私の傍で。」
ヴィルベル「幸せだって思ってほしいってね。」

 

<紹介所にて>

ユウ「ただいま帰りましたー。」
紹介所のお姉さん「ユウくん、ヴィルベルちゃん、お疲れ様。無事モンスターは癒せた?」
ユウ「はい、ヴィルベルさんのおかげで。」
ヴィルベル「ウフフ、ボーヤは褒め上手ねえ。」
紹介所のお姉さん「そ、そう。」
紹介所のお姉さん「さっそくボトルを開けてるヴィルベルちゃんのおかげで……。」
ユウ「あっ! もう飲んでる!」
ヴィルベル「ぷはーっ! 一仕事終えてのお酒は、どこでも美味しいわねえ。」
ヴィルベル「ボーヤについてきて正解だったわあ。だって、王国の美しいお酒がいくらでも手に入るんだもの!」
ユウ「王国のお酒を飲みたいから来たって、嘘じゃなかったんですね……。」
ヴィルベル「ええ。でも、ただお酒だけ飲んで帰るつもりじゃないわよ?」
ヴィルベル「あなたたちと契約したのは、もちろん、ライラニカイ島でのお礼のためなんだから。」
ユウ「ありがとうございます。」
ユウ「でも、常夏の国を離れて大丈夫だったんですか? ヴィルベルさんは……、」
ヴィルベル「海水は船に積んで持ってきたから、陸でも心配要らないわ。カナロアを心配させたくもないし。」
ヴィルベル「今までも長い間、あいつと一緒に過ごしてたと思ってた。でも、これからはもっと長い時間を共にすることになるわ。添い遂げるんですものね。」
ヴィルベル「だから毎日、心のまま楽しく過ごしていたいのよ。この王国旅行も、きっとその一つになると思うの。」
ヴィルベル「この世界をお酒を飲みながら遊んで回るとしたら……、アハ、楽しみねえ。」
ユウ「……。」
ヴィルベル「ウフフ。そういうわけだから、私、今日はそろそろお暇させてもらうわ?」
ユウ「あっ。ヴィルベルさん、今日は夜に予定があるんでしたね。」
ユウ「この辺りの店とかって、大丈夫ですか? どこかに行くなら、俺が案内しますけど……。」
ヴィルベル「ご親切にありがとう。でも、大丈夫。」
ヴィルベル「ボーヤ、もっと大きくなったらそんな野暮は言っちゃダメよ?」
ユウ「えっ?」
ヴィルベル「ウフフ、それじゃあね。」

 

<酒場>
ヴィルベル「……。」

 

<回想・深海の旧い都市>
♪永遠の恋人たちみたいに
カナロア「この窓、宝石で洒落た飾りになってるだろう。この堂を儀式だとか、婚儀だとかに使ってたんだ。」
カナロア「でも、年若い連中は夜中この堂に忍び入って、昼間話してる暇のない、くだらない話をしてた。」
カナロア「一時でいいから、恋仲の娘とここで過ごしたいってさ。」
カナロア「昔そう言ったって、思い出したんだ。」
カナロア「贅沢だよなァ。大昔の、夢でも何でもない戯言を叶えてもらったよ。」
カナロア「こんなにいい思いができたなら、次はお前と、何すりゃいいのかなァ……。」
カナロア「久しく……、忘れてた。生きていることに、飽かないってことを。」
カナロア「好きな奴と、心を通わせてる生がこんなに愛しいってさ。」

 

ヴィルベル(待っている時間まで悪くないって思えるのは、相手があいつだからね)
ヴィルベル(だって。酔って、浮かれて、いい気分になるのはあいつと一緒がいいんだもの)

 
 

備考

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