ここでは宇宙への到達方法を教えます。
機体設計
TWR
機体重量がエンジン推力を上回っていると、当然飛ばないぞ。
あまりに時間をかけて加速すると損失が大きくなるので、エンジン推力は機体重量の1.5倍程度以上にしよう。
ΔV
カービン(Kerbin)低軌道(80km)に投入するためには3400m/s程度必要とされる。(地球の約1/3)
初心者が効率の悪い軌道で投入しようとするともっと必要になるが、それでも4000m/sもあれば十分である。
姿勢制御
姿勢を制御するパーツがついていないと正しい方向には飛んでいかない。
機体後部に動翼をつける、メインエンジンは推力偏向(ジンバル)付きのものを使うなどで対応しよう。
打ち上げ
やぁ。久しぶりだね。ヴェルナー・フォン・カーマンだ。
今から打ち上げだ。
だが、まずは打ち上げるためにVABから発射台に行かなくてはならない。
発射台に行くには右下の打ち上げと書かれたボタンを押してほしい。
さてと、ここが発射台だ。
まず打ち上げ前にについて説明させてもらおうか。
ここに写ってるのがこれから使用していく主な機器だ。
左にある大きなものが姿勢指示器と各種装置だ。一個ずつ解説していこう。
①は軌道速度計だ。左クリックすることで対地速度も表示できる。
②は高度計だ。地表面と海抜で変えることができる。
③は垂直速度計だ。垂直の方向にどこくらいの速度で動いてるのかを示すんだ。航空機とかにもよく使われているな。
④は姿勢指示器と姿勢制御装置だ。これは詳しく説明すると長くなるので、姿勢指示機の項を参照するといい。
⑤はナビボールだ。機体の角度と各種方向を確認できる。
⑥は軌道情報だ。AP(遠点)とPE(近点)の高度を確認できる。
⑦はSAS(姿勢安定装置)とRCS(姿勢安定補助装置)のスイッチだ。左クリックで起動、停止ができる。
⑧はSASのモードを指定する欄だ。マニューバー方向とターゲット方向にモードを変えることができる。
さぁさっき作った機体の打ち上げだ。
まだ作ってない?なら機体建造ガイドまで戻ってくれ。
キーボードのzキー、もしくはSHIFTキーを押してスロットルをあげよう。
これで準備よし。
そしてステージを起動しよう。スペースキーを押すか、右下にある「GO」と書かれたボタンを押してくれ。直にカウントダウンがなされ、発射するだろう。
弾道飛行
さぁ打ち上げたあとは機体を少しづつ傾けていこう
1000mごとに5度が目安だ。
すると途中で機体が赤く輝き始めるかもしれない。
まぁ、今はアップデートされてないから空力加熱のシステムが無いんだがな...
(2023年12月のアップデートで空力加熱が実装されました)
大丈夫だ。
これは断熱圧縮と言ってエネルギーの密度が上がることで起きる現象だ。
別に君のロケットが欠陥なわけではない。
おっと、話しているうちに固体燃料ブースターが燃焼停止したようだ。
スペースキー、もしくは右下のボタンを押して分離してくれ。
さて、もうそろそろ宇宙につくようだ。
マップを確認してくれ。
高度が約75kmを超えたら宇宙到達だ。
おめでとう。
それではこのまま弾道飛行を続ける人は
再突入の項に飛ばしてくれ。
周回軌道
さぁ、宇宙には入ったがこのままではいつか地表に激突してしまう。それだけはなんとしても避けたいな。
ということで、カービンの周回軌道に入り、周りをぐるぐる回るようにしよう。
周回軌道の乗り方は主に2種類ある。
それぞれ好きな方を使ってほしい。
マニューバ使用
この方法ではマニューバを使う。
だから、まだ使い方がわからない人は、マニューバで詳しく説明しているから
先にそちらを見ておいてほしい。
マニューバを使うと正確な軌道に乗せることができるのだが、
時間がかかるのが欠点だ。
初心者にはこちらをおすすめする。
さて、まずはマップを出してAP(遠点)の所を左クリックしてくれ。
マニューバ不使用
この方式は、マニューバを使わず、(経験と勘を頼りに)到達する方法だ
まぁ、方法と言ってよいのかはわからないが
手間もかからず、燃料を節約できるが、
カービン離脱の軌道に入ったところで燃料が尽きただと?大丈夫、我々はおやつだけで何年も生き延びることが出来る