マリア

Last-modified: 2011-09-21 (水) 21:09:31

教会の前に捨てられていた子ども。
小説では、外見は10歳未満。
もともと心臓が弱かったらしい。
それが、ベルフェンディータにより《邪悪を憎む心臓》《邪悪を吹き飛ばす翼》を移植させられ、人造の(コピーの)聖女になる。
前者は《ジャッジメント》のコアでもある。
これがジャッジメント・リュフティのものかは不明。
翼は「聖刻」として、普段は刺青のようになっているが、ウェンディとの同調で発現する。
後に残りの3つの道具も装備する。
これらは南方でベルフェンディータが回収した。

ベルフェンディータによって自我を押さえ込まれ、《ジャッジメント》となるが、
ウェンディの助けで自我を取り戻す。
その後、《太陽王》の祭壇と伝えられる聖エルドの墓で死亡するが、
封印されたイエルウェンディを解放し、《太陽王》によってその魂は天に上げられる。

召喚術師としての《マリア》は、後世の聖エルド教会が彼女と同様の実験を施したもので、
小説のマリアとは別人である。


マリア・チェトケル。
イエルウェンディの娘、エルリクの義理の妹。
ベルフェンディータが封印された時、その魂がウェンディにもぐりこみ、
マリアの魂の半分を占めている。
そのためか、緊張すると人間以外の生物に好かれる「魔物フェロモン」を放出する。
六門世界RPGでのクラスはウォリアー/サモナー。

短編集では、エルリクとの年齢差が16歳と書かれていたが、そうするとエルリクの修行時代にマリアが登場できないこと、またエルリク編の最後にラフィとルーシィが生まれていたことと矛盾するため、10歳のときにディムズベル孤児院から一時脱出したという(エルリク編最終話の事件)ガルドの証言と、短編集で18年前に空中庭園が落下したというマリアの証言に基づいています。

15歳の時、12歳の双子の弟のラーフィとルーシィが自分よりも先に召喚術に成功したことにショックを受け、
サザン大学院で学ぶべく、家出同然に旅立つ。
しかし、入学に失敗し、1年間傭兵として学資を蓄えていた。
この時、マリアノ・チェレンコフという偽名を使っていた。

16歳の時、ベアーデたちに雇われて邪教徒と戦うが、その時に封印されていたフレイムと出会い、事故により爆発、蘇生時にお互いの魂が混ざってしまった。
優先的に蘇生される代わりに、エンジェルネストに入隊することになる。
蘇生時に、右手に炎、翼のようなあざが出来たため、包帯などで隠している。
このあざはフレイムとつながりが強まると濃くなる。

エンジェルネストに入隊してからは破壊魔と恐れられ、アルカンシエルを捕まえようとするときも、盗みよりも彼女の破壊の方が大きな被害となることもある。
また、この時アルカンシエル捕獲のため、大学院の高等部召喚科の1年生に編入した。
そこでシャルロッテやエイダ、コリンたちと出会い、技術を磨く。

のちに第2小隊の小隊長になる。

最初は《サラマンダー》のバーニィしか召喚できなかったが、《ホムンクルス・デルヴィス》ナナ、ファントム・ビーストのガオも召喚できるようになる。
最終的に、自分の魂の半分を使ってフレイムに体を与えて召喚できるようになったが、
魂を共有している事態は変わらなかった。