高科支社/ニコ鉄阿高本線

Last-modified: 2011-07-04 (月) 06:11:53

阿高本線

  • 管轄:ニコニコ鉄道高科支社
  • 軌間:恐らく1067mm
  • 駅数:21(起終点含む)
  • 複線区間:全区間
  • 電化区間:全区間
  • 閉塞保安方式:
    • 二俣町~青木町:車内信号閉塞式(ATC)
    • 青木町~島宮:複線自動閉塞式(ATS-P)
  • 運転指令所
    • 大物向原総合司令所

概要

高科支社が所有する「本線」の片方であり、阿高市の「阿」の地域と「高」の地域を結ぶ事を目的として、建設された路線である。
路線の経緯上、沿線に点在する都市同士を速く結ぶ優等種別の方が多く設定されており、二俣町駅~戸上北駅については各駅停車も1時間に1本確保されているが、戸上北より先は優等種別が1時間あたり2~3本に対し、各駅停車は1時間あたり0.5本しか設定されていない。(いづれも#09時点)

二俣町~青木町間

立地上、地下駅となっている二俣町駅を出発すると、高科本線と離れて引き続き地下を進み、名鎌田町駅に到着する。
古くは当駅周辺が鎌の名産地として名を馳せていた時代もあったらしいが、現在では二俣町~戸上北周辺の中規模ビジネス地区の一角となっている。

名鎌田町駅を出ると上り勾配の先に戸上北駅が存在するが、この付近は二俣町周辺よりも1段高いところに位置しているため、引き続き地下駅となっている。
なお阿高本線では、名鎌田町と戸上北の両駅にホームドアが設置されており、その関係で青木町までは閉塞保安方式がATCとなっている。
当初は戸上北駅に阿高特快を停車させ、当駅より先をATS-Pとする案もあったが、阿高特快の運用に就いている117系が2ドアのため当駅に停車できず、そのために二俣町の次の停車駅であり、特急ミルフィーユ以外の全列車が停車する青木町までをまとめてATC化された経緯がある。
もっとも、たとえ117系を3ドアの他形式に置き換えたとしても、阿高特快の停車駅に格上げされる可能性は、現状の駅利用状況では無いらしい。
117系を3ドアに置き換えるどころか、高科#12にて811系(3ドア)が185系(2ドア)に置き換えられたため、戸上北駅が阿高特快の停車駅に格上げされる可能性は、ほぼ無くなった。

戸上北駅の先で地下区間から地上区間となり、その先に河堀口駅がある。
当駅は8両分の有効長が確保されている(=通る電車は全て停車可能)が各駅停車しか停車せず、近くに芳槻電鉄の芳鉄河堀口駅および戸上元町駅があり、有効本数はそちらのほうが多い上に当駅と両駅を経由する路線バスが走っているため、当駅を利用する人は両駅に比べてまばらである。

河堀口駅の先のトンネルを抜けると、車庫所在駅である青木町駅に到着する。
高科#08にて、当駅から有月峡に延伸されるまでは長らく終点であったが、配線上、駅から車庫に入るためには駅の先の留置線で折り返す必要があり、入庫車両と出庫車両がタイミングを見計らって交差する様子がホームから見れるなど、大きなお友達には人気の高い駅であった。
高科♮18にて相武開発鉄道との直通運転開始に伴い新設された夜行列車が、深夜2時前後に上下とも当駅をほぼ同時発着するダイヤとなったことで、再び大きなお友達からの人気が高まりつつあるらしい。

青木町~有月峡間

青木町駅から先は#08動画にて延伸された区間である。
青木町を出ると、右手に留置線を見ながら高度を上げ、芳槻電鉄の留置線と最接近した位置に高架の梶取駅がある。
当初の予定では6連対応で設置される計画であったが、工事直前に芳槻電鉄が留置線を1線拡張したため場所を確保できず、急遽4連までの対応となった駅である。
そのため、各駅の利用状況および運用上の都合も相まって、阿高本線を走る各駅停車は4連以下に限定されている。

梶取駅の先で線路は地上に降り、阿高快速も停車する伊佐木駅に到着する。
一定の利用客増加が見られる当駅は高架化計画があり、高架化と同時に2面3線化も検討されているが、#10現在では引き続き調査中となっている。

次の能登堅田駅、およびさらに先の飛頭駅は駅名決定に一悶着あったことで知られている。
能登堅田駅に関しては、周辺地主の能登川氏と堅田氏による壮絶な誘致合戦が繰り広げられ、最終的に間を取って能登堅田駅が設置された。
飛頭駅の場合は少し違い、周辺地主の飛頭(ひがしら)氏が、とある音楽ユニット(B'z)の大ファンであり、その影響で駅名を「ひーず」にするよう強く求めていたが、「ひがしら」駅として設置を考えていたニコ鉄側が譲歩し、「間」を取って「ひず」駅に落ち着いた。

高科#08の時点では、有月峡から先は山が立ちはだかっており難工事が予想されたため、ひとまず有月峡までの暫定開業となっていた。
当駅で各駅停車は運用が分離されており、ここまでは817系4両・ここから先の登山区間には165系3両が充当されている。
この有月峡駅には、阿高特快が延長運転を開始する際の停車が計画されているが、阿高特快が#10現在811系8両または117系8両での運用に対し、当駅が6両までしか対応していないことから、車両置き換えかホーム延伸のどちらかが実施されるまでは、延長運転開始後も当駅を通過すると思われる。
高科#12にて、阿高特快の車両置き換えおよびホーム延伸が行われ、晴れて阿高特快の停車駅に格上げとなった。

有月峡~入瀬間

有月峡を出ると橋を渡ってトンネルに入り、トンネル内でループ線を通りながら高度を上げる区間となっている。
実際、有月峡駅のホームから阿高神宮方面を見るとかなり上の方に線路が見え、初めて訪れる乗客の中には、目の前の線路と上の方に見える線路の2つが同一路線であることに驚く者もいるとか。
また、この「上の方」の線路を走行時には、眼下に広がる風光明媚な渓谷を撮ろうとする乗客も多い。

有月峡駅と阿高神宮駅の間には阿高口駅が設置されているが、各駅停車が2時間に1本停車するのみであり、利用客はさほど多くない。
阿高神宮駅は、その名のとおり阿高神宮への最寄駅であり全列車が停車するが、阿高神宮の本堂へは、ここからさらに阿高参詣鉄道線に乗り換える必要がある。
当駅まで延伸した時点で、この阿高参詣鉄道線との直通も計画されたが、軌間や建築限界などが大きく異なるため大改造が必要であり、莫大な工費を償却するほどの収益が見込めないことから、阿高本線の駅をなるべく阿高参詣鉄道線の駅に近づけ、乗り換えが容易となるように設計されている。

阿高神宮から先は一転して山をくだり、トンネルを抜けるとすぐに三滝砂嘴町駅となる。
阿高快速は当駅どまりとなっているが、高科空港からやってくる阿高快速は、当駅で入瀬行きの各駅停車に連絡しており、また1駅前の阿高神宮にて阿高快特にも乗り換えが可能であるため、さほど不便ではない。

三滝砂嘴町の先で高度を一段落とし、カーブの先に各駅停車のみが停車する大江道場駅がある。
この駅は高科奈桜の高校時代の同級生である、大江和那の最寄駅…のはずであるが、実際には1駅前の三滝砂嘴町からのほうが近い。

大江道場駅の先で右手に神社をみながら橋を渡ると、波久礼神社の最寄駅である波久礼峡駅に到着する。
本来は阿高特快が当駅を終点とするはずであったが、いろいろあって次の入瀬までの運転となっている。
♮18にて相武開発鉄道との直通運転開始に伴い、阿高特快は早朝・深夜を除いて当駅で折り返す事となったが、入瀬方面へは快速または各駅停車に対面接続で乗り換えられるダイヤとなっているため、利便性は損なわれていない。
なお、波久礼神社および巫女の波久礼霊夢はどこかでよく見かける神社/巫女と同じ読み方であるが、あくまでもオマージュでありインスパイアであって無関係である。

波久礼峡の先で再び橋を渡る頃には、左手に入瀬の車庫・正面に入瀬周辺の町並みを見つつ、右前方に見える入瀬駅へと到着する。
入瀬駅からは支線の分岐が予定されており、その関係で当駅の阿高神宮側の配線が少々複雑になっている。

#16

入瀬~島宮間

この区間は♮18にて、相武開発鉄道との直通運転を開始するにあたり、新設された区間である。
入瀬を出るとすぐに左右へ急カーブを描き、芳鉄本線阿久比駅と川を挟んだ反対側に位置する場所に、朝夕のラッシュ時には特急クラフティーも停車する本阿久比駅があり、その先でさらに右へ急カーブすると、鉄道博物館の最寄駅である鉄道博物館駅がある。
元々の計画では入瀬から左右に大きくカーブすることなく直進し、山肌に沿うルートとなるはずであったが、入瀬駅よりもより一層「阿久比の中心地」へのアクセス改善を図った結果、このように四角形の三辺を通るようなルートとなっている。

鉄道博物館駅を出るとすぐに「本来の計画ルート」に戻るべく左へ急カーブし、トンネルを抜けた先に湯川駅がある。
相武地区の南東の外れに位置しているため利用客はそれほど多くはないが、上り線(島宮方面)には退避設備があり頻繁に追い越しが行われている。

湯川駅を出て島宮周辺の市街地に差し掛かり、正面に島宮車庫が見えてくる位置に存在する南島宮駅は、鉄道の開通により住宅や大学の建設が進むなど新たな賑わいを見せている。

南島宮駅の先で左にカーブし、右手から島宮遊園方面への線路が近づいてくると、相武地区第二の都市である島宮駅となる。
かつて芳槻電鉄線との乗り換え特需で混雑した当駅は、現在では阿高市と琴姫市をつなぐ拠点駅として多くの乗客を捌いている。

歴史

  • #03 二俣町~青木町間が開業
  • #08 有月峡まで延伸・特急ミルフィーユ・特急クラフティー・阿高特快・阿高快速が運行開始
  • #09 阿高神宮まで延伸
  • #12 三滝砂嘴町まで延伸
  • #13 入瀬まで延伸
  • ♮18 島宮まで延伸・相武開発鉄道と直通運転開始・特急ミルフィーユ特急トライアングルへと発展的廃止・快速の運行開始

駅(♮18現在)

駅名読み特急△特急C阿高
特快
阿高
快速
快速各駅
停車
元ネタ・備考
島宮しまみや  琴原・島宮線?と相互直通運転
琴姫市営地下鉄線・芳槻電鉄線乗り換え
南島宮みなみしまみや
湯川ゆかわ成田湯川(京成電鉄・成田空港線/高科#17での実写パートのロケ地
ここまで相武マップ
鉄道博物館てつどうはくぶつかんここから高科マップ
「鉄道博物館」最寄駅
本阿久比ほんあくび芳鉄線 阿久比駅は川を挟んだ向かい側
入瀬いりせ奥入瀬線乗り換え
波久礼峡はくれいきょう博麗神社(本家)
博麗神社(霧雨支社>博美線
博麗町(巡音支社>御三線
はぐれ(秩父鉄道・秩父本線)
「波久礼神社」最寄駅
大江道場おおえどうじょう 「大江道場」へは三滝砂嘴町駅のほうが近い
三滝砂嘴町みたきさしまち「大江道場」へは当駅のほうが近い
阿高神宮あたかじんぐう「阿高神宮」最寄駅
阿高参詣鉄道線乗り換え
阿高口あたかぐち
有月峡ありづききょう
飛頭ひずB'z
能登堅田のとかただ能登川(JR西・琵琶湖線)
堅田(かたた/JR西・湖西線)
伊佐木いさき
梶取かんどり
青木町あおきちょう芳槻電鉄線乗り換え(芳鉄青木町駅)
おおぎ(阪神電鉄本線)
河堀口かわほりぐちこぼれぐち(近鉄南大阪線)
戸上北とがみきた栂・美木多(とが・みきた/泉北高速鉄道)
名鎌田町なかまたまち「○○またまち」シリーズ
二俣町ふたまたまち高科本線乗り換え

特急△:特急トライアングル特急C:特急クラフティー
※▲・・・(朝・夕ラッシュ時のみ停車)
※阿高夜行については専用ページで。

運行車両

特急トライアングル:E351系
特急クラフティー:485系(日光・きぬがわ色)
阿高特快:117系・185系
阿高快速:721系・731系
快速:811系(かつての阿高特快の車両)
各駅停車:415系1500番台(二俣町~戸上北/早朝深夜のみ青木町)・817系(二俣町~有月峡)・165系(有月峡~入瀬/早朝深夜のみ島宮)・125系(奥入瀬線~島宮)・107系100番台(朝の片道のみ阿高神宮/その他は入瀬~島宮)