酒を飲んでも悪酔いしない方法

Last-modified: 2016-06-15 (水) 00:36:36

読み

さけをのんでもわるよいしないほうほう

意味

行動で対策

空腹を避ける

空腹状態で飲むとアルコールの吸収が早くなるので、酔いが回りやすくなる。
たいていの飲み会では「最初に乾杯して一口飲んでから食べ物」のはずなので、会場に入る前に軽く何か食べておくと良い。

飲んだ後はすぐに歯磨き

口に残っているアルコールは、口の粘膜から時間を置いて吸収される。時間差で吸収されるため、悪酔いの原因になりやすい。
飲んだ後はなるべく早く歯磨きをして、口の中にアルコールが残らないようにした方が良い。

飲む前に効く

ウコン

ウコンに含まれるクルクミンは、胆汁の分泌を促し、肝臓の分解能力を高める効果があるといわれている。飲む直前より、30分くらい前にとるほうが良い。
「ウコンの力」がよく効くという話。
なお、大量に摂取すると副作用が出ることがある。妊娠中,肝硬変,胆のう炎,消化器官に潰瘍があるなどの場合は、ウコンは摂らないほうがいい。

ネバネバした食品

オクラや納豆など。
ネバネバに含まれるタンパク質のムチンは粘素とも呼ばれ、粘膜を保護する効果があるといわれている。
あまり酒に合いそうにないのが難点。

酒を飲みながら

枝豆

枝豆に含まれるタンパク質には、アルコールの分解を助ける効果がある。また、ビタミンやカルシウムも豊富で、消化や疲労回復にも良い。
酒のつまみに枝豆というのは、実に理にかなった食べ方である。

ウーロン茶

「酒を飲むときにはウーロン茶を飲むといい」というのは、嘘とはいえないが、正確ではない。
“ウーロン茶には利尿作用があるため、アルコールの排出に良い”というのが理由だが、これはウーロン茶に豊富に含まれるカフェインの効果。

つまり、カフェインが豊富に含まれるものなら、ウーロン茶でなくても同様の効果を得られる。
コーヒーや紅茶はあまり酒の席には合わないかもしれないが、緑茶なら違和感ない。

なお、ウーロン茶は刺激が強く胃が荒れやすい。そのため、あまり量を飲むと、消化不良から腹痛をまねく事がある。
また、体を冷やす効果があるため、夏場はともかく、冬に飲むときは気をつけるようにしたい。

飲む前&飲みながら&飲んだ後

ビタミン、ミネラル、有機酸が豊富な万能薬。
疲労回復と新陳代謝の促進に効果があるため、アルコールが抜けやすい。
胃を丈夫にし腸を整える効果があり、肝臓の機能強化にも有効。解毒作用もある。
酒を飲む前にとっておくと、肝臓への負担が減る。

牛乳,ヨーグルトやチーズなどの乳製品

「胃に膜をはってアルコールの吸収を抑える」という話は、科学的な根拠のない迷信。
実際には、牛乳を飲んでも胃はほとんど素通りして、膜ができることはない。そもそも、膜ができるなら、牛乳を飲むと胃がもたれるはずである。

しかし、牛乳など乳製品には肝臓の活動に有効な成分が多く含まれているため、アルコールの分解が早くなる。そのため、酒を飲む前に牛乳を飲むのは有効。

牛乳なら、酒を飲む前30分~1時間前に飲むのが効果的。
ワインと一緒にチーズを食べるのも良い。

日本人は、遺伝的に牛乳の脂肪やタンパク質の分解が苦手な体質のため、あまり量を多く取ると腸に負担をかけてしまい、腹痛になりやすい。そのため、あまり大量に取らない方が良い。
牛乳が苦手な人は、豆乳でも同様の効果を得られる。豆乳は牛乳と比べて腸への負担が少なく、吸収効率がいいというメリットがある。

グレープフルーツ

グレープフルーツは、柑橘類の中でも飛び抜けてビタミンCが豊富。
ビタミンCには、疲労回復効果とともに、肝臓の働きを助け解毒作用もあるため、悪酔い対策には効果が高い。水分補給にもなる。
たびたびTVでも効果を放送されるため、グレープフルーツジュースを置いてる店も多い。

イカ

イカに含まれるアミノ酸の一種であるシトルリンには、利尿作用があるため、カフェイン同様にアルコールの排出に役に立つ。昔から腎臓に良いとされ、腎臓病や糖尿病の妙薬。高血圧や解熱にも使われる。
ビタミンやカルシウム、アミノ酸も豊富に含まれ、水分の補給にもなるため、アルコール対策に良い。
身体を冷やす効果があるため、冷え性や胃腸の弱い人は食べ過ぎない方が良い。

大豆

“畑の肉”とも言われる、ビタミンやアミノ酸,消化酵素などが豊富な食品の代表。
疲労回復や肝臓機能を改善させる効果がある。また、含まれる脂質やタンパク質はアルコールの分解に役立つ。

豆乳

脂質など含まれる栄養素はアルコールの分解に役立つ。また、荒れた胃を癒し食欲を回復する効果がある。
牛乳と同様の効果があるが、豆乳のほうが吸収のしやすく、腸に負担をかけない。
消化酵素の働きが良くなるため、一度加熱したものを取るほうが良い。
アルコールの分解には糖分も有効なため、豆乳に水あめや蜂蜜を混ぜて飲むのも効果的。

なお、市販の豆乳には、甘味料や植物油などを加えて味やのど越しを調整した「調整豆乳」もある。
調整豆乳は、すでに味などが調えられているため、加熱すると味が変わってしまうことがある。そのため、調整豆乳は冷えたまま飲むのが一般的。
調整をしていないものは「無調整豆乳」と表記されていることがある。

【豆乳の作り方】

  1. 乾燥大豆を水につけて一晩置く。大豆が水を吸ってやわらかくなる。
  2. やわらかくなった大豆と同じ量の水をミキサーにかける。
  3. ペースト状になったらよく絞る。
  4. 完成。


ペースト状のまま火にかけて煮立たせ、その後で絞る方法もある。その場合は濃い豆乳になるが、胚芽や皮の雑味がでることがある。
できた豆乳の味が薄いと感じるようなら、じっくり加熱して水分を飛ばす。煮ると泡が出るので、しっかりと取る。
濃い豆乳を弱火でゆっくりと加熱すると、表面に膜ができて湯葉になる。味噌汁などに入れるとおいしい。
水分を飛ばして濃くした豆乳に、にがりなどの凝固剤を加えると、豆腐ができる。型に入れて水分を絞ると木綿豆腐,絞らずに固めさせると絹ごし豆腐になる。
豆乳を絞った残りかすが「おから」。卯の花とも呼ぶ。元は大豆なので栄養価は高く、食物繊維も豊富。記憶力に関係する脳内物質のアセチルコリンを増やす効果があるといわれ、記憶力を高めるという話もある。一般に火を通して食べることが多い。

味噌汁

「二日酔い」といえば「味噌汁」というくらい、定番の二日酔い対策。
肝臓の機能を高め、味噌に含まれるアミノ酸がアルコールを分解する効果を持つため、アルコールが抜けやすくなる。水分補給にもなる。
酒を飲んでいる最中に飲むのも効果的。酒と一緒に飲むことで二日酔いしにくくなる。
ただし、塩分の取りすぎにならないように注意。

疲労回復効果が高い大根と、胃腸回復と食欲増進効果のあるショウガを具に使った味噌汁が特に良い。大根は、葉も使うとビタミンやミネラルの補給にもなって効果的。二日酔い対策に、この味噌汁に梅干を浮かべるという飲み方もある。

地域や店によっては、コース料理などに味噌汁を含めるところがある。これは悪酔い対策と店から出て体を冷やさないようにという意味がある。
酒の席にアルコールが苦手な人がいるなら、味噌汁を勧めるといいかもしれない。

飲んだ後の回復に

トマト

ビタミンBが豊富で消化を助け、胃の負担が軽くなる。
トマトに含まれるリンゴ酸やクエン酸は、疲労回復に有効。飲んだあとにとると、疲れた胃が回復する。
身体を冷やす効果があるため、冷え性の人などは取りすぎに注意。

大根

豊富なビタミンCが疲労回復と肝臓のサポートに役立つ。大根のビタミンCは、皮に近いほど豊富に含まれるため、皮を剥かずに食べるか、皮ごとすり下ろして食べるのが良い。
消化酵素も多く含まれるため、消化を助け腸の働きを整える効果もある。
酒を飲んだあとに大根おろしを食べたり、しぼり汁を飲んだりするとよく効く。
なお、葉の部分にはビタミンやカルシウム,カリウムなどが豊富に含まれ、これもアルコール対策に良い。

りんご

リンゴ酸やクエン酸が多く含まれ、疲労回復や消化促進に効果がある。

レモン

豊富なビタミンCが疲労回復と肝臓のサポートに役立つ。
クエン酸も含まれ、これも疲労回復に効果がある。

二日酔い対策

ショウガ

古くから漢方薬としても使われる妙薬。
胃腸の機能回復と吐き気を抑える効果がある。二日酔いの特効薬。発汗作用があるため、体内に残るアルコールを抜くのに役立つ。
食欲増進効果もあり胃が軽くなる。二日酔いでもしっかり食べた方が回復に良い。

身体を温める効果があるのは有名で、風邪や冷え性にもよく効く。免疫能力を高める効果もある。

体質改善効果

ごま

肝臓の機能を強化する効果がある。ビタミンやミネラルも豊富。
ただ、粒が小さく量が少ないため、即効性を期待するより、日常的に取って体質改善を目的にした方が良い。

こぁ

主に身体機能を強化する効果がある。誠実さやどじっこ成分も豊富。
ただ、人によって効果の差が大きいため、wiki管理人以外は使用する際留意した方が良いだろう

てか、馬鹿か

コメント欄

  • 少女たちの宴会を見守る紳士の優しさを見た! -- なし? 2008-11-28 (金) 00:12:26