「豆まきパーティーへようこそ! 」(2018/02/02)
登場アイドル:乙倉悠貴、城ヶ崎莉嘉、櫻井桃華、木場真奈美、小関麗奈
莉嘉 | いぇーい! 豆まきパーティー、始まるよ~っ☆ |
悠貴 | はいっ! この日を楽しみにしてましたっ♪ |
桃華 | うふふ、わたくしもですわ。でもお待ちになって? 麗奈さんがまだいらしていないようです。 |
莉嘉 | 麗奈ちゃん、寝坊だったりして! |
悠貴 | 私と同じで、ワクワクしすぎて眠れなかったのかな…。鬼さんには待ってもらいますかっ? |
桃華 | お気持ちはわかりますわ。ですが、お待たせするとご迷惑になってしまうかもしれませんし…。 |
真奈美 | やあ、待たせたね。今日は鬼役として君たちを華麗に連れ去ってみせるよ。さあ…準備はいいかい? |
悠貴 莉嘉 | わーっ♪カッコいい鬼さんが来たーっ!! |
桃華 | 真奈美さん、今日はわたくしたちのパーティーにお付き合いくださってありがとうございます♪ですが… |
真奈美 | ふむ…どうやら一人足りないようだね? |
悠貴 | 麗奈さんがまだ来てなくてっ…。ごめんなさいっ、真奈美さんっ! |
真奈美 | 気にすることはないさ。ならば麗奈を待つとしよう。パーティーも鬼も逃げないからね。 |
真奈美 | だが、麗奈が来ていない、か…。フフッ、いい子にしてないと鬼が食べてしまうかもしれないな。 |
桃華 | まあ!恐ろしいこと♪ |
悠貴 | ひゃっ!私、いい子にしてますっ! |
真奈美 | ところで、君たちは何故節分という日に豆をまいて鬼退治をするか知っているかい? |
莉嘉 | 鬼が来て、悪さをするからだよね☆ あれ? でもなんで鬼って悪さをするんだろう? 怖いヤツだから? |
悠貴 | ええとっ…なんでだろうっ? 豆が嫌いなのかもしれませんっ! |
真奈美 | フフフ、面白い回答だが少し違うな。鬼というのは、世の中の悪いことを表した代名詞のようなものなんだ。 |
真奈美 | だから人々は鬼…つまり『悪いこと』を退治したいのさ。そして、鬼がよく現れるのが季節の変わり目なんだよ。 |
桃華 | 季節の変わり目…。つまり『節分』ということですわね。 |
莉嘉 | へぇー! 季節が変わると鬼が来て悪いことをしていくんだね! …でも豆まきって2月だけしかしなくない? |
真奈美 | 季節の変わり目の中でも、2月にある『立春』は1年の始まりだろう? とても大切にされていた日なんだ。 |
悠貴 | 大切にしている日だから鬼が悪さするんですかっ? |
真奈美 | 鬼は、厄介なヤツでね。人々が大切にしている新たな年の始まりなんかは、特に好んでやってくるんだよ。 |
桃華 | そんな大切な日に鬼がやってきたら困りますわね…。 |
悠貴 | 大切な日だから、鬼に悪いことされないように豆まきをして鬼退治をするってことですねっ! |
莉嘉 | でも、どうして豆なのー? ニンニクとかピーマンとかでも良くない? 豆って地味すぎー☆ |
真奈美 | 豆や穀物は、昔から日本人の主食。生命力を養う食べ物として悪いものを退けると言われているんだ。 |
悠貴 莉嘉 | へぇ~~~っ!!! |
真奈美 | それに、豆には『福を呼び寄せる力』があると言われているんだよ。 |
桃華 | 節分の大切さ、わかりましたわ。なおのこと、豆まきパーティーへの気持ちが高まり………あら? |
莉嘉 | どうしたの、桃華ちゃん? |
桃華 | わたくしたちが用意していた豆……よく見たら、豆じゃありませんわ! |
麗奈 | アーハッハッハッハ! ようやく気付いたわねっ、このレイナサマの仕掛けた罠にッ! |
悠貴 | 豆…じゃなくて、これは………お菓子、かな…? |
麗奈 | フフフ、よく見抜いたわね! 豆は全部ジェリービーンズにすり替えておいたわッ! |
桃華 | まぁ…ジェリービーンズは豆の一種、ということですの? 見た目は豆のような形ですけど…。 |
莉嘉 | プニプニで、美味しいお菓子だよ☆ ホンモノの豆じゃないけど…コレはコレでいいかも! カワイイし♪ |
真奈美 | こんなこともあろうかと、さっき老舗の豆屋に寄って買ったものがある。豆まきはそちらを使おうか。 |
悠貴 | わぁっ、ありがとうございますっ! でも麗奈さんが持ってきてくれたジェリービーンズはどうしますかっ? |
莉嘉 | じゃあ、差し入れってことでみんなで食べちゃおーっ! いっただっきまーすっ☆ |
桃華 | では、わたくしもいただきますわ! こういうお菓子は食べたことがありませんし…興味がありますの♪ |
麗奈 | ……え? ………えええッ! ま、まさか…喜ばれてる!? |
真奈美 | どうやら、麗奈の悪巧みは失敗に終わったようだね。 |
莉嘉 | 麗奈ちゃん、ざんねーん☆ |
麗奈 | もうっ、なによッ! アンタたちの困った顔を見ようと思ったのに…! 真奈美、ズルいわよッ! |
真奈美 | フフフ。念には念を入れる…それが目標達成のコツだよ。 |
麗奈 | …フ、フンッ! こうなったらアンタたちよりもたくさん食べてやるんだから! よこしなさいッ! |
悠貴 | 麗奈さんも一緒に食べましょうっ! 一人で食べるよりみんなで食べる方がおいしいですよねっ♪ |
麗奈 | そういう意味で言ってるんじゃ…ああもうっ、いいわ! 早く食べてちゃっちゃと豆まきするわよッ! |
「可愛く、カワイイ会議♪」(2018/10/04)
登場アイドル:乙倉悠貴、栗原ネネ、松原早耶、喜多日菜子
備考:TIP! TAP! FLAP!(「TIP! TAP!」、「TIP! TAP!/TRIP! FLAP!」)のユニットメンバー。
ネネ | みなさん、準備はいいですか? それでは……第1回カワイイ会議をはじめますっ! |
悠貴 早耶 日菜子 | パチパチパチ~♪ |
早耶 | みんな、ちゃーんと『可愛くて素敵なもの』を持ってきたみたいねぇ♪やる気満々って感じぃ? |
悠貴 | はいっ! ネネさんから会議の話を聞いてずっとワクワクしてましたっ。 |
日菜子 | 自分の思う『カワイイ』を持ち寄ってアイドルのカワイイパワーを高める…なんて乙女なアイディアですねぇ~。 |
ネネ | それにね、みんなをもっと知るいいきっかけになったら…と思って。賛同してくれてありがとう! |
悠貴 | えへへっ! 今日はみんなで可愛くなっちゃいましょうっ♪ |
日菜子 | たぁ~くさん可愛くなった日菜子…。そこで王子様は日菜子に…むふっ♪ |
早耶 | 日菜子ちゃぁん~、戻っておいでぇ~。 |
日菜子 | むふふ、失礼しました~。カワイイって言葉には、乙女の妄想を広げる魔力がありまして~。 |
ネネ | じゃあ最初は日菜子ちゃんから発表しましょうか。日菜子ちゃんのカワイイ…教えてください♪ |
日菜子 | 日菜子が持ってきたのは~…白馬のぬいぐるみさんです~。パカラッ、パカラ~♪ |
悠貴 ネネ 早耶 | 可愛い~っ! ふわもこ~♪ |
悠貴 | ぎゅってしたくなりますっ。とっても可愛いですっ♪ |
日菜子 | むふふぅ~♪ 日菜子はいつも、この子をたくさんヨシヨシしてるんですよぉ~。 |
日菜子 | いつか王子様を連れてきてくれる、大事なお馬さんですから~。むふ、むふふ…♪ |
早耶 | なるほどねぇ。愛おしいって感じるのも、カワイイの力だよねぇ♪ |
ネネ | ふふっ、私のと似てるかも。このコスモスなんだけど…。 |
早耶 | やーん、可憐ーっ♪ 胸がキュンとするっていうかぁ。乙女ゴコロくすぐられちゃう~! |
悠貴 | お花って可愛いですよねっ! 小さくて、ふんわりいい匂いで…ぬいぐるみとは違った魅力ですっ。 |
ネネ | 元気に咲いているのを見ると、いっぱい力をもらえるから…これも、カワイイってことかなって。 |
日菜子 | 健気に咲く一輪のお花…ネネさんにピッタリですね~。 |
早耶 | うんうん、見てると元気が出るところもそっくりぃ♪ |
ネネ | えへへっ、ありがとう! すごく嬉しいっ。 |
悠貴 | みなさん、すごいですっ! 可愛くて素敵なものがいっぱい集まってきましたっ。 |
早耶 | そうしたらぁ、次は早耶がいこうかなぁ♪ |
日菜子 | カワイイの求道者、早耶さん! これは注目ですね~♪ |
早耶 | 任せてぇ♪ 私が持ってきたカワイイは~…これっ! 頭のリボンだよぉ♪ |
悠貴 | それ、すごく可愛いと思ってました! 早耶さんにすっごく似合ってますっ! |
早耶 | ふふ、ありがとぉ♪ でも、リボンがカワイイの正解じゃないんだぁ。 |
ネネ | 正解じゃない…? んん~? どういうことでしょう? |
早耶 | 早耶の思うカワイイってぇ、リボンをつけた早耶のことなの。 |
早耶 | あ、ぶりっ子とかじゃなくってぇ カッコよく言うと…信念、みたいな? うん、そう! 早耶の信念かなぁ♪ |
悠貴 | わぁ~…カッコいいっ! 可愛くて、カッコいいなんてやっぱり早耶さんはすごいですっ! |
早耶 | うふふ、ちょっと照れるかもぉ…♪ そういう悠貴ちゃんのカワイイはぁ…そのマイクかな? |
悠貴 | はいっ! 早耶さん正解ですっ。 あっでも、私も早耶さんと同じでマイクそのものじゃないんです! |
悠貴 | 私の思うカワイイは…アイドルですっ♪ |
悠貴 | リボンとかフリルとかスカートとか、それに、ぬいぐるみやお花も…全部全部すっごく可愛いんですっ。 |
悠貴 | カワイイって考えれば考えるほどたくさんあって迷っちゃって! でも、やっぱり一番はコレだからっ♪ |
日菜子 | 悠貴ちゃんのカワイイ、日菜子も賛成です~♪だってアイドルにはその全部が詰まってますから~。 |
ネネ | ほんと、そうだね♪ 色んな可愛さを表現できてカワイイにこだわれる。つまり…! |
悠貴 ネネ 早耶 日菜子 | アイドルは、カワイイ♪ |
早耶 | あれぇ? でもそうすると…この会議ってどうなるのぉ? |
悠貴 | あ、確かにっ。カワイイを集めて、アイドルに活かそうって話でっ。 それで答えがアイドルだと…んん? |
日菜子 | むふふ~、簡単ですよ~。アイドルを頑張ればいいんです~。 |
ネネ | アイドルを頑張る…なるほど♪ そうすれば私たちきっと、自然と可愛くなっていけるんですねっ。 |
悠貴 | はいっ! 私、もっともっと可愛くなれる気がしてきましたっ! |
早耶 | うんうん、一緒に頑張ろ~♪ |
ネネ | それでは…みんなで力を合わせて! |
悠貴 ネネ 早耶 日菜子 | カワイイアイドル、これからも目指しましょうっ♪ |
「一緒に、ソラーナ・チーカ」(2019/11/15)
登場アイドル:乙倉悠貴、小日向美穂
備考:「ソラーナ・チーカ」のユニットメンバー。
美穂 | あ、悠貴ちゃん! おはよう♪ 今日も早いね~。朝からトレーニングしてたの? |
悠貴 | 美穂さん、おはようございますっ♪ はいっ。レッスン前にちょっとだけ外を走ってきましたっ。 |
美穂 | わぁ、えらいね、悠貴ちゃん! |
美穂 | って、感心してないで、私も頑張らなくちゃな~。私のほうがお姉さんなんだし。 |
悠貴 | ええっ、それ以上ですかっ? 美穂さん、いつもトレーニング頑張ってると思いますけど……。 |
美穂 | そう、かな? えへへっ。ありがとう♪ |
悠貴 | あのっ、今からミックスジュースを作ろうと思ってたんですっ。美穂さんも飲みませんかっ? |
悠貴 | アボカドとはちみつと牛乳のやつで、朝にも、ピッタリですよっ♪ アボカドは栄養満点ですしっ。 |
美穂 | わぁ、美味しそう! じゃあ、お言葉に甘えて…… |
美穂 | って、隙がないよ悠貴ちゃん! 朝の過ごし方が完璧だよ~っ。 |
悠貴 | えっ、そ、そうですかっ? |
悠貴 | 褒められちゃった……えへへっ♪ ありがとうございますっ。 |
美穂 | うぅ、これじゃ悠貴ちゃんのほうがお姉さんみたい……。せめて年上としてなにか……。 |
美穂 | あ、そうだ! じゃあ、お礼にお姉さんがおすすめメニューを教えてあげるね♪ |
悠貴 | わぁっ、嬉しいですっ! 美穂さんのおすすめ、ぜひ教えてくださいっ♪ |
美穂 | 辛子レンコンていうんだけどね♪ ちょうど冷蔵庫にストックが…… |
美穂 | って、ダメだ~! レンコンって野菜だよ~っ。悠貴ちゃん、苦手だよね!? |
悠貴 | あ、えっと……でもっ、生野菜じゃなければ大丈夫ですっ! |
美穂 | そっか! ああ、でも~っ。一応ボイルはしてるけど、生っぽいといえば生っぽいもん……! |
悠貴 | えっと……あっ、ジュースとかっ! レンコンをミックスジュースにしたらダメでしょうかっ? |
悠貴 | 案外美味しいかもしれませんっ。何事もチャレンジって言いますし、私、やってみますっ! |
美穂 | そ、そう? じゃあ、今度一緒に試してみよう♪ |
悠貴 | はいっ♪ |
美穂 | ふふふっ♪ |
美穂 | …………って、また悠貴ちゃんにフォローしてもらってる~っ。 |
美穂 | 他になにか……あ、宿題とか! 学校の勉強で困ってることとかっ! …………は、なさそうだよねぇ。 |
悠貴 | はいっ! あ、でも、今度難しい宿題が出たら教えてもらいたいですっ♪ |
美穂 | うん…って、またフォローされてる! じゃ、走ったあとだし……ドリンク! ……は、これから作るんだった。 |
美穂 | あっ! タオルは!? 走って汗かいたでしょ!? 新しいタオルを……! |
悠貴 | み、美穂さんっ! なんだか陸上部のマネージャーみたいになってますっ! |
美穂 | そ、そっか! じゃあ……レッスンまでに今日のスケジュール確認しとくっ? |
悠貴 | それだと、プロデューサーさんかちひろさんみたいですっ……! |
美穂 | そっ…… そっかぁぁぁぁぁ!! |
美穂 | あぁー……ごめん~……。そぎゃんねー、ほんなこつねー……。 |
悠貴 | ……ふふっ、あははっ♪ 美穂さん、楽しいですっ。 |
美穂 | うぅ、不甲斐ないなぁ……。ちゃんとお姉さんしなきゃって気合入れてたつもりなんだけど。 |
悠貴 | 美穂さんは立派なお姉さんですよっ♪ 私、憧れてますっ! |
美穂 | えっ!? |
悠貴 | 私も、美穂さんみたいな可愛いアイドルになりたいですっ。 |
悠貴 | それに、可愛いだけじゃなくて……明るくて、私のことも色々考えてくれててっ! とってもステキでっ。 |
悠貴 | だから私……美穂さんと同じステージに立てるのって、とっても嬉しいですっ♪ |
美穂 | ほ、本当? ならよかったぁ~! 私、悠貴ちゃんと一緒にいるとなんだか心がほっこりするの。 |
美穂 | だからね、可愛い妹と信頼できる仲間がいっぺんにできたみたい。私も、すっごく嬉しいよ♪ |
悠貴 | …………えへへっ♪ |
悠貴 | 私、もっと美穂さんのことが知りたいですっ。好きな歌とか、ものとか、色々っ! |
美穂 | んーと……好きなことは、やっぱり……のんびり日向ぼっこかなぁ♪ |
美穂 | でも……悠貴ちゃんは陸上部だから、のんびり日向ぼっことかってしないのかな? 真逆、だよね……? |
悠貴 | ううん、そんなことないですっ♪ それに私たち、真逆だから、ほっとするのかなぁって思いますっ。 |
悠貴 | 好きなことがちょっとずつ違う方がきっと、もっと可愛い自分になれる。そんな気がしてますっ。 |
美穂 | そうだねっ♪ でも、悠貴ちゃんは、じゅうぶん可愛いよ♪ |
悠貴 | いえっ! まだまだ、全然なんですっ! |
美穂 | ふふっ……なら、一緒に頑張ろう! なんたって私たち、『ソラーナ・チーカ』だもんねっ。 |
悠貴 | スペイン語で『陽だまりのお嬢さん』……みたいな意味でしたよねっ? |
美穂 | 陽だまりみたいにあったかくて、ほわほわで……みんなを癒せる可愛いお嬢さんになろうねっ♪ |
悠貴 | はいっ、頑張りますっ♪ |
美穂 | じゃあ、さっそくだけど、朝の日向ぼっこに行ってみない? |
悠貴 | 行きましょう! 急いでジュースも作りますねっ。 |
美穂 | 手伝うよ~、一緒に作ろう♪ それで、二人でジュースを片手に屋上におしゃべりしよう♪ |
「集中!がっつりレッスン!オーバーワークにご用心♪」(2020/05/13)
登場アイドル:乙倉悠貴、相馬夏美、持田亜里沙、綾瀬穂乃香
備考:「そよ風カルテット」のユニットメンバー。
亜里沙 | みんな、お疲れさまでした~♪ |
悠貴 夏美 穂乃香 | お疲れさまでした! |
穂乃香 | みなさんとの自主レッスン、とても有意義な時間となりました。ありがとうございました。 |
穂乃香 | 予定していた以上に、時間が経ってしまいましたね。いつの間にか日も暮れてますし…。 |
亜里沙 | だって、もうすぐ夜の7時だもの。すっかり夜ね。 |
悠貴 | どうりでっ! そろそろお腹が空いたなあって思ってたんですっ。 |
穂乃香 | お昼ご飯を軽く食べた後に、集合しましたから……もう5時間近くもレッスンを? |
悠貴 | わっ、そんなにですかっ!? 亜里沙さんが止めてくれなかったら、もっと続けてるところでしたっ! |
亜里沙 | ほんと、よかったわ。私も、たまたま窓の方を見て、日が暮れてきたって気付いたから。 |
亜里沙 | みんな揃いも揃って、夢中になっていたわね。うふふっ♪ |
悠貴 | レッスンが楽しくて、ついっ! 夢中になると、時間が経つのってあっという間ですねっ。 |
夏美 | そうね。もう、ほんとそう…。そうなのよ…。 |
悠貴 | 夏美さん、どうしましたっ? |
夏美 | 前に、穂乃香ちゃんと同じ部屋で別々に自主レッスンしていたことがあってね。あの時もそうだったのよ。 |
穂乃香 | ああ! あの時ですね♪ |
亜里沙 | あら♪ 同じようなことが、前にも? |
穂乃香 | そうなんです。夏美さんが練習を終えるまでは…と思っていたら、夏美さんも同じだったようで。 |
穂乃香 | いつの間にか、遅い時間になっていたんです。ですよね、夏美さん? |
夏美 | そう、そうなの! ああもうっ、私としたことが、とんだ失態だわ! |
夏美 | あの時のこともあるし、今日は最年長だからちゃんとするぞーっ!って決めてたのに~っ。 |
穂乃香 | 今日も、時計を見るのも忘れて、楽しんでしまいましたね♪ |
夏美 | 違うの、穂乃香ちゃん! 私、時計はちゃんと見てたのよ? |
穂乃香 | そうなんですか? じゃあ、どうして…。 |
夏美 | だって、時計を見るたびに、気合いが入ることってあるでしょ? |
夏美 | 私の体力はこんなもんじゃないわ! もっと長い時間でも、私ならもっと軽やかに踊れるはずよ! って。 |
亜里沙 | ふふふっ! 夏美さんってば、時間にまで対抗意識を燃やしていたんですか? |
悠貴 | たしかに、今日の夏美さんは、疲れ知らずって感じでしたけど、「もうダメ~」とかなりませんかっ? |
夏美 | むしろ、疲れてからが本番って思っちゃうのよ! 穂乃香ちゃんなら、この気持ちわかるわよね? |
穂乃香 | 極限まで自分と向き合い、パフォーマンスをより高めていきたいんですよね? |
夏美 | その通り! 明日はもっとかっこいい自分になりたいものね! |
亜里沙 | 二人とも、かなりの負けず嫌いね♪ |
夏美 | でも、それが良くないこともあるのよね。反省してるわ…。 |
夏美 | だから亜里沙ちゃん、ありがとね! これ以上遅くなってたら、夕飯抜きになるところだったもの。 |
悠貴 | ええっ!? 抜くなんてダメですよ、夏美さんっ! 夜ごはんは、明日への活力になるんですからっ! |
夏美 | うぅ……悠貴ちゃんの眼差しが眩しい…! |
ぎゅるるるる | |
亜里沙 | あら、この音は……? |
穂乃香 | す、すみませんっ! ご飯の話をしていたら、私もお腹が空いてしまって……。 |
夏美 | ふふっ、私もっ♪ たっぷりレッスンを頑張ったし、がっつり食べたい気分よね! |
亜里沙 | そういうことでしたら、ここの近所に新しいお店がオープンしてましたよ。 |
亜里沙 | シュラスコが食べ放題のお店で、個室もあるみたいだから、私たちも行きやすそうでしたよ♪ |
夏美 | よしっ! それじゃあ、みんなで行きましょ! |
穂乃香 | でも、夜ご飯に食べ放題だなんて、いいんでしょうか…? |
夏美 | いいじゃない♪ 今日はたくさん動いたんだもの。それに、お肉はたんぱく質だから多少は大丈夫よ! |
夏美 | カロリー計算もバッチリするから安心して♪ みんなで、がっつり食べましょ! |
亜里沙 | 夕飯をしっかり食べて、来たるべき明日に備える…ですね。悠貴ちゃんが言っていたように♪ |
悠貴 | はいっ! お肉を食べて、いっぱい力をつけますっ! |
穂乃香 | 食べた分だけ、またたくさんレッスンをすればいいですしね♪ |
亜里沙 | ふふっ、そうね♪ |
夏美 | それじゃあ、行きましょうか。お肉、食べるわよーっ! |
悠貴 亜里沙 穂乃香 | はーいっ♪ |