アイドルコミュ
乙倉悠貴とのメモリアル1
オーディション会場 | |
P | 次の方…。 |
悠貴 | はいっ。乙倉悠貴、中1ですっ。私、アイドルになりたいんですっ! |
選択肢 | <まずは、自己紹介と自己PRを> |
悠貴 | あっ、す、すみませんっ! 中学では陸上部に所属してて、ハードルが得意ですっ! それから……それからっ。 |
悠貴 | えっとっ、周りに勧められて、ジュニアモデルをやった経験がすこしだけありますっ。あ、でも、それはただ背が高いからで……。 |
選択肢 | <どうして、アイドルに?> |
悠貴 | 私、自分の背の高さがずっと、苦手だったんです。でも、私より背の高いアイドルさんが、テレビに出て歌ったり踊ったりしててっ! |
悠貴 | とってもすてきでしたっ! 見てる観客の人もみんな笑ってて……。そういうの、いいなぁって思ったんですっ! |
悠貴 | 私もあんなふうになれたらなって、憧れてっ! だから、アイドルになってみたいって思いましたっ。 |
選択肢 | <アイドルは、簡単じゃないよ?> |
悠貴 | やっぱり、私みたいな子どもじゃ、難しいですか……? |
選択肢 | <高いハードルだ> |
悠貴 | そうですよね……高いハードル……。アイドルになるのは難しいことだって、私も思うんです……。ハードルは、得意なんですけどね……。 |
悠貴 | ……あっ! |
選択肢 | <君なら、跳べる> |
悠貴 | ……はいっ! どんな困難でも、跳び越えてみせますっ! よろしくお願いしますっ! |
乙倉悠貴とのメモリアル2
レッスンルーム | |
悠貴 | 初レッスン、よろしくお願いしますっ! で、今日は何をするんですかっ? |
選択肢 | ビジュアルレッスン |
悠貴 | わかりましたっ。ジュニアモデルをしてたので、カメラ前は慣れていると思いますっ |
悠貴 | じゃあ、さっそく指示をお願いしますっ! |
選択肢 | <可愛くポーズ> <子どもっぽくスマイル> |
<可愛くポーズ> | |
悠貴 | えっ、私が可愛くしてもいいんですかっ? えへへっ、なんだか、照れちゃいますっ。 |
悠貴 | モデル時代はボーイッシュなものを着ることが多かったんですっ。だから、可愛くって言われたこと、あんまりなくてっ! |
<子どもっぽくスマイル> | |
悠貴 | えっ? 子どもっぽく、ですか? 私、今まで大人っぽいって言われることが多かったので、びっくりしちゃいましたっ! |
悠貴 | でも、アイドルなら、お芝居もできないといけないですもんねっ! 子どもっぽく、やってみますっ! |
悠貴 | モデルとアイドルって、似てるようで全然違うんですねっ! 服じゃなくて、私を見られているっていうかっ。 |
悠貴 | うまくはできないかもしれないけど、……頑張らなくちゃ。よしっ、よろしくお願いします! |
悠貴 | ふぅ、難しかったですっ。全然うまくできなくて……。でも、嬉しかったですっ! ふふっ! |
悠貴 | 私、モデルじゃなくてアイドルのレッスンをしてるんだって実感しましたっ! 憧れに近づいてるんだって! |
選択肢 | <もっと近づける> |
悠貴 | はい! もっと頑張りますっ! 憧れに向かって走っていきますねっ! |
乙倉悠貴とのメモリアル3
撮影スタジオ | |
悠貴 | 今日は宣伝写真の撮影ですよね? えっと……。 |
選択肢 | <どうしたの?> |
悠貴 | 実はお願いがあるんですっ。その……背が低く見えるように撮ってもらえませんか? |
悠貴 | 宣伝写真はアイドルを売り出すのに大事な写真……ですよねっ。 |
悠貴 | 私、モデル時代は大人っぽいね、とか、ボーイッシュだね、とか言われてきたんですっ。けど、アイドルでは可愛い衣装を着るようなお仕事がしたいんですっ! |
悠貴 | だから、今回は可愛く撮ってほしくってっ! それには……身長が低い方がいいですよね……? |
選択肢 | <そのままで大丈夫だ> |
悠貴 | そのままで……? だって、身長やイメージで衣装を決められたりしますよね!? ここで可愛いイメージにならなかったら……! |
選択肢 | 背伸びしなくていい |
悠貴 | 背伸び、してますかね……。そうかもしれません。でも……。 |
選択肢 | <任せて> |
悠貴 | あっ……すみませんでしたっ! プロデューサーさんのこと、信じますっ。よろしくお願いしますっ! |
撮影後 | |
悠貴 | あの、私、ちゃんとできましたかっ? |
選択肢 | <いい写真が撮れた> |
悠貴 | はいっ! よかったっ。プロデューサーさんの言った通り、自然体の私で撮ってもらえましたっ! |
悠貴 | なんだか、モデルのころと違って、すごくリラックスして撮影できた気がしますっ。 |
悠貴 | プロデューサーさんにお任せして、宣伝写真の撮影がこんなに楽しくできたんだから、きっと、アイドルのお仕事はもっと楽しいですよねっ! |
悠貴 | 私、今から楽しみですっ! アイドルになるのがっ! |
乙倉悠貴とのメモリアル4
事務所 | |
悠貴 | 明日は、ついに私のデビューイベント。うん、頑張らなくちゃっ…。 |
選択肢 | 緊張してる? |
悠貴 | あっ、プロデューサーさん。それが、自分では、そんなに緊張してるつもりはないんです。変ですかね? |
選択肢 | 大物だね |
悠貴 | そうですか? 私、小心者だと思うんですけどっ。あっ、身長のことを言ってるんだったら、気にしてるんですからねっ。えへっ。 |
選択肢 | 大丈夫そうだね。今日は早く帰ろう |
悠貴 | わかりましたっ。ランニングも控えておきますっ。ケガしないようにっ。それじゃあ、また明日、お願いしますっ! |
翌日 | |
悠貴 | おはようございますっ。乙倉悠貴ですっ。あのっ、えっとっ、みなさん、今日は、よろしくお願いしますっ! 私、とにかく頑張りますからっ! |
選択肢 | ちょっと緊張してる? |
悠貴 | 緊張はしてないと思うんですけどっ、楽しみでっ。 |
スタッフ | 乙倉さん、演出・舞監、揃ったので、そろそろ打ち合わせ始めまーす。 |
悠貴 | はいっ! お願いしますっ! |
演出家 | で、Aメロで下手からセンターに出て……。 |
悠貴 | 分かりましたっ! そこから移動ですよねっ。上手側でしたっけっ? |
演出家 | じゃなくて、サビまではセンターね。それから……。 |
悠貴 | すっ、すみませんっ。Aメロから下手、センター、サビまで……。 |
スタッフ | 打ち合わせ終了後、場当たりでーす。 |
悠貴 | わっ、広いっ。他のアイドルさんも出るけど、こんなところに私も……。 |
舞台監督 | 悠貴ちゃーん、立ち位置違うよー。 |
悠貴 | あっ、あっ、すみませんでしたっ。うぅ、今日はミスしてばっかり……。 |
控え室 | |
選択肢 | 大丈夫? |
悠貴 | どうしちゃったんでしょう……。昨日は早く寝たし、今日だって朝にいつものスムージーを飲んで、遅刻もしないで来られたのに……。 |
選択肢 | いつも通り? |
悠貴 | そう、だと思いますけど……たぶん。 |
選択肢 | なら、ランニングしにいこうか |
悠貴 | えっ!? たしかに、開場まではまだまだ時間がありますけど、だって、えっ、そんな、いいんですか? |
選択肢 | 着替えて、さぁ! |
悠貴 | はぁっ、はぁっ……。そういえば、昨晩は日課のランニングをしなかったから、なんだかペースがおかしかったんですっ。 |
選択肢 | 今朝も? |
悠貴 | そうですっ。そういえば、走ってないですっ。だから、調子が出なかったのかも。私、走るのが日課になっててっ。こうして風を感じると、頭のモヤモヤもスッキリするんですっ。 |
悠貴 | でも、いいのかなぁ……。本番前に走ってるアイドルなんて、いないですよね。……変じゃないですか? |
選択肢 | それが悠貴なんだよ |
悠貴 | は、はいっ! |
スタッフ | 本番、1分前でーす。 |
悠貴 | ついに、本番っ! もう、大丈夫ですっ! 楽しみですっ! |
選択肢 | これで、駆け出しアイドルだな |
悠貴 | はいっ。一歩目から、大きくっ、走っていきますねっ! あと、ありがとうございますっ、プロデューサーさんっ! アイドルにしてくれてっ! それじゃ、行ってきますっ! |
乙倉悠貴とのメモリアル5
事務所 | |
悠貴 | おはようございますっ、プロデューサーさんっ! 今日は演技の特別レッスンの日ですよねっ。 その道でも有名な、指導の先生が来てくれるっていうっ! |
悠貴 | 私、動きのあるお芝居はまだ苦手で……だから今日は、とっても楽しみにしてましたっ! いっぱい勉強させてもらいたいですっ! |
選択肢 | ごめん |
悠貴 | ……へっ!? 先生が急な風邪でお休みっ!? うう……残念ですけど、仕方ないですね……。 |
P | お詫びに……。 |
選択肢 | <映画のチケットを渡す> <野菜セットを渡す> |
<映画のチケットを渡す> | |
悠貴 | あっ、これ、今話題の映画のチケットじゃないですかっ! 演技派の若手アイドルが出てるスポーツものですよね。 それも、2枚もっ?なんだか悪いですよっ……。 |
選択肢 | 友達と行くといいよ |
悠貴 | あ、ありがとうございますっ。 えっと、でも……。 |
悠貴 | もし良ければですけどっ、私、プロデューサーさんと一緒に見に行きたいですっ。 |
悠貴 | 勉強のために、一緒に見て、演技の意見交換したいですしっ。 お願いしますっ! |
レッスンの予定もなくなったので、悠貴のお願いを聞いてあげることにした…… | |
悠貴 | この映画、バレーボールが題材になってるだけあって、ヒロインのチームメイトみんな、背が高いんですね。 なんだか共感しちゃうな……。 |
ヒロイン | 『どんなに厳しい特訓でも、コーチを信じて乗り切りましょう。 そうでなくば、勝つことなんて夢のまた夢ですよ。』 |
ヒロイン | 『……コーチ……。 コーチのことを考えれば考えるほど、貴方の存在が、私の心を占めるようです……。』 |
ヒロイン | 『コーチ、お願いです……! もし、次の試合で勝つことができたら……私と、お付き合いしてもらえませんか?』 |
映画は幕を下ろした…… | |
悠貴 | ど、どうでしたかプロデューサーさん? |
選択肢 | 面白かった |
悠貴 | は、はいっ。面白かったですけど……思ったより、ドキドキするシーンがありましたよね。 スポーツものっていうより、恋愛映画みたいでっ……。 |
選択肢 | 期待外れだった? |
悠貴 | そ、そういうわけじゃないですっ。 ただ、すごいなぁって思って。 見てる私まで、恋したみたいにドキドキしちゃいましたから。 |
悠貴 | 私、まだ好きな人とか、恋とか、わからなくって。 でも、私だっていつか、今日見たようなドキドキする恋愛映画に出るかもしれないんですよねっ。 |
悠貴 | そ、それに……、もしかしたら私も、ホントに、誰かを好きになったり……。 あっ、えっと、わかってますよ!アイドルですからっ! |
悠貴 | でも……。 私がまだ知らない素敵なことが、たくさんあるんですよね。 それを知っていけるのは、楽しみですっ! |
選択肢 | どんどん成長していこう |
悠貴 | はいっ。 ……あ、そうだ! |
悠貴 | ……あの、プロデューサーさん。 もし、私がもっと成長して、素敵なアイドルになったら……。 私と、お付き合いしてもらえませんか? |
悠貴 | なっ、なーんてっ。 さっきの映画のヒロインの真似ですっ。 ど、どうでしたかっ?プロデューサーさんっ。 |
選択肢 | ドキドキした |
悠貴 | ほんとですかっ? さっそく、演技の勉強の成果を出せたみたいですねっ。 この調子で、どんどん成長しちゃいますよ!えへへっ。 |
<野菜セットを渡す> | |
悠貴 | お、お野菜!? うう、私、生野菜は得意じゃなくって……。 言ってませんでしたっけ? |
選択肢 | 違う違う |
悠貴 | ……へ?ミックスジュースの研究に? なぁんだ……意地悪されたのかと思って、びっくりしちゃいました。 |
悠貴 | あ、よくみたら果物もいっぱいありますね。 そもそも、こんなにたくさんのお野菜、どうしたんですか? |
選択肢 | 番組撮影用に使ったんだけど…… |
悠貴 | な、なるほどっ。 お料理バラエティに使った、余りだったんですか。 撮影後は、スタッフが美味しく食べちゃうってことですねっ。 |
選択肢 | そうそう |
悠貴 | そういうことなら、もらっちゃいます! せっかくですし、プロデューサーさんも一緒に、ミックスジュースを作りましょうっ。 |
女子寮 | |
悠貴 | それじゃあ、寮の台所のミキサー、お借りしますっ! 野菜も果物も無農薬だそうなので、よく洗えば皮ごといけますねっ。 |
悠貴 | プロデューサーさん、他に何か入れたい野菜や果物はありますか? |
選択肢 | <リンゴとニンジン> <小松菜とセロリ> |
<リンゴとニンジン> | |
悠貴 | 定番の組み合わせですね!私も大好きですよっ。 次はどうしますか? |
選択肢 | <トマトとキウイ> <小松菜とセロリ> |
<トマトとキウイ> | |
悠貴 | はいっ、できましたよプロデューサーさんっ。 それじゃあ、一緒に飲みましょうっ。 ごくっ、ごくっ……。 |
悠貴 | うーんっ、とっても美味しいっ! なんだか、いつもよりも美味しく感じますっ。 プロデューサーさんと一緒に作ったからかもっ? |
選択肢 | 健康になれそう |
悠貴 | 本当ですかっ? 私の趣味で、プロデューサーさんの健康をお助けできたらすっごくすっごく嬉しいですっ! |
悠貴 | またこんな機会があったら、ぜったい一緒に作りましょうね、プロデューサーさんっ! 私、もっと美味しいレシピを見つけておきますから♪ |
<小松菜とセロリ> | |
悠貴 | ううっ……、結構、苦手なものがっ……! でも、ビタミンや繊維質が豊富になりましたしっ、頑張って飲みますねっ。ごくっ、ごくっ……。 |
悠貴 | ぷはっ。……ちょ、ちょっと苦かったですけど……でも、ちゃんと全部飲めましたっ。 プロデューサーさんと作ったジュース。 |
選択肢 | また作ろうね |
悠貴 | は、はいっ! あっ、でも今度は、できれば苦めのお野菜は、少な目でお願いしますねっ! |
<小松菜とセロリ> | |
悠貴 | ぷ、プロデューサーさんっ!? 私が飲めるモノでどうか! 飲めるものでお願いしますっ! |
選択肢 | <リンゴとニンジン> <ゴーヤとピーマンとジョロキアと納豆> |
<リンゴとニンジン> | |
悠貴 | あっ……よ、良かったっ、美味しそうなモノが……。 これなら、なんとか飲めそうですっ。 一緒に飲みましょう、プロデューサーさんっ。ごくっ……。 |
悠貴 | ぷはっ。……ちょ、ちょっと苦かったですけど……でも、ちゃんと全部飲めましたっ。 プロデューサーさんと作ったジュース。 |
選択肢 | また作ろうね |
悠貴 | は、はいっ! あっ、でも今度は、できれば苦めのお野菜は、少な目でお願いしますねっ! |
<ゴーヤとピーマンとジョロキアと納豆> | |
悠貴 | うっ、うわああぁっ……! ミキサーの中に、変な色のドロドロがっ……! こっ、これっ、飲めるものなんですかっ!? |
選択肢 | さぁ、飲もうか |
悠貴 | ひぅぅうんっ!かつてないほど高いハードルっ! でも、プロデューサーさんが言うなら……乙倉悠貴、飛び込みますっ!……ごくっ! |
悠貴 | あ、あぁぁあっ……! は、鼻をつまんでも、生野菜のニオイと他のものが混ざりあったニオイはしてぇっ……ひぐぅっ! |
選択肢 | また作ってあげるね |
悠貴 | も、もぉーっ!いりませんっ! いくら私でも怒っちゃいますよっ、プロデューサーさんっ! |
悠貴 | っていうかこのジュース、最後まで一緒に飲んでくださいねっ! いくら不味くても、残したらダメなんですからっ、もうっ! |