D.K.が解説。いい譜面の作り方

Last-modified: 2020-09-24 (木) 09:37:57

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解説その1「曲に合うような譜面とは?」

まず、譜面を作る前にこれを想像してみましょう。
例えば僕ならスピードコア、アートコアなどは幻想的な曲調が特徴として残っているので、総合力が問われるような譜面だったり、ハードテクノやハードコアだとドラムに合わせるような体力譜面、そしてピアノ協奏曲やクラシックオーケストラなどなら色々なパートが一つにまとまったような技術力多めの譜面が想像できます。
その曲一つに合うような譜面を作ることを心掛けるのがまず大事です。

解説その2「使えそうなテンプレをメモする」

例えばこんな配置をみたことがありませんか?

1020112010210120
10002000101020001010201000102000
1110202011102020
1020112010201120

これらの配置は決まって大半の曲のどこかには入っています。
つまりテンプレです。便利な配置というものです。
便利な配置は色々な動画を見ると比較的見つけやすいため、自分で「これ使えそう」だとか思ったらメモをするのが一番です。

解説その3「旋律に合わせる」

基本的にどう置けばよくわからない時はしっかりMMLを聞いてみることが大事です。
例を挙げるとしてMEGALOVANIAのE譜面の序盤を見ると

1120100201010112
1120100201010112
1120100201010112
1120100201010112

と、旋律に合わせている所が分かります。
これは初歩的な譜面作りの一つ。これだけ成り立ってしまう譜面も存在します。まずはこれだけで譜面を作ってみましょう

解説その4「肉付け」

一通り前述の通り音合わせだけで譜面を作りました。
やってみてどうです?基本的には出来てるけど少しスカスカだと感じませんか?
ここで少し工夫をして肉付けしましょう。
さっきのMEGALOVANIAの場合、5小節目から

1010110101010111

とベースに変わっています。このやり方は解説3の応用編です。何小節かで目立ってる音に合わせるということも大事です。ですが、それはそれとしてこれ以外にも

112121121212122112

と裏で鳴ってるベースの音と一緒に合わせてみたり、
他にも攻撃戦だのMASTER譜面サビ前の

2110110121101111
2111211110111011
2011201020112020
1111111111111111
20112111121201111
2111211020112121

など、こうやって肉付けする場合もありです。

解説その5「ソフトランディングをつける」

これはあまり使いませんが、
やり方の一つとして解説をしておきます。
ちなみにソフトランディングとは
beatmaniaGOTTAMIX2の「Do you love me?」のリミックスが元ネタです。
この譜面を見ると、サビで倍速になっています。
それがソフトランディング、略してソフランです。
ここでの表し方は(HS)とでも言っておきます。
月下の決戦(速)を例としてあげると

1011202210112112
1020020020021011

の後、4倍速が掛かり

(HS4)
1120102011201122...

と、言うふうに続いていきます。
曲の一番盛り上がるところにソフランをつけるとより良くなります。
例えばFREEDOM DiVE↓の転調したあとのサビから

(HS1.5)
2112112121112020
2112112121112020...

と続き
最後のサビで
(HS2)

2112112121112121
2112112121112121...

と2倍速にするのもありです。
最も、俺は使わないですが。
何?北朝鮮軍から攻撃戦だ?…何を抜かしとるんだねチミは

解説その6「基本を踏まえ、一つだけ譜面を作ってみる」

実はこれで基本のことはもうほとんど言いました。
次はちょっとした実践です。
おもちつきの曲の中にきぶんソウカイ!という曲があることはおもちつきプレイヤーとしては既に既知ですよね?
今回はこれの創作譜面を一つ作りましょう。そしてここに投稿しましょう。やり方は簡単。

1.おもちSPをダウンロードし、プログラム内に入り、きぶんソウカイ!の譜面を1から作る
2.完成したら譜面だけ切り抜き、別のエディットファイルにペーストする
3.それをセーブし、アップロードして公開

さいごに

更新制にしました。