魔術一覧

Last-modified: 2021-09-19 (日) 14:11:32

本項目では、各国・各民族で体系化された魔術、もしくは法則性の確認された魔法現象についての一覧である。

世界の前提知識?も参照。
世界法則?も参照。

一般的なもの

  • 魔術発具?(杖)

一般的なもの

魔術発具

「杖」とも略される、魔術を発動するための器具。主に魔術衣具と併せて使用する。
魔力を元に"杖部"で行動を演算したのち、”宝部”の魔石によって魔法が発動される
宝石を100年級木材に付けてミスリルを埋めただけの単純なものでも発動可能

  • 魔術衣具?(ローブ)
    ローブ(蹴:calase、シャラーセ)とは、ケルツァス王国の魔術歩兵スタイルの戦闘服のことである。中世後半から魔術師・ギルツクナーファ(ギルド傭兵組)の普段着として定着した。
    肩から胸、腕周りを魔術的に守る装備であると同時に、多数のミスリルの輪や御神木のかけらが括り付けられ、これらを消費することで魔術を発動できる。
    高級品になるとミスリル製の装飾を施したフルプレート鎧などが普及したが、近世のフルプレート鎧衰退に伴い、胸甲の上からシャラーセを被るスタイルが定着した。
    マントに括り付けることで矢避けをする場合もある。
  • 死霊魔術師の手斧?
    「手斧」と呼ばれる。魔術ギルド“黒い森”の構成員のうち修士以上の位階のものに与えられる装具であり広義で言えば杖の一種。
    黒い森に生えている120年級の間伐材を柄に、ミスリルで飾られた鋼を刃に使用しており、刃に取り付けられた3つの魔石によってゾンビを作ることが出来る。
    具体的な機序としては殴りつけた時の血を魔力に変換し、これを用いて刃に触れたものの“感覚”を吸い出して魔力に変換させ、それを利用して敵の“意識”を一度分離して敵を殺害したうえで制御術式と合わせて再度死体へ送り返すことでゾンビを作る方式。その高性能さと引き換えに量産には向いておらず、それなりの腕の術士として認められるアデプタス以上でなければ保持が認められない。
    アデプタス以下の学士や学徒の場合は普通の手斧で殴りつけてくる。これは特別な術式があるわけではないが魔導樹の枝を間伐するために強化がなされており、鉢金の上から頭蓋骨を叩き潰すくらいならば造作はない。
  • 死霊魔術師の杖剣?
    近接戦闘用の杖。広義の杖に対して短く、長さ40‐60㎝程度のものをさす。魔術を行使すると同時に敵の剣から自らを防御するために作られており、鍔を利用して敵の剣をへし折ることもできる。死霊魔術師の場合、基本的にはアンデッドの制御を司る術式が仕込まれていることが多い。術式制御の都合上自分自身が指揮者のように動きスケルトンやゾンビの攻撃目標を指示する場合や細かな制御をする場合にも用いるため、杖剣の重要性は実のところ物凄く高い。
  • 死霊魔術師の鎌槍?
    中距離戦闘用の鎌槍。いわゆる短槍、どちらかと言えば打撃部位の着いた斧槍の一種「ルッツエルン」と呼ばれるものであり、1‐2m程度の長さ。ごく普通の片手槍であるが管槍になっていることもある。騎兵相手でも上手くやればひっかけて落馬させることが出来るほか敵の剣や槍を逸らして牽制、鎧ごと叩きのめしたり鎧の隙間を突いたりまた大鎌の如くうなじや肩口から切断することが出来る。死霊魔術師の攻撃の基本を担う武器である。
  • 死霊魔術師の短弩?
    遠距離戦闘用の短弩。学徒であれば基本的に短弩を用いているほか、学士や修士程度の場合鎌槍か短弩かのトレードオフで装備していることが多い。ただし一部の修士や博士連中であれば肉体改造の結果両方を装備する等が可能であるらしい。基本的に通常の矢を使うよりも魔石によって骨の矢を作ってから発射するようで、この骨が死霊魔術の起点になることも多く死霊魔術師と戦うときは注意が必要である。
  • 死霊魔術師の腕輪?
    最高に重要な魔術装具。骨や肉を中心として大地から骨や肉を移動ないし錬成しアンデッドを作成するために必要であり、これと杖剣は学徒であっても保持している。ただし魔力やその配分によって生成できる数や制御できる数などが全く異なってくるため、基本的に新人(ニーオファイト)の学徒であれば1-2体を作成・制御することが精一杯と言ったところだろう。