簡易時系列
ウィールの人間研究
ある集落に舞い降り、神として崇められることに
そこで自分が作った「魔法」の概念が人間に無いことを知り、人間に魔法の力を適応させ初めて魔法を持った人間が誕生した。【純粋魔法誕生】
この頃のウィールはよく人間に干渉している。人間に自分を説明する時適当に名乗った名前が「ウィール」。
当初のウィールは人間を世界に不必要なものと判断し、大量殺害を行ったが
本当に『不必要』なのか、仮に不必要だろうと傍観しても大したことは起きないか
と後に判断して、そこからは傍観主義の方面に行った。
人間達がある程度の文明を手に入れ、当時適当に名乗った名前の「ウィール」を考え直すことにし、決めた名前は「オウラーク」。
(当初ウィールがいたことで、その「神様」を信仰する宗教は存在していた。というか、神の子を崇めている時点でウィールの宗教の信仰者と言える。神の子は名の通り神(ウィール)の祝福が宿るとされ崇拝に近い扱いを受けていた。)
当時魔法を持つ子はとても少なく、人が安定して生きられる時代ではなかったというのもあり、「神の子:純粋魔法を持つ者」に関しての争いは殆ど起こらなかった。
┗人もまだ全体的に少なく、仮に「1番実力のある」とかって何人かに絞っても、区域ごとに分けたり役割を分けたり、争うことなく共生していた。
(というか、市民全土を巻き込んで争いを起こす程の競争心は無かったし、馬鹿でもなかったため、そうする理由が無いに近い。)
この頃は現実の明治時代「7歳までは神のうち」のように、7歳まで生きられる子供は産まれてきた内の約半数といったところだった。(因みに現実の方では、10人中3人が死ぬ確率だったそうです。そこに魔物戦闘の犠牲、魔法による不慮の事故などを追加。)
文明の発達によりある程度心配無く生きられるようになったことで、神の子の数が増え代表決めの揉め事も起こるようになった。
この頃に魔物が出現し始めたため、力の指数の一つとして「魔物」が関与、つまりは倒した数などを言い始めるようになったり。
揉め事が悪化し、神の子闘争が勃発する。約2ヶ月と推測。
ルークは神の子闘争時代のうち家族を失い、後に娶った妻も殺され、愚かな勢力を鎮圧した。
統治後、ルークは神や神の子の歴史を紡ぐことを固く禁じたため、以降はその歴史は無かったこととされ、本物の神様の存在ごと御伽噺の中へ葬られた。
2年ほどで復興はほぼ終わり。
オウラークとレストが会う
オウラークの閃きの流れで、レストに「神」の力を紡いでみる
身体がまだ幼く耐えられそうになかったため助力(※二人ともオッドアイになる)
「──そのままじゃ無理か。なら……」
「よぉ。大丈夫か?」
「これでお前とお揃いだろ?」
レストの目の色が変色したのを見て(/そう察したとかで)じゃあ自分もそうしよって、真似事みたいにオッドアイにするオウラーク、います。
この時オウラークは以下の新たなシステムを構築。
神の座の継承、「従者の契約」、存在によって世界の大柱を担う役割、継承によって作り出す「合体魔法」
【オウラーク→レスト】
ハイラハドムとエトワールが出会い、共に一年を過ごす
エトワールが病に倒れ、お別れの決意をするも結局手を出してしまう。
同じ病院にいたレヴェリーに「赤紐」を創造・神様を継承することで聖域を解除し(継承の瞬間大きな魔力を強制的に付与するため、使用している魔法がその瞬間全て解除される。継承後も同様に魔法を使うことができる。)
エトワールとお別れ。レヴェリーは消失せずにいられるようになった。
聖域は恐らく対個人単位で齎すことができそう。オウラークが相当な魔力ぶちこんでる筈なので、ハイラハドムの合体魔法が強くても可笑しくない。
【ハイラハドム→レヴェリー】
ズウェールン時代を跨ぐ1000年は科学・魔法技術発展期間。現代2020年ほどの文明まで発展。
魔法研究の進展の多くはフェイスの研究成果であり、彼の功績により魔法技術は本来予想されていた程のレベルを遥かに超える、鰻上りの急成長を見せた。
魔法は神が与えたもので、神聖な力で、愚か研究などするものではないという考え方がまだあったため、魔法研究者は肩身の狭い思いをしていた。国の技術が大きく発展し、魔法研究に於いても当然新たな進展の余地が見られていたが、研究者達が公の場に出れるような時代ではなかった。そんな環境であったため、当時の魔法研究者は今の半数未満ほどの数しか居なかった。
フェイスとズウェールンの邂逅
そんな中、フェイスは幼い頃から諦めなかった。
当時自室(もしくはアトリエなど。要は誰も知らないような所有建物の中)で研究をしていた。魔力感知を得意とし、物に秘められた魔力の純度云々を主な題材としていた(例えばそれを感知できる道具、純度の明確な数値など)
人間に認知されなくなり国付近をなんとなく見て回っていたズウェールンは、変わり者のフェイスを気に入りよくアトリエに居た。
ある日、部屋の色々な物、日常的なものにも魔力が宿っている可能性を確かめていた。すると、部屋の中で明らかに異質な魔力反応があり、魔力を持った何かがそこにいる/あるとフェイスが気付く。初めて人間に認知されて更に興味が湧いたズウェールンは、フェイスと自分を“誓い”で繋ぎ始めて対話した。
(尚ズウェールンの身体は普段実態が無いものとし、“誓い”を使用すれば声は届く想定とする。)ズウェールンってこういうずっと何かしてるのとか単純作業好きそう。掃除、洗い物、引いてはそれを見ることとかも。だからずっと熱心なフェイスを見ているのが好きだったのかも。
対話の末、フェイスはズウェールンの望みに答え、ズウェールンはフェイスの研究に一部協力することを約束した。この時二人は従者の契約を結び、深く紐付いたため以降フェイスはズウェールンの姿を認識できるようになる。
因、その後二人は順調に仲良くなっている。
【ズウェールン→ヘルム】