【ここに始まるは遥かなる戦いの詩。偉大な帝国と麗しきアバロンの詩。そして代々の皇帝とその仲間達の詩】

Last-modified: 2025-11-24 (月) 00:30:55

ここではRS2・RS2R等のゲーム版の台詞を解説。

RS2

【オープニング】【アバロン】【酒場】で始まる【詩人】【遥なる戦いの詩】の最初の台詞であり、必然的に本作のゲーム開始後の第一声である。
その後、ここで詩われた【モンスター封印】のイベントが始まる。

【よいかジェラール。我々はインペリアルクロスという陣形で戦う】


ここに始まるは、遥かなる戦いの詩。偉大な帝国と麗しきアバロンの詩。
そして、代々の皇帝とその仲間達の詩。
この詩をうたい終えられるよう、精霊よ、我に力を与えよ!
今は昔、皇帝レオンの時、帝国はアバロンの小さな国に成り下がっていた。
大陸は麻のように乱れ、争いは絶えなかった。
レオンは統一の志を立て、日々戦いに明け暮れた。
彼には2人の息子があった。
雄々しきヴィクトールと優しきジェラール。
その日、レオンはジェラールを連れ、モンスターの討伐に出た…。


【エンディング】【いかがでしたか陛下?】

この演出から、【Romancing Sa・Ga2】というゲーム中で描かれる【バレンヌ帝国】【歴代皇帝】の物語自体が、この詩人の詩の内容を追体験していたものだったのである。
つまりこのシーンの正体は、【七英雄】との長きにわたる戦いを経て、かつての強大なバレンヌ帝国の中枢であった都市アバロンが、【皇帝】による統治から国民による平和的な形態であるバレンヌ共和国へと政治体制を移行した後の時代におけるアバロンの、城下町に位置する活気のある酒場内部である。
そして、プレイヤーの選択次第でその詩の内容は変化し、場合によっては数千年にも及ぶ長大な歴史となったり、はたまた約20年で駆け抜けた激動の時代ともなり得る。
あるいは【クジンシー】との戦いやらアリやら手強すぎる最終決戦やらで挫折し最後までうたい終えることができなかった詩人も数知れず。

RS2R

男の子が詩人に詩うのをお願いするため、ゲーム開始後の第一声ではなくなったが、その後で詩人が詩うのは同じ。

RSU

ポルカ編2章12話【新たな器と遥かなる戦いの詩】?では、詩人が同じように酒場で歌っているシーンの詳細が明かされる。

RS2と違い、いかにも同じ酒場で同じように詩っていたように見えた詩人の実態は【イゴマール】の変装であり、イゴマールが自分の予言を成就するために詩人の格好を利用したものだった。
見知ったシーンの発言者の正体がまさかの倒すべき宿敵であったという、プレイヤーをも煙に巻いたどんでん返しであった。