概要
ヌエ(鵺)とは、日本の妖怪の一種。
猿の頭に狸の胴体*1、四肢は虎で尻尾は蛇という見た目を持ち、トラツグミに似た声で鳴くという。
簡単に言ってしまえば、和風の【キマイラ】である。
サガ1
表記は「ぬえ」。
塔17~23F、【シェルター】【資料室】に出現。
レベル幅の下限が低いので、低いレベルからステップアップして変身できる。
RS2
表記は「ヌエ」。
異世界の意識体が実体化したモンスター。皮膚がなく、手脚の骨と背骨が剥き出しの猿の身体に、背骨で繋がった骨の蛇の尾を持つ。
【キマイラ】の上位種。HPに関して言えば前者の倍以上を誇る。
単体でしか出現しない。
ゲームの最後まで出現し得る。
下手するとテレルテバの塔のボスとして居座っていることも。
HPは8000以上と獣系ザコの中で最も高く、【トウテツ】をも上回る。
【催眠】や【テラーボイス】でこちら全員に状態異常を与え、【体力吸収】や物理攻撃で攻め立てる。
戦闘中は回復不可能の石化攻撃も行う。
即死にも耐性を持っているため、無理して戦わないのも手である。
何がヤバいって最終盤でも手に余るこんな怪物が中盤から容赦なく出てくる事である。
【パイロヒドラ】や【ノスフェラン】が可愛いレベルである。
レベル的には、通常攻撃から【燕返し】【マキ割りスペシャル】【無双三段】【ファイナルレター】【バラージシュート】を、【なぎ払い】から【真空斬り】を閃くのにジャストな敵である。
また【チャージ】【催眠】【テラーボイス】も見切り可能である。
RS2R
【チョントウ城】で井戸のそばに佇み、渡り廊下の方を向いている。
視線の先には見張り番が居るのだが、世間話でもしているのだろうか。
容易に先制を取れるが、特に希少な物をドロップするワケでもないので図鑑に載せる程度に戦えば十分だろう。
2回行動で搦め手から物理攻撃をしかけるパターンは健在で、足止めのしにくさが目立つ。
通常攻撃相当の行動を持たないので、【マッドバイター】からの【狂戦士】状態が決まれば序盤の段階でも勝機はある。
忘れた頃に【大氷原】にも出現する。配置数は少ないため、原作よりは印象が薄めか。
RS3
表記は「ヌエ」。
さまざまな獣を合成して作られた奇怪な魔法生物。外見だけでなく鳴き声もすさまじく、この世のものとは思えないほどのおぞましさだという。
【キマイラ】は上位亜種になり、順序は入れ替わった。
前作同様に獣系にしてはステータス異常攻撃が充実しているのが特徴。
実はドロップアイテムの希少性が高いモンスターで、最高傷薬と魔獣の革は数が欲しければこいつを狩るしかない。
しかもSFC版ではモンスターランクが上がると出現しなくなるので、狙いたいなら事前にセーブしておくのが無難。
IS