【燕返し】

Last-modified: 2025-11-30 (日) 14:42:45

概要

剣豪である佐々木小次郎が得意とした剣技。…なのだが、佐々木小次郎という人物像が小説等の創作によって形成されている面が強く、よってこの剣技の存在も当時に実在したかどうかは分からない。

RS1

「つばめがえし」名義。

武器分類消費範囲射程属性カテゴリ威力対応する武器備考
両手剣技10敵単1武器力攻撃+22ヴェルニーソード(5)特効:有翼

標的の肩口から斬りかかりVの字に斬り上げる。ちょうど燕が滑空する時の姿に似ているが、習得には超人クラスの腕力を要する。
攻撃力33は、神々の武器を除けばトップの破壊力だが、SFC版だと特効であるはずの有翼の相手にはバグによりダメージ1となる。
特に、『つばめがえしが最も輝く瞬間』となったであろう、【レフトハンドソード】を守護する強敵、ゴールドドラゴンに無力なのが悲しい。
移植版では特効ダメージが本来の防御力無視になったので名前どおりに猛威を振るってくれる。

RS2

「ツバメ返し」名義。

系統WP威力属性対象距離効果
大剣技95×2敵単
命中率・回避などの詳細*1カエル研究室を参照。

閃き派生閃き難度
派生元通常攻撃40
強撃34
切り落とし37
派生先乱れ雪月花37
見切り30

切り付けた剣を返す刀で、もう一度敵に切り付ける大技。
横斬り→縦斬りの連撃。敵に刻まれる斬撃エフェクトが緑色なのが特徴的。

【大剣技】としては唯一となる【多段攻撃】技であり、実質威力は10とこの技でようやく2桁の大台に乗る事になる。
性能的には【清流剣】の1つ上というポジションだが、閃き周りに少々癖がある技となっている。
 
まず閃き可能な閃きタイプが限定されるという点。
閃き可能なタイプが限定されるという事自体は上位技には珍しくないが、この技の場合は閃き可能なタイプそのものに問題があり、この技はいわゆる侍型(タイプ8)と体術パンチ型(タイプ1)という属しているキャラが少ない2つのタイプでしか閃けないのである*2
そしてそのいずれもが登場が遅い面子ばかりであり、早期に閃きが可能なのは【アキリーズ】ただ一人となっている。
大剣と縁がなさそうな体術パンチ型に適性があるのは、柔道の同名技に燕返しが存在することから来ている説がある。
 
もう一つの難点が閃き難度が絶妙であるという点。
【強撃】からの派生であれば難度は34となるのだが、中盤までに遭遇できる敵で最高の閃きレベルを持つ【水龍】でも2%強、【守護者】【ラッフルツリー】では1.5%程と、これらの相手に閃くには確率が低すぎて少々骨が折れる。
それでいてこの技を容易に閃けるようになるとその頃には派生先の【乱れ雪月花】も現実的な確率で閃けるようになってしまう。
 
このため、早期に閃くのが難しいため習得が後回しになり、容易に閃けるようになると今度は上位技の通過点にしかならないというポジションになりがちな技だったりする。
 
見切ること自体は可能だが、使用する敵が存在しないためパーティアタックを用いる必要があり、
また見切っても「【混乱】【魅了】【ターゲット強制変更】状態の味方が使用した時の予防」以外に使い道は無い。

RS2(漫画版)

第2巻で【オライオン】【スービエ】に止めを刺す際に放った。

RS2R

「ツバメ返し」名義。

テキスト対象を素早く斬り払い、切っ先を返し斬り上げる。
   要LvBP威力属性対象距離効果
大剣技152115大剣
風術
敵単2回攻撃

閃き派生閃き難度
派生元大剣攻撃40
強撃34
切り落とし37
派生先無無剣23
乱れ雪月花37
月影14
無月散水46
修得Lv28
見切り30

SSG以降に倣った攻撃モーションで斬り払い、斬り上げる動作になった。後述するように高速化されている。
風属性がつき、弱点を突くのに有用になった。大剣技はほとんどが水・冥属性のため、弱点を突ける範囲を広げる・地相効果への対策のためにも最終盤まで有用。
相変わらず閃き適性を持つ者が稀少だが、大剣が得意な【忍者】の一部(3人目と7人目)も閃けるため原作版よりは楽。
パーティ編成システムが変化したことや閃き可否の可視化もあり、取りこぼすことは少なくなっている。

2段ヒット技で、攻撃モーションがとても素早い。剣技の【二段斬り】あたりと大差ないほど。
大剣技最上位の【乱れ雪月花】【無明剣】無駄にアニメーションが長いため、ゲームテンポ的な意味でもこの技の有用性は高い。

大剣の多段技では一番高火力だがヒット数が2なので、他武器種の【スパイラルチャージ】【クワドラブル】のように上位の技を食うほどの大活躍ができるかは微妙。

敵側では【ノエル】(第2形態)が唯一の使用者。威力は高いが、他の攻撃のついでに【ソードバリア】で対処可能。
ほぼコレクション用だが見切ることもできる。

SF1

「燕返し」名義。

テキスト刀技
リマスター[敵/単体/斬]≪刀技≫ 剣閃を翻して断ち斬る。
 WP目安属性対象距離効果
刀技4通常攻撃×2.5敵単
解析データ
(性能・回避対象・
瞬間ステータスなど)
ちょい研究所を参照。
概要派生技閃き難度
派生元月影の太刀17
風雪即意付け19
21
派生先逆風の太刀25
かすみ青眼26
神速三段突き31
濁流剣35
無月散水38
月影の太刀22
風雪即意付け29
三花仙40
連携合成名最初・途中最後
返し

RS3の【抜刀ツバメ返し】の流れを継いで、使用者と標的の両者にスポットライトが当たった後に瞬時に斬撃。
遅れて標的からは翼が広がるような真っ赤な出血が生じる。なお、相手が【メカ】【妖魔】であろうが同じ。
閃き適性のあるキャラも多く連携に組み込みやすいので使いやすい。

SSG

「燕返し」名義。

テキスト敵の斬属性攻撃時、割り込みで発動。稀にスタン(対象を行動済みにする)発生。
  強化 ランク  性能  効果
0123
大剣技BP6543範囲敵単インタラプト技(対斬)
追加:スタン(20%)
威力90909090属性
4444能力
要回数1145112速度−3
派生元系統必要条件
-刀系払車剣修得済みでインタラプト可能な斬属性の攻撃を受ける(小)

スポットライト演出はなくなり、腰を落とした左構えから右へと払い、息をつく間もなく切り上げる動作になった。

SEB

「燕返し」名義。

      ランク12345     性能     効果
刀技BP55555対象敵単命中89インタラプト(対斬)
対空
スタン(50%)
ガード不可
威力8283858790属性速度−3
要回数-53185176参照技・体連範1
派生元必要条件
【かすみ青眼】防御を含むインタラプト可能な攻撃を受ける
派生先必要条件
【地走り】-
【虎斬り】我流技、人間専用
【乱れ雪月花】-

SEBと同じモーションで、性能もおおよそ同じ強力なインタラプト技。
しかしシステムの違いにより有用度は上がった。
【月下美人】を装備し【ルージュトラップ】の陣形でこの技を構えると獅子奮迅の活躍を見せる。
連携の最後に来るように調整すれば信じられない様なダメージを叩き出す。
BPコストの高さで使いにくい【乱れ雪月花】よりもこちらの方がよっぽど活躍できる。
とは言えあくまでもインタラプト技なので、反応できない相手には無力。

IS

「ツバメ返し」名義。

テキスト瞬く間に相手を斬り刻む
系統威力命中SP射程範囲属性速度効果
大剣技7320~64076~15213~6近接単体有翼系に特効

ISEC

「ツバメ返し」名義。

カテゴリ分類効果派生
基本行動敵1:威力100~200
💡  威力200~300
💡💡 威力300~400
💡💡💡威力400~500
【巻き打ち】
💡【ツバメ返し】
💡💡【龍尾返し】
💡💡💡【乱れ雪月花】
特殊能力敵1:威力80-

RSU

「ツバメ返し」名義。

系統タイプ距離接触行動順範囲属性威力BPLP効果
大剣技攻撃直接-敵単体SS→SSS11~8-[特効:浮遊]
習得スタイルSS[イーストガードとして]ジュウベイ、SS[本当の理由]カタリナなど

*1 補正➡表記/16=対象の盾発動率
接触➡◯=カウンター可。
依存Lv(命中率)➡斬=剣·大剣Lv、殴=斧·棍棒Lv、突=槍·小剣Lv、射=弓Lv、体=体術Lv。
威力➡効果値。

*2 SFC版においては前者が9人、後者が4人とたった13人しか適性が無いという惨状であったが、移植版では後者が大幅に増えたためまだマシになった。