ここでは地名を解説しています。
- 術については【アビスゲート(術)】を参照。
- BGMについては【アビスゲート(曲名)】を参照。
- ラストダンジョンについては【アビス(地名)】を参照。
RS3
プレイヤー側の世界と異世界【アビス】との間に生じた裂け目。
このゲートを通じてアビスと現世界を行き来できるようだ。
【死食】を生き抜いた【宿命の子】はアビスの力を制御できるようで、600年前の【魔王】はアビスゲートを開放しアビスの四魔貴族を従えた。300年前の【聖王】は逆に四魔貴族をアビスへ追放した。
そこから再度「死食」の発生した本作の物語開始時点では、完全ではないものの再び少しずつアビスゲートが開いてきており、【四魔貴族】はここから自らの「幻影」をこちら側の世界へ送り込み、征服の布石としている。
また、ゲートは当初半開き状態のままこちら側の世界へと一方通行になっているが、【宿命の子】によって現世からゲートを開放した時のみ通り抜けることができる。
【ヨハンネス】の天体観測によって、星の位置のずれからゲートの有無および所在地を特定することができる。
具体的には【ピドナ】の【魔王殿】・【タフターン山】の【ビューネイの巣】・南方【ジャングル】の【火術要塞】・西太洋の【海底宮】にそれぞれアビスゲートが存在するが、後に4つのゲートを閉じても星の位置のずれが残っていることが判明する。
4つのゲートを閉じた終盤において、東方の都市【黄京】にもアビスゲートが出現しており、宿命の子によって開放してここからアビスへと乗り込むが、上記の特徴の関係上後戻りできない。
なお、四魔貴族を倒してアビスゲートを閉じた際には以下の恩恵を得る事が出来る。
- パーティー全員のLP・WP・JPが全回復する
- LPが0になって死亡していたキャラが全員復活し、再加入が可能となる
- 海底宮のアビスゲートのみ、【ハーマン】がパーティーにいる状態でゲートを閉じるとハーマンが【ブラック】に戻る
イベント進行に必要なキャラが死亡していた場合はこの手段で復活させることでイベントを進行させることが可能になるが、閉じる事が出来るゲートが無い状態でそれらのキャラが死亡した場合は最悪ゲームが進行出来なくなる可能性が有る。
法則
本作の【メインイベント】は基本的にこのゲートに対処するものだが、シリーズでも特異な点として、5箇所すべてが侵入者を頑なに拒むかのような位置にある。
他の作品でも主要なボスの何人かが進入困難な位置にいる事例は多いが、すべての拠点にそれが当てはまる事例はほとんどない。
しかしたどり着くまでの道のりに実は法則があったりする。
全てのゲートはピドナに通ず。
メインイベントの進行手順に行き詰まったら、ピドナからしか行かれない場所をあれこれ当たってみると最終的に手がかりをつかめる。
- アラケスのゲートは、ピドナの魔王殿。
- アウナスのゲートは、ピドナ▶グレートアーチ▶アケ▶ジャングル▶妖精の村▶火術要塞。
- フォルネウスのゲートは、ピドナ▶バンガード▶海底宮。
- ビューネイと空中戦を行いたいなら、ピドナ▶バンガード▶小さな村▶ルーブ山地。
- ビューネイと地上戦をするつもりで最初にゲートを閉じるなら、同様の手順でルーブ山地のグゥエインを倒す。
- カタリナ編でロアーヌに入るには、ピドナ▶リブロフ▶ナジュ砂漠▶神王の塔でマスカレイドを奪還。
- 東方のゲートは、ピドナ▶リブロフ▶ナジュ砂漠▶乾いた大河▶ムング族の村▶玄城▶黄京。
リマスター版
最初に存在が明かされている4つのゲートをすべて閉じると、追加エピソードが挟まり、【魔王】の生存が明らかになるほか、彼によって5つ目のゲートが作られていた描写がなされている。
この5つ目のゲートの存在は「魔王が四魔貴族本体を迎えにいくためのもの」であり、他に目的はないという。
それまで四魔貴族が支配という概念を知らなかったために世界の混乱は限定的だったが、このシーンの追加により「四魔貴族を動かす魔王の活動を止める」という明確な戦う動機がプレイヤーへ提示されたことになる。