【バスタードソード】

概要

現実の西洋でも使われた剣。
両手持ちを基本としつつ片手で振るうことも想定して作られたことから「Bastard」（雑種）と呼ばれ、「Hand and a half sword」（片手半剣）の異名もある。
さらなる異説では、西欧に多い突き剣術、東欧で多く見られる斬り剣術の双方に柔軟に対応する形から上記の名が付いた、とも。

サガシリーズではその性質を「片手でも両手でも使用可」というテキストや「剣技も大剣技も使用可能」という特性で表現していることが多い。
ちなみに、現実には刀身が1mを超え、長さ相応の重量もあったため、片手で振るわれることは少なかったとか。
重心のバランスが独特なので専用の訓練が必要ともされる。

たまに間違える人がいるが「バスター"ド"ソード」であり、ドが抜けた「バスターソード」と言ってしまうとFFのチョコボ頭の愛剣になってしまうので注意。興味ないね

サガ2DS

序盤での入手は、アシュラの基地をクリアした後に使える発掘経由となる。
【古き神々の遺跡】の近くや、【アシュラの塔】の南西に埋まっている。
ただしどちらもほかのアイテムが掘り出されることがあり、確定入手ではない。
特に【スピア】と競合することが多い。

サガ3DS

【現在】の【イレムの町】での店売品になった。
【デュランダール】のドロップ品でもあるが、そっちでの出番はリチャージ代の節約や熟練度上げがメインになるだろうか。

RS1

全長2メートルはあろうかという巨大な剣。本作では例外的に意味合いが異なり、破壊に特化した剣=「Bustard sword」という意味になる。
【ウエストエンド】、【ミルザブール】、【ノースポイント】で販売されている。
　
【ガラハド】の初期装備。
両手剣としては攻撃力・値段共に最低だが、【グレイ】が主人公の場合、ガラハドと別れる際に剥ぎ取っておけば初期は重宝する。

RS2

【ウオッチマンの巣】の宝箱から入手可能な一品物。
大剣としての攻撃力は【クレイモア】より少々低いが、テキスト通り【剣技】も使える事で差別化されている。
剣として見た場合は【鋼鉄の剣】よりも攻撃力が5高く、【レオン】にこれを装備させて【二段斬り】を使わせるだけで【ウオッチマン】や【クジンシー】との戦いが一気に楽になる。
【ジェラール】が皇帝になった後も基本的にはジェラールに使わせると良い。
【運河要塞】をクリアすると大剣・剣のどちらにおいても型落ちするためそこでお役御免となる。

RS2R

ウオッチマンの巣では拾えなくなり、入手条件が鍛冶屋Lv2以上でクレイモアを改造して入手に変更された。
これに伴い攻撃力も上がり、原作における立ち位置は実質的に【レオンの剣】が引き継いだ形になる。

同じ鍛冶屋Lv2で開発できる【ツヴァイハンダー】のほうが性能が高いため、性能だけ見る場合の影は薄い。
慣れたプレイヤーなら鍛冶屋Lv2解禁前にヤウダまで先回りしてより性能の高い【名刀千鳥】等を確保できるため、その場合は見向きもされない。

この武器に価値を求める場合、やはり剣技が使用可能(≒第二武器と合わせて一人で3種類の武器弱点を突けるようになる)な点を活かすことになる。
大剣技では代用の利かない【十文字斬り】や【空圧波】といった技が使えるのは便利。
しかし剣と大剣の技能レベルが分化し、両方の技能を習得するクラスが【帝国軽装歩兵】と【デザートガード】くらいしかいない為、実質的には帝国軽装歩兵、もしくは技能レベルを引き継いでいる皇帝でもないと旨味を活かしきれない。

RS3

開発リストの2番手。
大剣ながら剣技も使えるのが特徴で、最速開発時点ならそこそこ強い。
【ファルシオン】完成までは十分に【ブロードソード】の後釜となってくれる。

これが回ってきた剣使いは暇な時に素振りをして大剣技をいくつか閃いておくと後で使いどころがある、かもしれない。
ただし、どうせそれをやるなら【グラディウス】で同じことをしたほうが、2つの武器レベルを上げられてお得だったりする。

剣と大剣の中間、という設定のためか、大剣の中では比較的軽い重量3の武器となる。
他の軽い大剣は使用にクセがあるので、【無刀取り】をするなら一番優れている。

MS

コストパフォーマンス良好。
大型剣の技は他の系統に跨ったものがほとんどなため、序盤にこれを手にして技を揃え、適当なところで切り替えるという手もある。

ただしそのまま大型剣を使い続けるのなら一考が必要。
散らばる技を集め、適切に使い分ける戦術眼と神をも下す業運を併せ持っていないと終盤では厳しい。

SSG