【ライフスティール】

サガ2DS

サガ3DS

【吸収攻撃】は【魔力攻撃】に近いので、相手の魔力で軽減される。
攻撃と同時に回復ができて、性能が高く、相手を選ばず、Hardでもそんなに軽減されない点は優秀。
問題は使い手が女性限定のセキリを除けば何らかの弱点を有することだろう。

RS2

敵1体の【LP】を1吸収する敵専用技。
敵の最大LPは例外なく1なので、吸収されたとしても相手のLPは増えず、事実上は【死神のカマ】や【黒点破】同様のLPブレイク技と何ら違いはない。
　
【ミミック】、【ノスフェラン】、【ヴァンパイア（男）】、【バク】、【ラルヴァクィーン】に加え、【クジンシー】の第2形態が利用してくる。

その性能は、基本的には【LPブレイク】の項目を参照されたい。使う敵もそこそこいるので、必要なら退却も視野に入れること。
　
ただ、この技に関して特筆すべきことは、クジンシーが使用頻度が頭一つ抜けて高いこと。
長期戦にもつれこむと運次第ではゴリゴリLPを削っていかれる。
ボスが高確率で使う点は他のLPブレイクにはみられない問題点で、【ソウジ】や【コウメイ】などのLPが元々低いキャラにとっては特に鬼門。

性能面は、【ソウルスティール】【死神のカマ】のほぼ下位互換。
ソウルスティールや死神のカマは遠距離であり、ソウルスティールにいたっては必中(かつ耐性無視)。
　
だがこの技は、【回避不能】かつ命中率が高いが、必中ではない。
さらに射程が近距離なので、LPが少なければ後列に配置する対策がとれる。
　
ただしソウルスティールや死神のカマと違うのは、【見切り】が存在しないこと。

データ上は【ソウルセイバー】の固有技に設定されているため、プレイヤー側としても利用可能な技となっているのだが、閃き難度が80と異常に高く設定されているため、普通にプレイしていればどうやっても閃けない。
16進数の50が10進数の80に相当するため、本作によくありがちな不具合とも考えられた*1が、移植版、リマスター版においても修正されていないことから、閃かないのが仕様と見てよいだろう*2。
　
本作は、LPさえ残っていれば気絶からの回復は容易であるのに対し、LPの回復がシリーズ全体を通しても難しい仕様となっている。
最終皇帝のイベントを除けば、貴重品である生命力回復を使うか、諸々のリスク覚悟で【魔石の指輪】くらいしか回復手段がない。
　
そんな中で、敵を即死させつつLPを回復出来るというこの技は本作におけるLP周りのバランスを大きく崩すと判断されたとしても無理はない。
黒点破と違ってこちらが使えない理由は、LP吸収効果はプレイヤーが使ってこそ真価を発揮するからだ。

RS3

本作から、奪ったLPを使い手はHPへ変換して吸収するようになった。このため吸収する意義が生まれている。
即死耐性で防げるのは変わらないが、その耐性を本作ではこちらも用意できる。
王家の指輪を増殖できることに加え、宿屋や回復ポイントでLPも回復する仕様になったため脅威は格段に減った。

見切り

SF1

前作に引き続き、LPをHPに変換吸収するタイプ。
だが、HP吸収技に分類されることにより、【死の属性】を所持していればHP吸収技そのものを一切通さないので、何の効果も受けない。
死の属性を持っていない場合はLPブレイク耐性があればこちらに被害はないが、HP吸収効果は発揮されているので、相手のHP回復だけ発生する。
回復量はターゲットとなった最大HPと同値。

MS