概要
街・ダンジョン・街道などのスポットに出入りするための通路。
ほとんどの場所は出入り自由な「出入口」になっていることがほとんどである。
ただ、中には入るだけでこの通路から出ることはできない「入口」、出ることはできてもここから入ることはできない「出口」という一方通行の通路もある。
これらの通行制限がある通路はその仕組みもさまざまで、設置されているシチュエーションも多数存在する。
また、すべての通路がいずれかの分類として恒久的に設定されているわけではなく、一部の通路はストーリー展開などによって分類が切り替わることも。
出入口
基本的な分類。
外から入ってきた場合はここからスタート、逆にここから出れば外から入ってきた場所に出る。
ほとんどは物理的な通路であることが多いものの、中にはワープゾーンを使用したタイプも。
また、初訪問時は「出口」だったものが、一度脱出して利用済だと場所を主人公が覚えており、以後はここから出入り自由となる「出口⇒出入口」への変化パターンもたまにある(SF2の【ハンの廃墟】の南口など)。
稀に離れた区域のイベントがきっかけで「出口⇒出入口」への変化パターンもあったりする(RS2の【長城東門】【長城西門】の各南口など)。
ちなみに「出入口」が複数存在するスポットは、通った出入口に応じて行き先が違ってくることも多い。
ただし何度も出入りできるとは限らない。
入場も出場もそれぞれ1度きりのため【一度クリアーすると入れなくなる場所】になっているという意地悪なパターンもあり、RS1/MSの【魔の島】や、SF2の【大ミミズの穴】などがそれに該当する。
また、入場は楽だが出場には一定条件を課され、【クリアーするまで出られない場所】になっているパターンもあり、MSの【ウコムの海底神殿】などが当てはまる。
入口
数は少なめの分類。
到着するとすぐには出られないため、難易度の高いダンジョンなどでは相応の準備が必要。
【クリアーするまで出られない場所】【一度入ると戻れなくなる場所】はスタート地点がこれになっていることも多い。
ただし、出口がすぐそばにあるパターンもあるので、入ったら当分(あるいは絶対に)出れないスポットとは限らない。
また、出入り自由な通路が途中から封鎖されて出れなくなる「出入口⇒入口」への変化パターンもあり、これはストーリーが急展開する場合に用いられやすい。SF2の【ハンの廃墟】の深層フロアなどがそれ。
出口
本シリーズではかなり多い分類。
そしてその種類が多岐にわたるのも特徴で、中には出口がいくつも存在している・出口だらけで先に進むほうが難しいケースも。
【一度クリアーすると入れなくなる場所】での設置例も多い。
- 広大なマップの外周すべてに設置され、出ようと思えばどこからでも出れるパターン
- 通路は外から見えているが、中から出るための一方通行で、出入口ないし入口を探す謎解きになっているパターン
- サガ2/サガ2DSの【ビーナス宮殿】にある【下水道】、RS1の【ローバーン城地下】、SF1の【クーロン】シップ発着場にある【下水道】など
- 複雑な街などの利便性を上げるために脱出ポイントを複数作っているパターン
- サガ3DSの【バイパーの都市】など
- ダンジョンの最深部に設置され、場合によってはここから出なければイベントが進展しない、いわゆるゴール地点になっているパターン
- サガ2/サガ2DSの【アシュラの基地】、サガ2DSの【いじわるなダンジョン】、RS3の【マクシムスのアジト】など
- サガ1の【竜宮城】のように、ボス戦発生ポイントがその後出口に変化するパターンもある
- ダンジョンの深層部に非常口として設置され、クリア後の簡易脱出を想定しているパターン
- サガ2/サガ2DS、RS1/MS、RS2/RS2Rはこのパターンが非常に多い
- 出入口との往来ができない場所のセーフティネットとして存在するパターン
- ツインタワー型のダンジョンに設置され、片方は出入口、もう片方は出口になっているパターン
- サガ3/サガ3DSの【西の塔】など
- 落とし穴やハズレの通路といった特殊なギミックにより、放り出される形で出口として機能しているパターン
- これまで出入口として機能していた通路が、外の環境変化などによって入口として機能しなくなるという「出入口⇒出口」への変化パターン
- 進行手順が基本的に一方通行になっていて、入口と出口が別々に存在しているパターン
- サガ1の【浮遊城牢獄】、サガ2/サガ2DSの【ドラゴンレース】、RS1/MSの【最終試練】、RS2/RS2Rの【浮遊城】、RS3の【ランス・ヤーマス道】【ランス・ファルス道】、SF1の【光の迷宮】【オーンブル】【HQ(システム内部)】など