【聖光】

RS2

聖なる力を持つ武器に念を込めながら掲げ、【太陽光線】にも似た聖なる光を放出させる。
敵全体の【死者】系のみに大ダメージを与える。【セイントファイア】や【退魔神剣】同様、対象の属性を持たない敵には完全に無効である。
死者系は【骸骨系】や【ゾンビ系】であれば分かりやすいが、【霊体系】については見た目に反して死者に該当しないものが多いため、死者系だと思って使ったのにノーダメージという事態が生じやすい。
特に霊体系についてはHPが高めの【ジン】、【パトス】、【フィア】には効かないのがネックといえる。
　
死者系にしか命中しないもののスペックは高く、鍛えれば【ヘルビースト】や【獄竜】ですら一撃で瀕死。
表の威力は事実上の数値。ダメージ計算がセイントファイア等と同様特殊で、データ上の数値4を4倍している。
ダメージ計算において用いられるのは【デイブレード】と【ホーリーバスター】のどちらでも「剣と棍棒のレベルの平均値」であり、両方の育成が必要。
デイブレードとホーリーバスターはどちらも一品物（例外的にデイブレードは、最終皇帝を強制出現させた場合に限り2本手に入る）であるが、併用すれば1ターンでヘルビーストや獄竜を屠ってしまうことが十分可能であり、強力な死者系を僅かWP2×2で倒せる優秀な技といえる。
固有技であるため技欄を圧迫しないという点もありがたい。
　
閃きの条件が特殊であり、内部の分類としては大剣技であるためかデイブレードからでしか閃くことが出来なくなっているため、ホーリーバスターを先に手に入れた場合、デイブレードを入手するまでの間この技は使えないことになってしまう。
更に問題なのはデイブレードが最終皇帝（男）の初期装備でしか入手出来ないという点で、最終皇帝（女）を選んでプレイした場合、デイブレードは絶対に入手出来ないため、結果的にこの技を閃くことは出来ない。
つまり、ホーリーバスターでもこの技を使うことが出来ないということであり、聖なる力を持つという武器の説明に反して、【アンバーメイス】と同じ攻撃力であるただの棍棒ということになってしまう。
　
なお、ホーリーバスターの説明テキストでは「死霊、悪魔に強い」と書かれているが、これが聖光の効果を意味しているのだとすれば「死者に強い」が正しいことになる。
いずれにせよ、そういった説明があるからこそ何かしらの技を閃くことができるに違いないと考えてホーリーバスターを振り続けても何も覚えられない。
せめて、大剣技でなく棍棒技として設定されていれば、と思うと残念なところである。
　
なお、移植版ではデイブレードを引き継いだり、デイブレードで覚えた聖光の技登録データを引き継いだりできるので、最終皇帝（女）で聖光を使うことも可能になっている。

RS2R

片手で高く掲げた武器から聖なる光が放たれ、不死者のみを浄める。
　
アンデッドに確定クリティカル。ダメージは武器の攻撃力、使用した武器系統のレベル、魔力に依存する。
魔力依存のアンデッド特効手段には技では【退魔神剣】、術では【太陽光線】【セイントファイア】【フラッシュファイア】がある。術は全てダメージが聖光より高い。
　
威力が武器系統のレベルと魔力に依存する都合上、大剣の方は最終皇帝か、あるいは一部の術師・物理アタッカー双方に適性のあるバランス型クラスを皇帝にした時以外には活用がしづらいが、
棍棒は術士に技能適性を持つ者も多いので、冥術を覚えている時の代替手段や、【かめごうら割り】等の補助技を覚えるための棍棒レベル上げに使うとよいかも知れない。
また、帝国重装歩兵も地味に腕力と魔力の差が小さいため同じく不死特効の十文字斬りより高威力を出せたりする。
対象となるアンデッドは【封印の地】【アバロン地下墓地】(【クィーンの復讐】発生時)【大氷原】【ラストダンジョン】(3層)などに偏って群れて出現するため、本来の役目を果たしやすいのは追い風。
　
【デイブレード】からしか閃けないのは相変わらずだが、ラストダンジョンにて【陽光石】を手に入れれば最終皇帝女でもデイブレードを開発できるため、習得が不可能ということはなくなった。

ISEC

RSU

練達後(変更点は太字で表記)

どんな相手でもダメージを与えられる。【練達】でRS2のように不死・悪魔への特効が付く。