【皇帝の継承候補打ち止め】

Last-modified: 2024-01-21 (日) 15:53:21

RS2

概要

本作の仕様では一度【皇帝】になったキャラは再度皇帝になることができない(皇帝の【LP】0による【皇帝継承】の場合は別)。
すると、ここで全てのキャラを皇帝にするとどうなるのだろうか?という疑問が生じる。

結論から言ってしまうと、皇帝継承の際、現在仲間になっているクラスの中で一度も皇帝になったキャラがいない場合には【最終皇帝】が出現することになる
この状態で最終皇帝が選出された場合には、何故か皇帝継承を二回連続で行うことになるため、最終皇帝の装備が自身が装備しているものと【倉庫】にあるものの2セット入手出来るという少しお得な仕様がある。

もっとも、普通にプレイしている場合でこの状態になるということは極めて稀である。
というのも、【伝承法】が使えるようになる段階(【レオン】から【ジェラール】に皇帝継承した後)でも、皇帝継承の対象クラスは7つある。
そしてそれぞれのクラスに8キャラ存在するためこの時点で皇帝継承は56回行うことが出来る。
ゲームが進行すればクラスもどんどん増えていくため、普通にプレイしていて皇帝の継承候補が居なくなることはもちろん、特定のクラスの皇帝継承者がいなくなってしまうことも(狙ってやらない限りは)普通は起きない。

通常のプレイで何度かルドン送りや謀殺を行うことはこのゲームのプレイをする上ではままあることだと思うが、こう言ったプレイをしたとしても全ての皇帝継承候補を使い潰すということは普通は起きない。

最終皇帝が出現した時の留意点

とはいえ、敢えて最終皇帝を呼び出す目的で候補者を使い潰して、最終皇帝が出現してしまった場合には、通常のゲーム進行と比べ以下の制約が生じることになる。
年代ジャンプで最終皇帝が登場した時も同様であるが、早期に最終皇帝を出現させるほど深刻な事態となることがある。

なお、【合成術】の完成、技道場への技・【閃き】の登録は【字幕イベント】時に行われるので年代ジャンプが行われなくても問題は無い。

特にジェラールの代で最終皇帝を出現させた場合、武装商船団への対応を誤ると即【ハマリポイント】になる。

技道場については【女王アリの復讐】自体の発生基準が中盤以降になるので、それまで利用できないことから難易度が上がる。


基本的に武具が弱い状態となってしまうため、強力な武具は宝箱やドロップで入手することが重要となってくる。
また、【白アリ軍団の襲来】を解決すると【女王アリの復讐】の開始条件を満たしてしまうため、かなり危険な事態になりかねない。
後者は最終段階まで進むとアバロンから出られなくなってしまうので事実上詰み状態になってしまう可能性があるため、クィーンを倒す際にはリアルクィーンについても考えた上で行う必要がある。
 
ちなみに、伝承法が事実上ない状態ということでいわゆる主人公固定の一般的なRPGのように楽しむことが出来るためそれはそれで新鮮である。
年代ジャンプこそないが字幕イベント等の度に1,2年経過していくため、クリア時には1030~1040年くらいにはなっている。
最終皇帝の開始時の年齢は不明だが、最終的にはレオンの没年よりも年上になっていることだろう。


SFC版ではある種のやり込みプレイの一種ともいうべきプレイスタイルだったが、リマスター版では敢えてこの方法を取るメリットが生まれている。
それは【NEW GAME+】の存在である。最終皇帝が出現すると最終皇帝の装備品が入手出来るが、候補打ち止めにより最終皇帝が出現した場合にはかなり早い段階で最終皇帝の装備品を2セットも入手することが出来る。
特に【デイブレード】(男性の場合)、【ムーンライト】(女性の場合)はどちらも一品物であるためここで入手してNEW GAME+で引き継ぐことのメリットは大きい。
この場合、最終皇帝さえ出現すれば、それ以上ゲームを進めなくてもいいので気楽である。
ジェラール加入直後くらいであれば2時間も掛からずに最終皇帝をお目見えさせることが出来るだろう。
また、リマスター版であれば、技・術を引き継ぐことも可能であるため、ゲーム展開が厳しくなるジェラールの代での最終皇帝出現も比較的楽になっている。
陣形についても【ゴブリン陣形書】を入手する事で【ゴブリンアタック】が利用出来るため戦いやすい。
SFC版では難しいプレイスタイルになってしまうものの、リメイク版だとやりようは様々にあるので少し変わったプレイをしてみたいなら是非試してみてはどうだろうか。