【重水の槍】

RS2

【浮上島】の宝箱から手に入るほか、【タームソルジャー】がドロップする事もある【槍】。
浮上島にある物は【コムルーン火山】を噴火させないと入手できないため、噴火を阻止する場合はタームソルジャーから入手するしかない。
攻撃力38と中々に高く、早い時期に【白アリの巣】の固定タームソルジャーから入手できれば槍を開発する必要が無くなる。
　
最大の特徴はその【重量】で、重量7と移植版での追加アイテムを含めた全武器で2番目に重い武器となっている(トップは【スリッジハンマー】で、重量15と2番目に重いこの槍の倍以上の重さである)。
本作では【腕力】依存の武器は重量の5倍よりも腕力が高いと命中率にボーナスが入る仕様となっているが、この槍でボーナスを得たい場合は腕力が36以上必要となる。
仲間キャラクターの場合デフォルトでの腕力最大は25であるため、条件を達成するためには腕力ボーナスのある装備や【金剛力】等のバフを利用する必要がある。
なお、誤解されやすいが本作では重い武器を使う際に命中率が低下するというペナルティは無い。
腕力によるボーナスを得られない＝命中率が上がらない事で、他の武器を使う場合よりも相対的に命中率が低くなるが、槍技は基本命中が100以上の技がほとんどな上に素早さによる命中率加算もあるため、【斧】に比べればほとんど気にならないレベルである。
　
【ポセイドンシュート】が【固有技】となっているが、この武器には閃きフラグが存在しないため、使うためには【トライデント】で閃いておく必要がある。
SFC版においては基本的にトライデントの入手は後半となりその頃にはより上位の槍が手に入っている可能性が高いため、使用する機会はまず巡って来ない。
移植版では【追憶の迷宮】で【ニクサー】と出会いやすくなったため改善されている。
　
ちなみに、重水とは水素の同位体である重水素と酸素が結合した文字通り比重が大きい水の事である。
とても槍の名前に使われるようなものでは無く、何故このネーミングになったのかは謎である。

RS2R

敵のドロップ率が全体的に向上しているため、通常攻略でタームソルジャーから入手するのも現実的に。
コレクション目的なら【クィーンの復讐】中のアバロン宮殿か、【恐妃の都】の道中が配置数やセーブポイントの面から見ても効率的。

【トライデント】で固有技を閃いておけば槍では本来不可能な水属性弱点を突けるようになるし、改造で【重水の槍・改】にすれば攻撃力を39に底上げできるので実用性も高い。
武器重量も原作から廃止されたので、その点でも強くなったと言える。

重水を用いて作られた槍である事が明言されたが、その重水が現実世界の重水と同一のものかどうかは一切不明である。
見た目は三角錐の穂先に青い宝石のようなものが付いており、ここに重水が用いられているのだと思われる。