RS2
商船員を狙って船の周りに出没する人魚。体術や数々の術法を使いこなす。
上位種に【ニクシー】【ペグパウラー】が存在する。
水棲生物系ザコの中で種族属性が「水の精霊」ではなく「魚」に属しているのはこの3種のみであり、水地相でも再生しないが【ホラー】は通用しない。
SFC版ではお供でしか出現せず、【ラストダンジョン】限定。
しかも通常攻略の範疇で突入する頃にはとっくに出現時期を過ぎており、上位のニクシー共々ほぼ幻のモンスターと言ってよい存在だった。
リマスター版では【追憶の迷宮】に出てくるのでいつでもエンカウントできる。
1ターン目に必ず【召雷】を使うほか、【マシンガンジャブ】を使用するため、優先して始末すべき。
【シルバーリング】を【レオン】の【初期装備】以外で入手する為には、このモンスターのレアドロップを狙うほかなかったため、実質一点ものだった。
とはいえ性能的には、複数入手する価値はない。
レベル的には、通常攻撃から【聖光】、【なぎ払い】から【十文字斬り】、【ブレードロール】から【次元断】、【稲妻突き】から【サンダーボルト】を閃くのにジャストな敵である。
また【コークスクリュー】も見切れなくはないが、レベル的には厳しい。
RS2R
【迷路水路】と【ワイリンガ湖】にお供限定で出現。SFC版に比べれば格段に出会いやすくなった。
トップレスではなく貝殻のような何かで胸をガードしている。
SFC同様に1ターン目に必ず【召雷】を使うが、本作は【炎の壁】が間に合えばそれで対策できる。
出現場所を攻略する前に準備しておきたい。……とはいえ、予備知識無しに最短で【ジェラール】即位→【運河要塞】攻略→【モーベルム】で船を奪って迷路水路と来た場合はそれも叶わないので、否応なく円範囲オーバーキル特大ダメージに苦しめられることになるだろう。
そうなった場合は耐性のない【睡眠】【麻痺】に賭けるしかない。
船旅なので【先制攻撃】が決められない、お供限定なので無警戒の誰かについてくるのも危険さに拍車をかけている。
RS3
妖精系
各地の伝承にも登場する水の精。海辺で妖しい踊りを舞い、その姿に惹かれて近寄ってきた者を海中に引きずり込んでしまう人魚。
グラフィック改変の種類が多く、同系統に【エキドナ】【リリス】、別系統に【アラクネ】【蛇女】【メドゥーサ】が存在する。
魚系
ニクサーと【オアンネス】は「同じ姿と名前の敵が別々の系統、別々の敵レベルで出現する」という変わった出現形態をしている。
どちらも共通して魚として出現した方が強い。
こいつに関して言えば【ウォーターポール】を使うまで時間を掛けさえしなければ苦戦はしない筈。
ただし万一使われると、行動パターンの多くが玄武術であることもあって思いの外戦闘が長引く事も。特に魚系で登場した際は基本地相の後押しもある。
【ガードリング】を拾えればラッキー。
装備欄の穴埋めにも金策にも有用。
IS