防御力の考察

Last-modified: 2019-11-26 (火) 19:37:00
 

敵に倒されないためには

  • そもそも撃たせない
  • 撃たれた弾に対処する
  • 当たっても耐える

という要件を満たせばよい。
 
なお、特に各項で明言しない限りは、旗艦も味方艦も考察の対象。

敵攻撃の抑制

まずそもそも、撃たせなければ避ける必要はない。方法はいくつかある。

  • 出現した敵を、撃ってくる前に撃ち落とす
  • チップ【敵主砲発射妨害】【敵副砲発射妨害】【敵弾幕発射妨害】を振る(上限Lv各300)

敵を速攻で沈めるのは、火力が上がれば自然とできるようになる。
通常時はチップに頼る必要はないだろう、というより他に使いたいものが多いので振る余裕がない。
 
ただしどちらにしても、強敵ほどこの方法は通じない。

敵攻撃への対処

撃たれても艦に当たらなければいい。これも方法はいくつかある。

  • 艦隊運動で避ける
  • 自艦隊の弾で相殺する
  • 味方艦を盾にして旗艦を護る

艦隊運動による回避

旗艦は停止、攻撃対象へ突撃、照準位置へ移動、指定方向へ移動の4種の移動方法がある。
味方艦は各種陣形(7種)を取る、停止、攻撃対象へ突撃、照準位置へ移動の10種の行動パターンがあり、陣形を取っているときは旗艦の周辺にいるため旗艦の移動に合わせて陣も移動する。
なので操作によって敵の攻撃を艦隊移動で避けることが一応可能。特に宇宙闘技場ではこのテクニックが重要になるハズ。
ただし一般的な2DSTGのような操作性はないので、常時これで総ての敵弾を回避するのは難しい。敵が誘導弾を使うならなおさら難しい(避けつつ射程限界もしくは相殺で消えるのを待つのは可能だが)。
 
チップ【慣性制御ソフトApple3】【疑似覚醒モード】【艦隊運動の名人】が艦の動きや速度の向上に役立つ。

弾幕による敵弾の相殺

相殺は序盤最もお世話になる艦隊機能。
弾の貫通力に関するルールはこうなっているらしい。

  • 相手陣営の艦と接触した場合、↓
    • 相手艦を撃破した場合、弾の貫通力が1減る。減って貫通力ゼロなら弾は消滅、1以上残っていれば弾は残る。
    • 相手艦を撃破できなかった場合、弾は消滅する。
  • 相手陣営の弾と接触すると、双方の貫通力が1減る。減って貫通力ゼロになった弾は消滅する。

なので、自艦隊で弾幕を張って敵弾にぶつけることで消す(相殺)ことが可能。
ただし、通常こちらの弾1つにつき敵弾の貫通力を1しか削れないので、貫通力の高い攻撃を撃たれると相殺することができなくなる。
貫通力3桁(ひどいものだと4桁)の攻撃が飛び交うようになれば、艦隊による防御戦略はそこで一度寿命を迎えるだろう。
 
将来的には、チップ【斬鉄剣】にLvを振って弾破壊力を上げ、攻撃範囲と射程のあるソード(702式発掘超鋼剣など)を装備することで、貫通力の高い敵弾でも相殺することが可能になると思われる。ただ【斬鉄剣】の機能は検証不足なので何とも言えない。

味方艦を盾にして旗艦を護る

序盤でこれを積極採用数ると味方艦がガンガン沈む。僚艦轟沈によるコスト的被害が重たいので、身代わりにするなら艦載機を使うのがよい。ただし高威力高貫通の攻撃は受け止めきれず貫通し、結局旗艦も撃たれかねない。
防御艦の艦種熟練効果には【対貫通+】という効果があるから、この効果で『味方艦は轟沈するけど貫通攻撃は受け止めきる!』というのも可能になるのかもしれない。ただし防御艦に限る。
 
あと爆風の広い攻撃を食らうと『受け止めたはいいが旗艦に爆風が届きダメージ』ということもある。これは序盤よりも銀河中心などの高難易度エリアのほうが起こりやすい。
 
だが味方艦ガードが真価を発揮するのは防御力が極まってから。詳細後述。

敵攻撃の防御

被弾しても沈まなければいい。これも方法はいくつかある。

  • 回避パラメータによる回避判定
  • 能力、艦種熟練度、僚艦スキルによるダメージ軽減
  • ダメージをバリアと装甲で耐える

回避パラメータによる敵弾の回避

これに成功すれば艦はダメージを免れ、弾は艦をすり抜ける(相殺と違って弾の貫通力は減らない)。
ただし誘導付きの弾は回避しても旋回して、命中するか相殺されるか射程を使い切るまで狙い続けてくる。
敵にも回避パラメータの高いものがおり、こちらの弾が高確率ですり抜けていくので撃破が大変。
 
回避を上げる方法はいくつかある。

  • 回避値の高い艦を使う
  • 能力Lvを振る(【操舵士/回避+】【エース/一騎当千+】)
  • 艦種熟練度を上げる(【戦闘機/回避率Up】)
  • 僚艦スキルを使う(潜宙艦3隻で僚艦回避率+30%)

どれほど鍛えても全弾完全回避は実現できず、たまに当たる。なので実効最大値は99%と推測。
旗艦については戦闘機の艦種熟練Lvを990以上にすれば、他の要素を圧迫せず最大値を達成できる。
味方艦は艦を選ばないと回避99%を達成できない。味方艦が避けた弾が旗艦に命中するのも困るので、味方艦については回避を考慮しないのも手。

被弾ダメージの軽減

実のところコレがメインの防御手段。
 
ダメージ軽減だが、敵の攻撃に被弾すると受けるダメージの値は、こうなっている。

被ダメージ = [ 敵攻撃力 × δ ] - ε

δとεが味方パラメータに由来する値。
味方火力と同様に7桁上限があり、検証不足で断定はできないが [ 敵攻撃力 × δ ] の部分が最大9,999,999制限と思われる。
なお最低値は1

敵攻撃力 =武器の威力 × (1+敵Lv÷2)

敵Lvは個別に設定されているが、難易度【一般兵】ならゼロ固定。
難易度【光化】の場合、敵Lvは軒並み4桁で最大2,000になる。つまり敵攻撃力は最大で武器威力の1,001倍。

δ = 1 - 防御艦の僚艦スキル効果値(最大で90%)

割合防御部分。
防御艦の僚艦スキルは『全艦ダメージカット10%』というもの。最大で3隻編成で30%。
兵種能力【幕寮長/絶対防御陣+】Lv50ごとに効果上限が1隻分増え、最大でLv300、9隻編成で90%軽減する。
僚艦編成が必須のため、単艦突破時には利用できない。

ε = (関連能力効果値+関連艦種熟練Lv)× 関連艦種熟練Lv÷100

この式自体は旗艦と味方艦で共通だが、関係する能力と艦種は異なる。
(なお ε の値は必ず整数になるが、切り捨て等の処理がどこで行われるかははっきりしない)

さて、旗艦の場合。

関連能力効果値 = 【装甲兵/対ダメージ+】Lv (最大9,999)
関連艦種熟練Lv = 戦艦(対ダメージ)熟練Lv (最大9,999)

となる。
ε の値が9,999,999を超えると敵のいかなる攻撃もダメージを1にまで軽減することが可能になるが、

ε(最大値) = ( 9,999 + 9,999 ) × 99.99 = 1,999,600

というわけで、旗艦の能力では敵攻撃の完全防御は不可能。
(まぁ、それができてしまうと敗北がありえなくなるためゲームが成り立たないので、完全防御不可能は当然ではある)
 
一方、味方艦の場合。

関連能力効果値 = 【防空指令/味方対ダメージ+】効果値
関連艦種熟練Lv = ダミー(味方対ダメ)熟練Lv (最大9,999)

この能力の効果値は、攻撃力のほうでよく見かける累積値というやつである。Lv1~100では効果1、101~200で効果2、201~300で効果3、……

能力Lvを 100n+m (nとmは0~99の整数)とすると
効果値 = n×(n+1)×50 + (n+1)×m

さて。 ε の値が9,999,999を超えると完全防御達成なわけだが、

ε(最大値) = ( X+ 9,999 ) × 99.99 > 9,999,999
X > 90,010

計算すると、ダミー熟練Lv9,999&【防空指令/味方対ダメージ+】Lv4,200(効果値90,300)で、どんな高威力に被弾してもダメージを1にすることが可能になる。名付けて完全防御。
(計算上は能力Lv4,194で効果値90,045となるが、誤差でもあるのかヒュプノス光化で味方艦がたまに沈んでいた。Lv4,200でそれが起きなくなったので、完全防御目的ならLv4,200にすべき)
 
完全防御を達成すると、敵の攻撃でほぼダメージを受けない味方艦を盾にして旗艦の被弾を防ぐことが可能になる。
ただし旗艦に重なる位置まで突撃してきた敵にゼロ距離で撃たれることはありうるので過信は禁物。
 
それと、一部の敵は防御無視の攻撃を行うらしく、それを食らうと完全防御を無視して装甲を減らしてくる。
これをやられると、気が付いたら味方艦が次々に撃沈されていったりするのでエリアによっては注意が必要。
いちばん顕著なのはネオコロニーのエリアボスか。

バリアと装甲で耐える

被弾して軽減した残りのダメージは、まずバリアを削る。バリアが足りない場合は装甲が削れる。装甲がゼロ以下まで削られると大破である。
よってバリアと装甲の値で耐えるのは最後の手段。
防御無視攻撃なんてのもあるようなので、できるだけ鍛えておくに越したことはない。
 
バリアや装甲を増やすには、

  • 旗艦の場合
    • 敵艦を撃破時に確率で出現する【装甲シール】を回収する(1つにつき装甲+1)
    • 機関を交換、特殊艦熟練Lvや防御艦熟練Lvを上げる、などによりバリア系のパラメータが増加
      • 旗艦のバリアは攻撃に用いることが多いので、防御用途はあまり考慮しない方がいいかもしれない
  • 味方艦の場合
    • 設計図を集める(艦船Lv1につき装甲+1)
    • 機関を集める(機関Lv1につきバリア+1)
      • 味方艦のバリア回復値を上げる方法は残念ながら無い。改善したいなら艦ごと入れ替える必要がある。
  • 回復方法
    • 敵撃破(確率)もしくは病院船同行(一定時間毎)でドロップする【装甲回復ドローン】を取得
      • 装甲値が%で回復する。だいたい15~20%くらい?
    • 敵撃破(確率)もしくは輸送船同行(一定時間毎)でドロップする【エネルギーパック】を取得
      • バリアが%で回復する。だいたい15~20%くらい?
    • 1秒毎にバリア回復の値だけバリアが回復する
      • 旗艦はいいが、味方艦はバリアに対してバリア回復が総じて小さいため、あまり期待できない

火災ダメージの防止

防御無視攻撃のほかにも防御によらず装甲を減らす攻撃手段があって、被弾すると一定確率で火災が発生する。
(発生率は弾の【熱量】と艦の【耐火】による)
火災が発生すると一定時間おきに装甲が減少する(バリアが効かず直接装甲が削れる)。
回避が成功すれば火災が起きることはないが、被弾時は完全防御状態でも確率で火災発生するので対策が必要。
 
火災は以下の手段により防ぐことが可能。

  • 【耐火】パラメータの高い艦船を採用する
  • 旗艦ならチップ【対火災制御】Lvを振ると【耐火】の値をLv分増やせる。合計100%にすれば火災は起きない。
    • 旗艦は被弾しない(味方艦ガードや回避)のでチップは振らない、という選択もアリ。
  • 味方艦なら能力【兵校長/味方対火電+】Lvを振ると【耐火】の値をLv分増やせる。船の【耐火】は最低1%あるので、Lv99にしておけば火災は一切起きない。
  • 消防船の艦種熟練効果も火災対策だが、消防船を旗艦にしないと効果を発揮しないので、ほとんど役に立たない。

まとめ

  • 旗艦
    • 攻撃は最大の防御、敵は可及的速やかに撃破せよ
    • 万が一の被弾をできるだけ減らすため、戦闘機の艦種熟練Lvを990以上にする。
    • 被弾時のダメージをできるだけ減らすため、戦艦の艦種熟練はできるだけ上げておく。
      • でも能力Lvには限りがあるので【装甲兵/対ダメージ+】は優先しない。
    • 【幕寮長/絶対防御陣+】はLv300振っておく。防御艦9隻が生存性に大きく寄与するかもしれない。
    • 装甲シール大量に集めるべし。
    • 艦の運動性を上げるチップ【慣性制御ソフトApple3】【疑似覚醒モード】【艦隊運動の名人】は状況次第で有用。
    • 状況によるがソード装備+チップ【斬鉄剣】も役立つかもしれない。
  • 僚艦、艦載機
    • ダミー熟練Lv9,999と【防空指令/味方対ダメージ+】Lv4,200 は必須。あと【兵校長/味方対火電+】Lv99も欲しい。
      • この3つが揃ったら味方艦はほぼ無敵になる。
      • 巨大な僚艦(移動都市M6など)を用意し旗艦を覆うようにすれば、旗艦に向かう敵弾をほぼシャットアウトできる。
      • ただし防御無視攻撃に注意。