詳細概要
宮沢賢治によって創作された漢字。推定76画。
同氏作の小説「春と修羅」の一節「岩手軽便鉄道の一月」の原稿で初めて書かれた漢字で、それまでの草稿ではただ「鏡」と書かれていた。
この漢字の意味については諸説あるものの、作中ではハンノキのみがこの字で「鏡」と表されているため、一説では凍ったハンノキの輝く様子を鏡に見立てて創作されたとも言われている。
Unicode 13.0にて収録。U+30F54のコードポイントが割り当てられている。
例文
- はんのき 赤楊の並樹
をつるし
- 春と修羅 岩手軽便鉄道の一月より
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