他のPL、または板のシステムに不都合を起こすなど、有り体に言えば『するべきではない』行動。
迷惑行為、とも言い換えられるか。ただし他人に迷惑ではなくても問題がある事もある。
以下、スタンド板における問題行動と思われる物を列挙する。追加・削除などはご自由に。
ただし自分が気に入らないからという理由だけで黙って消すのはNG。消して欲しい部分があるなら一言かけて、適切かどうか確かめた上で消すべきだろう。
環境によって何が迷惑で何が違うかは異なるため、なるたけ一般的な物を選んだ。編集者の主観も混じっているため、鵜呑みにはしない方が吉かもしれない。
また個人攻撃になりうる為、具体例はなるべく挙げないように。
- 『荒らし』【あらし】
- 『言いきり』【いいきり】
- 『NPC殺害』【えぬぴーしーさつがい】
- 『拡大解釈』【かくだいかいしゃく】
- 『陰口』【かげぐち】
- 『供与詐欺』【きょうよさぎ】
- 『クソスタ供与』【くそすたきょうよ】
- 『KY行為』【けーわいこうい/くうきがよめないこうい】
- 『自演行為』【じえんこうい】
- 『死蔵』【しぞう】
- 『質疑不足』【しつぎぶそく】
- 『失言』【しつげん】
- 『多重志願』【たじゅうしがん】
- 『他人騙り』【たにんかたり】
- 『超推理』【ちょうすいり】
- 『投げ出し、失踪など』【なげだし、しっそうなど】
- 『名前間違い』【なまえまちがい】
- 『能力詳細のまとめ不足』【のうりょくしょうさいのまとめぶそく】
- 『パクリ』【ぱくり】
- 『贔屓』【ひいき】
- 『PK行為』【ぴーけーこうい/ぷれいやーきらーこうい】
- 『PCの悪用』【ぴーしーのあくよう/ぷれいやーきゃらくたーのあくよう】
- 『誹謗中傷』【ひぼうちゅうしょう】
- 『変態的所業』【へんたいてきしょぎょう】
- 『無断落ち』【むだんおち】
- 『メタネタ』【めたねた】
- 『やめるやめる詐欺』【やめるやめるさぎ】
- 『有利設定』【ゆうりせってい】
- 『ルール違反』【るーるいはん】
『荒らし』【あらし】
- ネット上のあらゆる環境で忌まれるべき行為。無意味なレスの連投によるスレ荒らしや、不必要なスレの乱立など。
- スタンド板のような人間関係が存在するコミュニティにおいて意図的にこれを行い、それが露見する事は、信頼の完全な喪失即ち『死』を意味するだろう(少し大袈裟だが、間違いではないはずだ)
- マトモな住民ならばこのような行為にはまず及ばないので、主に業者などによって行われる物を目にする事になる。
一部の板では業者荒らしによってなされたレスや立てられたスレをもネタ等として利用する逞しさが見られるが、それはまた別の話である。
『言いきり』【いいきり】
- 文字通り、ロールにおいて『行動が成功した』と言い切る事。
基本的に場活動では問題にならない事が多く、GMが存在する場合も大した問題にはならない(GMが通さなければ何も起こらない)為、GM無しのバトルにおいて主に生じる問題か。 - 明らかに『間違った』行為であるためストップが入りやすく、基本的にその1バトルだけの問題で終わる為、大問題にはなりにくい。『ありがちなミス』という感じだろうか。また逆に言い切りが有用な場面もある(先述したが主に場活動など)
『NPC殺害』【えぬぴーしーさつがい】
- ミッションでの、ではなく場スレでの殺害。
もっと言うと、『PCが地の文で、自PCが殺すため』だけの
『NPC(主に一般人)』を登場させ、『言い切り』で殺す行為。 - 理由なく行うと、まず歓迎されない行為。モブ一人殺せば基本的にそのPCは殺人者であり、
『悪』として忌まれる存在となる事は忘れるべきではない。某食屍鬼街のような環境なら話はやや別だが。 - 少なくとも、実力誇示的な描写で行うのは『絶対に』やめるべきだろう。
PC視点ではともかく、肝心のPL視点では三下に成り下がるのが常だ。
『拡大解釈』【かくだいかいしゃく】
- 自分のスタンド能力の出来る幅を明らかに超えたスタンドの用い方を指す。
基本的にきちんと質疑を行えば起こらないが、ありがちな問題でもある。 - ゲームバランスを崩しかねないためやりすぎは禁物。ただし、ある程度の『曲解』はむしろ歓迎される場合も多い。
『陰口』【かげぐち】
- 対象がそれを聞かない事を前提として行われる誹謗中傷。
- 対象が気づかない限りは実害はないが、あまり褒められた行為ではない。
- とはいえ、発散したい気持ちは分かるので絶対に何があってもバレないようにすべき。
- 誰にも聞かれないなら迷惑でも問題でもないが、誰でもその気になれば見れるような場所でこれを行うのは、単なる誹謗中傷と何も変わらない。
『供与詐欺』【きょうよさぎ】
- 供与前にプロフィールを設定する形の供与スレで、供与されてからPCの設定を変更すること。
- 当然供与者は設定に合わせてスタンドを与えるので勝手に変更しては問題となる。
多少の変更はアリだが、あまり極端に変えないようにした方がよい。
『クソスタ供与』【くそすたきょうよ】
- 供与者が起こす問題。明らかに環境に合わない強さや、あまりにデメリットすぎる能力など、ロールを楽しむ術が見当たらないスタンドを供与する事。
- 貰った側が拒否すれば実害は全くないが、そもそも供与しなければ問題は起こらない。
- 供与者という責任ある立場に立つ以上、例外こそあるがいい加減な事はすべきではないだろう。繰り返すが例外はある。
『KY行為』【けーわいこうい/くうきがよめないこうい】
- 主に場スレで起こりやすいと思われる問題。
シリアスな会話にギャグに割り込む、またはその逆など。空気が壊れ、グダる。むしろ歓迎される事もあるが、それには腕前と見極めが必要。 - 何にせよ、割り込まれた側が楽しくない割り込み行為はあまり推奨されない。よく考えてやろう。
『自演行為』【じえんこうい】
- ネット上ではかなり良くある事だが、スタンド板では勿論歓迎されない行為。
- 例えば他人を装って自分のレスを褒めたり、自分の意見に賛同したりする。
あえて自分を罵倒して同情を得るという遣り口も存在するが、なんにせよ虚しい。 - 基本的に実害は少ないが、他人への攻撃に使われる事もあり、間違いなく問題行動の一つと考えられるだろう。
- また、同一PLのPCを複数同時に場スレに動かす類の自演行為も存在するが、
これは痛々しいのでやめましょう。
『死蔵』【しぞう】
- 供与されたスタンドを使わず、放棄する事。
- スタンド板のシステム上はある意味『しょうがない問題』とも言えるのだが、問題は問題だ。
『質疑不足』【しつぎぶそく】
- スタンドなりきり板において何をするにも基本となる『スタンド』は、
供与者に供与された時点ではその基本的な部分しか説明されていない(所謂『供与文』である)。
その為、供与された後は供与者に対して『質疑』を行うことで、
『できること』『できないこと』をくっきり明確にしていく作業をする事になる。 - 実際に動こうとした時、上記の作業がおざなりになってしまうと、
「その行動が本当に可能なのか?」「この状況になった時どういう現象が起きるのか?」
というのを、その場その場で供与者に質問をして回答を得るという事になってしまう。
これは場スレ、バトル、ミッションのテンポを大きく削いでしまう結果になる。これが『質疑不足』である。 - 『質疑不足』を避けるには、やはり細かい質問をするべきなのだが、これが言う程簡単では無い。
何故なら、「動かして初めて出てくる疑問点」もあるからだ。
また、板によっては『質疑』で細かくスタンドを詰める事にあまり重きを置いて居ない事もある。
判断が難しい部分もあるので、あまり強く追求するのは止めておこう。
『失言』【しつげん】
- 言ってはいけない事を言ってしまう事。故意ではない事が殆ど。
性質上かなり良くあるミス。ゆえに許されやすいが、大問題になる事も勿論ある。 - 禁句や秘密事をぽろりと漏らしてしまう事はまあ誰にでもあるが、とりあえず謝ろう。
『多重志願』【たじゅうしがん】
- スタンド板では供与者に志願する事でスタンドを供与されるが、
その志願という行為を同一PLが短期間に連続して行う事を『多重志願』と呼ぶ。 - 『多重志願』は、スタンドを考え供与する『供与者』に負担をかける。
更には、物理的に同時に動かせる限界があるのだから、供与されたスタンドが『死蔵』に繋がる可能性も高い。
はっきり言えば『供与者』に対して『失礼』な行動である。
何処でも言われている事だが、『供与者はスタンドを作る機械ではない』という事だ。 - 「目当てのスタンド」(基本的には強力なスタンドだろう)を得る確率を上げるには、
志願回数を多くすればいい……という考えから来るのだろうか。ともかくマナー違反である。 - 『供与スレ』を立てたものの志願が全く無い場合の『賑やかし』の意味での『多重志願』や、
コンセプトのある『ネタ志願』、多くのレスがつく事自体がスレの隆盛に一役買うケースなど、
板とスレの雰囲気とタイミングによっては『多重志願』が適正な場合も無い事は無い。
ただ一般的なケースではないので、『そういう空気である』と確信出来ない限りは避けるべきだろう。
『他人騙り』【たにんかたり】
- スタンド板においては、主に二つのタイプが存在すると思われる。
- 【新人騙り】
参加者が新参者を騙り、スレに参加する事。
これ自体にはあまり害は無いのだが、良い事では勿論ない。
複数名義を持ち、それら各々の持ちPCで協力関係を結ぶなど卑怯な行為に及ぶなら、尚更である。 - 【別人騙り】
すでにスレに参加している赤の他人の名前を勝手に使い、好き勝手にレスを行う事。なりすまし。
非常に迷惑かつ個人攻撃的、また人間関係に大きくヒビを入れかねない事もあり、数々の問題行動の中でも特に忌み嫌われる。
『超推理』【ちょうすいり】
- バトル、ミッションなどにおいて起こりうる問題。
例えば敵スタンドの能力や仕掛けられた罠の詳細を、明らかにPLでなければ知り得ない情報から導き出すのが代表的。 - やられた側からするとたまったもんじゃあないので、やめよう。
ミッションにおいては『成功させたい!』という、バトルについては『勝ちたい』という思いはよく分かるが、そのための手段としてはスマートではない。
『投げ出し、失踪など』【なげだし、しっそうなど】
- 参加中・開催中のミッションや継続中のロールにレスを無断で途絶えさせる行為。
- 理由があるならば仕方ない部分もあるが、何にせよ一言はかけるべきであろう。それがどんな理由であれ、言わなければ相手に伝わらないのだ。
『名前間違い』【なまえまちがい】
- 他PL、PCの名前を間違えて呼ぶ事。一度なら基本は許される。ネタとしてはメジャーである。
ただし嫌な人はかなり嫌なネタなので、相手がガチで嫌がっているようならすべきではない。 - わざと間違えて呼ぶあだ名のような場合もあるが、こちらも同じ。嫌がっている事を言い続けるのは当たり前だが決して良い事ではない。
『能力詳細のまとめ不足』【のうりょくしょうさいのまとめぶそく】
- 板によっては供与スレでの質疑の内容をスタンドごとに纏めた『能力詳細まとめスレ』が存在し、
PLは各PCの所有するスタンドの能力詳細をそのスレに記載する必要が生じる。
複数のスタンドの質疑の交わされる供与スレで、個々のスタンドの詳細を確認する手間を省く為である。 - この能力詳細に質疑の内容の一部しか記載していなかったりする場合、
対戦相手やGMにとっては供与スレをもう一度確認する必要が生じる為、二度手間であるといえる。
『パクリ』【ぱくり】
- 特定の創作作品、または板の他人の設定などを猿真似する事。
リスペクトの上でのオマージュ、パロディとは別物。先に挙げた二つとは違い『リスペクト』に欠けているため、基本的に不愉快である事が多い。 - 因みにオマージュ、パロディもかなり受け入れられやすいとはいえ、ある程度は人を選ぶ。まあジョジョのそれならば基本的には容認され、歓迎されるだろう。
『贔屓』【ひいき】
- GMが特定のPL、PCに明らかに有利な判定をする事など。
いわゆる『ノリ』とは違ったロール外の人格的な『好き嫌い』を判定等に反映するのはありがちだが、綺麗な事ではない。 - 贔屓したくなるPL、貶めたくなるほど嫌いなPLがいるのは人間としては自然だが、明らかな贔屓は参加者のモチベーションを落としかねない問題である。
- 過去には有るPCへの露骨な贔屓判定や多重成長によって他PLの不満が噴出し、
結果的にGM、PLの双方に亀裂を生んで中止となったミッションも存在する。
『PK行為』【ぴーけーこうい/ぷれいやーきらーこうい】
- 他人のPCを殺害し、再起不能に追い込む行為。主に場スレにおいて展開される物を指すと思われる。
この行為の歓迎・否定はPLのスタンス、状況に依る。あまりに唐突な場合は嫌う人も多い。 - 他人の大切なPCを、基本的に永遠に使えなくする行為の為、よく考え、基本は両者の合意の上で行うべきだろう。
『PCの悪用』【ぴーしーのあくよう/ぷれいやーきゃらくたーのあくよう】
- 自分のPCを用いて、自分のPL的な欲望を満たそうとする行為。
その全てが問題という訳ではなく、時には問題となる、という程度。 - 例えば『悪口をPCに言わせる』『PLの欲を達成する為にPC的には無茶な行動を取る』などは、あまり好かないPLも存在するだろう。特に前者はあまり綺麗な遣り口ではない。
繰り返すが、その全てが問題という訳ではない。PCはPLが板世界に入る為の端末であり、PLの欲望がある程度思考に反映される事自体は何ら問題ない。『節度はあるぞ』という話である。
『誹謗中傷』【ひぼうちゅうしょう】
- 特定PLに対する悪口など。許される場合は多数あるが、限度という物もある。
古参同士が口汚く罵り合っているように見えても、基本的にそれは確かな信頼と仲間意識の上で成り立っている物であり、新参者が真似をして罵るのはやはり基本的には間違い。 - その辺は空気に大きく依存するので、見極めよう。謝れば許して貰える事も多い。
- ちなみに『事実に基づく批判』は『悪口』ではない事が多い。耳が痛いだろうが、役に立つ事もきっとあるだろうから聞いておくのも吉。
『変態的所業』【へんたいてきしょぎょう】
- 猥談、過度に猥褻な描写、ミッション内容、キャラクターなど。
参加者の層の性質上好まれやすいが、やりすぎには注意。好む層がいれば、嫌う層も必ず存在する。相手は選ぼう。ミッションなどの場合、逆に参加者側も明らかにそういうネタが来そうな場合は覚悟して挑もう。糞やヒドラの相手は迂闊にするべきではなさそうだ。 - また、見境ないセクハラ行為はかなり美しくない。空気、キャラ性にもよるが。
『無断落ち』【むだんおち】
- リアルタイム進行中に無断でレスを途絶えさせる事。その理由がレスを待つ内に
いつのまにか寝てしまった為だったのなら『寝落ち』と呼ばれる。 - よくない事ではあるが板の進行は深夜に行われる事が多い為、どうしても起こりがちである。
- とりあえず起床したら速やかに謝罪レスを入れよう。あまりにも続いてしまうようなら、
生活習慣か、板の参加時間を見直す必要があるだろう。
『メタネタ』【めたねた】
- この手のコミュニティでは一般的なネタ。中の人など、直接キャラクターには関係のないネタ。
笑える事も多いし使う分には全く問題ないが、節度は守ろう。
『やめるやめる詐欺』【やめるやめるさぎ】
- 『引退宣言』とも呼ばれる行為。
気に入らない事があった際、『引退する』などといって同情を買い、周りを味方につける。ちなみに基本的に引退しないか、してもすぐ帰って来る。 - アホらしいので相手にされない事も多く、一種ネタ的に扱われる事も多い。
『有利設定』【ゆうりせってい】
- 『ナイフを防ぐ厚手のコートを着ている』など、スタンドとは無関係に有利になる設定を本体につけること。
- 前述の『装備』の『有利設定』の他には、『格闘技の達人』などの『本体』の『有利設定』もある。
- 基本的に『バトルで有利になる設定』の事を指し、『絶世の美女』や『有名人』、
『裁縫が超上手い』などは許容されたりする。 - その度合いの許容量は板や参加ミッションによって大きく左右され、
前述の『ナイフを防ぐ厚手のコートを着ている』程度ならOKな板・ミッションもちらほらある。
それぞれの板や参加ミッションの空気にあわせた装備・設定を心がけよう。
『ルール違反』【るーるいはん】
- 板、スレの取り決めを破る事。すなわち、最も基本的な問題行動と言える。
知らなかった、では済まされない問題もある為、よく調べてから参加しよう。 - ただし、『暗黙の了解』的に明記されていないルールの場合、初心者が守れないのはある種自然。守るべきルールはきっちり明記すべきである。