『星見』

Last-modified: 2022-08-02 (火) 22:27:24
S県H市の町――星見町。
ぶどうの栽培とうなぎ飯を名物とするほか、
町名にあやかり『星』にちなんだ商品開発に手を伸ばしている。
広大な『H湖』を有し、その畔には『天文台』が存在。
また、湖と並び町の象徴である『H城』は出世城と名高い。
今世紀になって建造された集約電波塔『星見スカイモール』は、
下層には商業施設・博物館などを有し、
高層エリアの『展望台』では町を一望できる。
物語は――この小さな町で紡がれる。



2016年1月に、『黄金長方形』から分岐する形で誕生したスタンド板。正式名称は『星の光を見ていたい』
板URLwiki星見板の命名経緯


舞台となるのはS県H市『星見町』。黄金板の舞台、黄金町とは並行世界の同じ町という関係。
現代日本の表向き平穏な町が舞台の板であり、原作で言えば四部の世界観に近いが、より平和な雰囲気。
裏では『アリーナ』と称されるスタンド使いの組織が広く深く根を張っており、
町の住民達と彼らの尽力により、外敵を駆逐し終えた『戦後』の町とも言えるが、
外敵の残党や新たに芽生えた悪のスタンド使い、またアリーナが主催する『興行試合』等、闘争の種も尽きない。

 

『黄金』『新手』からの移住を許可している。
『黄金』からの移住時はPCの記憶や、PC同士の人間関係などはそのままだが、
差異のある固有名詞や組織などは、『星見』側の物に置き換えられる。
舞台の町の立地が異なる『新手』からの移住は、純粋な引っ越しとなる。

 
 

『アリーナ』

  • 星見町に存在する、スタンド使いの闘技場。
  • ファイター・職員など多くのスタンド使いを有する目下最大勢力だが、新旧大小数多の『派閥』に分かれる歪な構造。まとまりに欠け組織力を活かせることは稀。
    • アリーナ所属NPCは多くのGMのミッションに登場するが、GMごとにその所属派閥が違う、という形で表現されている。
  • メタ的には、バトルミッションやPC同士の対戦の理由づけを作り、敷居を下げるための舞台設定。
  • 言い切りでの大量虐殺や、舞台となる星見町の取り返しがつかない改変・破壊など、度を越した世界観の破壊に対する『抑止力』でもある。
    • つまり、『ミッションの導入や幕間』などPCには止めようのないタイミングでの世界観の破壊を抑制し、各GMやPCが物語を公平に展開出来るようにするのが目的と言える。
      • 無論、共有設定ではないGM各自のNPCやその保有施設などが喪失する分には大きな問題にはならない。
  • 度を越さない程度であったり、PCに十分対抗の余地(=ミッション)がある、あるいは世界観を壊さないよう隠蔽された形での『悪』は、もちろん歓迎されている。

『エクリプス』

  • 『黄金』に存在したNPC敵組織は、設定上全てこの組織に統合された上で、既に崩壊している。
    • 組織の残党はまだまだ町に残っているが、組織力はない。徒党を組んでいるとしても、結局は『敗残兵』である。
  • 現在、移住してきたプレイヤーが統合された組織に関する『因縁』の解決を特別に望む場合、
     GMを板の運営者に委任し、『因縁』に終止符を打つためのミッションを行ってもらうことが可能。
  • これはGM不在などで黄金板での解決が難しくなった組織との因縁を、移住によって解決出来るようにするための処置である。
    • この因縁解決制度は担当者の失踪などを経て、2022年現在は保留とされている。
  • また、この組織の『残党』という設定のPC、NPCの作成も許可されている。
    • 実際、『エクリプスの後継者』を名乗るPCも存在する。当然、一部のNPCからの反発を買う事もある。
  • 復権を狙っていたり、密かに勢力を拡大していたりと不穏な動きを見せる残党集団は中・長期シリーズのミッションでのお約束の一つとも言える。

『供与スタコン』

  • 星見板で不定期に行われる、優秀作品の『供与』が前提のスタンドコンテスト。
  • お題となるのは、実際の『志願』。場合によっては『誰の志願をお題にするか』のコンテストも併設される。
  • 供与者就任に条件があるため人数や顔ぶれが限られている星見板において、幅広いPLが供与に回れる機会である。
    • 実際、このスタコンを出自とするPCも多く、その供与者には新手~黄金や星見板での供与者経験のないPLも複数存在する。
  • ただしあまりにもご無体なスタンドには、『供与者』からの『待った』が入る事もあると明言されている。
    • 詳細に不足がある、または不備があることで加筆・調整を指示されるパターンもある。

『調整』

  • 難解すぎる、強過ぎる、使いにくすぎるなど『板での運用が現実的でない』スタンドにテコ入れをする特別措置。
  • おおむね、問題があると合意の出た要素の修正・削除と、それに伴うバランス調整が行われる。
  • 強制性は全くなく、スタンドの所有者と調整担当の供与者の合意と相談の上で行う。
    • 常に認められるわけではなく、スレでの正当な『理由』の申請が求められている。
    • 強さを画一化するバランサーというよりは、『使いたいのに自粛を求められがち』なスタンドへの救済色が濃い。

『夏ミ』

  • 『サマー・フォーエヴァー!』に端を発する一連のミッションシリーズ。
    同名の一人歩き型スタンド、通称『夏の魔物』が参加者に取り憑き『夏休みの定番行動』を促すというもの。
    それにより『夏休み』を満喫しきった場合、取り憑かれたキャラクターは『夏の風物詩化』し『再起不能』になってしまう。
  • ……であるのだが、最初の参加者である氷山『エド・サンズ』は早々に『かき氷』に変化し、事態は星見町全体を巻き込む事に……
    余談ではあるが、食品化したPCは星見板において初めてである。(スタンド板界隈においては三番目程度というのが恐ろしい所だが)
  • その後を継いだ一抹 貞世『インダルジェンス』は『夏の楽しみ』を『殺戮行為』でしか表現出来なかったため、事態は凄惨な方向に舵を切る。
  • 最終的にリアルで1年がかり、星見板のほぼ全てを巻き込む形で終結を迎えた。
    • 上記の犠牲者2名をはじめ、メインキャラが次々と入れ替わりながらもつれ込んだ最終局面は混沌を極めた。その着地は必見。

『人気投票』

  • これも不定期に行われるイベント。読んで字のごとく、PCの人気投票。
  • 派生元である黄金板が発祥で、メインで主催をしていたPLの移住に伴い星見板にも導入された文化。
  • 単に票数を比べるだけではなく、投票時にはPCへの『応援のコメント』を付記することができる。

『夢コイン』

  • 星見板におけるミッションマネーの消費システム。
  • 10万円の支払いにより、ランダムに選ばれた提供者から『夢エピソード』が提供される。
  • 夢エピソードは『ミッションや場スレの名場面』『PCの過去話』などが1レスで描写されたもの。
  • ミッションマネーを支払ったPCは、主観視点の夢としてそれらのエピソードを体感する。
    • これにより自分が参加したミッションの裏話や別視点、未知のPC・NPCとの接点、PCの知られざる一面などが入手できる。