『共通』

Last-modified: 2022-07-25 (月) 17:12:09

その他、スタンド板全般で共通して使われる用語。

『』【にじゅうかぎかっこ】

  • 二重鉤括弧である。
    原作では強調したい単語を「」や『』で囲む事があるが、板の上では会話文で「」を使うためか、
    全体を通して強調したい単語を『』で囲む傾向にある。
     
    例:『原作』では『強調したい単語』を『「」』や『『』』で囲む事があるが、
    板の上では会話文で『「」』を使うためか、全体を通して『強調したい単語』を『『』』で囲む傾向にある。
     
    多くの供与者は名前を『』で囲み、また「PC名『スタンド名』」と言った表記にも用いられる。
     
    関連項目
    三点リーダー

IDスタンド変換スレ【あいでぃーすたんどへんかんすれ】

  • 書き込みのIDを入れるとスタンド能力にしてくれる、という2chのスレッド。CGI作成者は板民の一人。
    名前、ステータス、ヴィジョンや能力タイプなどを詳細に出してくれるが、細かく変換しすぎてそこからスタンドを考えるのは逆に大変であり、
    鑑定人は断片情報を繋ぎ合わせるのが得意な「フェイク『男』」しか残っていない。
    フェイク『男』本人はスタンド遊戯板に参加していないものの、
    一部のオリスタを許可された板では、ここで得たスタンドを持ち込むことも理論上は可能である。

板の顔【いたのかお】

  • それぞれの板をしょって立つ『看板供与者』の事。
    たった一人のこの存在が、板全体の雰囲気を左右するとも言われている。
    『倉庫』=『男』、『新手』=『新手のスタンド使い』、『運命』=『no name』、
    『オウガ』=『   』(『貴婦人』)、『黄金』=『刺青師』。
     
    関連項目
    『男』
    『新手のスタンド使い』?
    『no name』?
    『   』?
    『刺青師』?

一般人【いっぱんじん】

  • スタンド使いでない人間のこと。
    バトルやミッションに原則として参加できないなど板活動には大きく制限が掛かるが、
    一般人のみ参加し、冒険中にスタンド使いになる、という形式のミッションもある。

射抜き【いぬき】

  • 主に倉庫で使われる用語。
    簡単に言えば「スタンドを与える」事であり、これは創始者である『男』氏が『弓と矢』でスタンドに目覚めさせていたためである。
    その為、倉庫民は、スタンドを与えたり目覚めたりする事に対して「射抜き」という言葉を用いる事がある。
    原作の世界観に乗っ取り、スタンドが目覚めなければ『死ぬ』。
     
    関連項目
    供与?

引退宣言【いんたいせんげん】

  • その名の通り、引退を宣言することである。
    多くのネトゲがそうであるように、そのまま引退する確率は非常に低い。
     
    不満点がある時、引退宣言を盾に意思を押し通す行為は非常に印象が悪い。
    良識ある板民はしないようにしよう。
     
    関連項目
    茶色い人
    座木

オフ会【おふかい】

  • その名のとおり。倉庫・新手・黄金ではわりと盛んだったが
    オウガでは一部個人のみ会っている模様。星見では基本的に開かれない様子。

オリスタ【おりすた】

  • オリジナルスタンドの略称。
    基本的には「原作であるJOJOには登場しない独自のスタンド」の事であるが、
    場所や場面によって他に様々な意味を持つ。
    1:板界隈以外で用いられる「オリスタ」。
    1-1:JOJOには小説版が複数存在し、そこに出てくる作者独自のスタンドを指して「オリスタ」と呼ぶ事がある。
    1-2:主にネット上で公開される、自分で考えたスタンドの事。これを投稿し合い、見せ合うサイト等も存在する。
    2:板界隈で用いられる「オリスタ」。
      厳密に言えば、所謂「射抜き」や「供与」によって与えられるスタンドも「オリスタ」であるのだが、
      板界隈では「射抜き手や供与者に寄らず、自分で考えたスタンド」がこう呼ばれる。
    2-1:動くための「オリスタ」。一部の板では、自分でスタンドを考え、それで動くことが許可されている。そういった「自分で扱うためのスタンド」を「オリスタ」と呼称する事がある。そのような板で「オリスタ」と呼ぶ場合は、「動くことを前提としたスタンド」という意味合いを持つ。
    2-2:見せるための「オリスタ」。一部の板ではスタンドを供与する事のハードルが高い場合がある。
    そのような場所で自分の考えたスタンドを見せる、或いは供与者になるための練習として、オリスタを投稿する場所が存在する。そのような板で「オリスタ」と呼ぶ場合は、「自分で考えて誰かに見せるもの」という意味合いを持つ。

供与【きょうよ】

  • 簡単に言えば「スタンドを与える」事であり、どちらかと言えば『弓と矢』に頼らない方法でスタンドを目覚めさせていた新手が発祥の地(の筈)。
    新手からの移民が多く、また同じように『弓と矢』を用いないオウガーでも同じように言われている。
  • 射抜き以外の供与方法は、『ホワイトスネイク』のようにスタンド能力でスタンドを与えたり隕石の欠片を混ぜた刺青を彫るなど多岐に渡るが、
    才能がない人間は失敗して死ぬことはだいたいの共通事項である。
     
    関連項目
    射抜き?

供与者【きょうよしゃ】

  • それぞれのスレで、志願者にスタンドを与える人間のこと。
    スタンド遊戯板のPCは後天的に何か獲得するのが難しく、更にゲーム的判定がほぼ全てスタンドに依存するため、
    あらゆる全ての核たるスタンドを考え出しPCに与える供与者は板にとって非常に重要な存在である。
    スタンドに関する質問や細かい疑問点も、そのスタンドを与えた(考えた)供与者が受け付ける。
    供与者になる条件も、黄金のようにテストが必要なもの、オウガのように誰でもなれるものなど幅広い。
  • 供与者は『矢』を所有しているか、そうでなければ『スタンドを与える能力のスタンド』を持っている。これにより一般人をスタンド使いにするのである。
    供与者のスタンド能力は大抵は超強力であり、更に組織や友人にも強力なスタンド使いが揃っていることが多く、
    供与者が死亡したりいなくなっては供与が継続できないという大人の事情も合わさり、『無敵』。
  • ジョジョ原作においては、『矢』やスタンド能力により一般人にスタンドを与え、時に死に至らしめる存在は人の運命を弄び町の平穏を脅かす『悪』として扱われていたが、
    板では『供与者』と『スタンド使い』は友好的な関係、あるいは互いに無関心で敵対していないことが多い。
    これは前述のように撃破されると供与が不可能になるという点と、原作すら越えるスタンド能力と強固な組織を持つ供与者は絶対無敵であり、
    それの討伐を目指すスタンド使いPCは原作ポルナレフ(5部)のように無敵のスタンド能力と組織の力によりすぐ始末されてしまうため、そもそも板上に存在できないという二つの大人の事情が絡んでいると思われる。

クソスタ【くそすた】

  • クソなスタンドの略称。
    概ね「強すぎるスタンド」「太刀打ちのしようがないスタンド」に与えられる不名誉な称号。
    時たま「弱すぎてクソスタ」「分かりづらすぎてクソスタ」という場合もある。

GM【げーむますたー】

  • ミッションを行い、ゲームを管理する人のこと。
    『PLvsPL』のバトルに判定を下す役割をするのもGMである。
  • 彼らが作中に出すキャラはNPCであり、PCではない。
  • 主体はPLであり、あるPLが特定のミッションやバトルのGMをする、という形になる。
    ただし板によってはPL活動が見られないGMも存在する。

原作第三部【げんさくだいさんぶ】

  • いわずと知れた原作第三部。スタンド編が始まった最初の部であり、
    本来板活動の重要な参考資料となるべき部なのであるが、始まった部であるが故に、
    次の部以降は『無かったこと』にされたかのような表現も多々見られ、
    板での『スタンド定義』を決める時のソースとしてはあまり信用されないという可哀相な部である。
     
    関連項目
    ジョジョの奇妙な冒険?

殺人鬼【さつじんき】

  • PCを殺すPCの事。原作で言えば『吉良吉影』。ネットゲーム用語で言えばPK。
    PCの死亡原因の殆どは、ミッションに参加してNPC等に殺される事である。
    (稀な例としては供与者に会いに行って殺される、スタンド能力由来の制限で死ぬ、自殺等がある)。
    PCとPCが戦う事があるとしても、それはパラレルバトルであったり、場スレの小競り合いである事が殆どだが、それを覆すのがこの『殺人鬼』である。
    彼らは基本的に、意図的に他のPCを害し、殺害を前提として場スレ等で行動を行い、絡んできた(或いは絡んだ)PCと戦うのである。
    原作のテイストを取り込む意図もあってか、設立から何度か殺人鬼PCは登場してきたが、
    「他のPCを殺害する」という行為はあまり受け入れられ難く、静かにフェードアウトしたり、丸くなる事が多い。
     
    『PK行為』

所持品【しょじひん】

  • PCが持っているアイテムのこと。道具や持ち物とも。
    「携帯電話」「財布」「ズボンのベルト」などの誰でもいつも持っているもの、
    「金属を操作する能力なのでドライバー」「光の反射を扱う能力なので手鏡」など
    スタンド能力に関係する日用品は生活資金で買えそうな範囲から初期装備として許可される。
    また、原作の『セックス・ピストルズ』に対する拳銃など、
    道具がスタンド能力に関係する場合はスタンドと共に供与者から支給される場合もあるが、
    それ以上の高価だったり能力と無関係なアイテムはリアルマネーで特別に購入しなければならない、
    というのが現在の板のだいたいの共通見解である。
    細かい部分は板によって違うのでよく説明を読んだり、心配だったらしかるべきスレで質問した方がいいだろう。
  • スタンド能力以外でPC間に差を付ける重要な要素だが、どの板もメインはあくまでスタンドなので、
    スタンド能力をサポートするための物品だけ持つのが一番スマートだろう。

失踪【しっそう】

  • 失踪。文字通りいなくなること。
    スタンド板はなぜかいきなり失踪する人が多い。
    「失踪して戻ってきたと思ったらまた失踪」などのパターンも。

ジョジョの奇妙な冒険【じょじょのきみょうなぼうけん】

  • 荒木飛呂彦による説明不要な長編漫画。スタンド遊戯板の原作だが、どこまで設定を借りているかは板によって異なる。
  • 遊戯板のスタンドの挙動は大原則として漫画に則るが、それ以上に漫画ということでスタンドの描写にばらつきや矛盾があるため、
    『ポルナレフがやっていた自分をスタンドで持ち上げることは不可』『DIO戦でやっていたスタンドで物を蹴って反動を得ることは不可』
    『仗助やジョルノや徐倫のスタンドのステータスは作中で成長しており、精密Bで銃弾をつまんだり破壊力Cで車を破壊したりスピードBで複数の銃弾を叩き落すことはできない』などの
    議論や独自解釈が板ごとになされ、それぞれ板のシステムに反映されている。
    特に『実体の銃弾を相手にしたときのスタンドの挙動』は場面が頻出するわりに個人や板ごと大きく解釈が分かれるので、確認しておこう。
  • それ以外にも『手錠の振動で相手の動きを予知する』『車をハリウッドみたいに爆破する』などの行為を『原作でやってたから』という根拠で行おうとすると失敗することが多い。
    板活動は勢い重視の創作ではなくルールのあるゲームであることを忘れてはならない。

シンガポール【しんがぽーる】

  • 東南アジアに位置し、シンガポール島及び60以上の小規模な島々からなる島国。
    交易の世界的な中心として存在し、様々な文化が入り交じる『最も住みやすい都市』。
    原作『ジョジョの奇妙な冒険』では第三部にて『イエロー・テンパランス』『エボニー・デビル』戦の舞台となった。
     
    スタンド使い遊戯板の一部界隈おいては『様々な文化が入り交じる都市において研鑽された強スタンド使いの巣窟』として扱われる。

スタンド【すたんど】

  • スタンド使いが持つ、もはや説明不要な特殊能力。
    ゲームシステム的なことに関しては、『能力が無限に存在する』ことと
    『能力をPLが自分で決めることができない(例外アリ)』のが特徴。
    この多種多様な力がスタンド遊戯板というゲームに奥深さと複雑さを与えている。
  • ミッション成功などでGMが独自に成長措置を取る場合もあるが『特別なケース』であり、
    基本的にはいくら場数を踏んでも強くならない(本体含む)のも、他のゲームと大きく異なる特徴と言えるだろう。
  • スタンドを目覚めさせる矢の数は原作の世界観的に限りがあるため
    スタンドを与える供与者は『スタンドに目覚めさせるスタンド能力者』であることが多い。

スタンド使いなりきり掲示板【すたんどつかいなりきりけいじばん】

  • オリジナルのスタンドを用いてロールを行う掲示板の総称。
    普通に打つのでは長いので、『スタンド遊戯板』と簡略化して呼ばれることもある。
    多く認知されているのは、倉庫、新手、運命、オウガ、黄金、未明、星見の7つ。
    その他にも幾つかの同じような掲示板が存在する。
    板ごとに様々な特色があり、自分の趣味に合わせて板を選択することが、『幸せ』の為の第一歩。
  • ゲームのジャンルとしては「PBW」や「TRPG(のオンラインセッション)」になるのだろうか。
    参加にお金は必要ないが、原作の「ジョジョの奇妙な冒険」は読破しておいた方がいいだろう。
  • 個々人が持つ『ジョジョらしさ』と無限の能力を持つ『スタンド』をゲームを通して再現するため
    なりきり遊びとしてはゲーム性が厳格で、TRPGとしてはルールや世界観がアバウトすぎ、
    リレー小説としては書き手の間で意思が全く疎通されないという非常に特異な環境となっている。
    そのため、遊びとしては「ロール力とゲーム力、そして場の空気を読む力が同時に求められる」
    「ゲーム性のアバウトさからPCが『失敗』をすることが多く、更に成否がダイスではなく相手やGMの意思一つに委ねられるため、『納得』が生まれにくい」
    「ゲーム性が高いのに成否判定が個々の価値観に依存しすぎるため意見が食い違いやすく、ガイドラインもない」
    「経験とセンスがシステム・物語両面での実力に直結し、能力値や運で埋められないため、熟練者と初心者の腕前の差がモロに出る。新人がベテランより活躍したり勝利するのは非常に難しい」
    「貰えるスタンドがランダムという都合上、ベテランは何年も活動してきた中で『シンプルで強力なスタンド』を現在まで持ち越していることが多いが、初心者はスタンドを選べず、更に板の歴史が経過するごとにスタンドはデフレかつ複雑化する傾向にあるため、単純な実力以上の不公平感が出る」
    「一回のミッションで数ヶ月などかかることが多く、モチベーションの維持が難しくリアル環境の変化にも弱い」
    「人口が少ないので、快適にTRPGをするのに不可欠な『馬の合う人間とだけ遊ぶ』ことが困難」など他にない多数の問題がある。
    これまでも20年の歴史の中で、狭い界隈に対して多すぎるくらいのPLがトラブルに直面して引退したり、何も告げずにフェードアウトしていったり、あるいは掲示板そのものが過疎化し消滅していった。
    しかし、それらの壁を超えられればなりきり遊びでもTRPGでも味わえない他にない魅力が君を待っている。
  • 板ごとの交流ミッションが開かれる場合もあり、世界を越えたクロスオーバーが展開される。

スタコン【すたこん】

  • 『スタンドコンテスト』の略称。
    特定のお題(ない場合もある)にしたがって各参加者がスタンドを提出、
    審査員を立て、審査、採点を行い、合計点数から順位を決定する本格的なコンテストから、
    お気に入りのスタンド三つに投票して得票数から順位を決定するお手軽なコンテストの、概ね二種類が存在する。
  • 発祥は『スタンド板交流板』におけるニコライ氏主催のもの。一時期は毎週、毎月スタコンが行われる程の盛り上がりを見せた。
    供与者をしておらずともスタンドを制作し投下する事が出来る為、今でも定期的にスタコンが行われ、多くのPLが腕を奮っている。
    現在も各板で行われているが、特にオウガでは盛んであった。
  • スタコンは通常の供与とは勝手が違うので、スタコン上手が供与上手と言う訳ではない(逆もまた然り)。
    とは言え、自他共に認める名供与者の多くは、スタコン上位の常連であったりもする。
 

関連項目
ニコ

ステータス【すてーたす】

  • スタンドが持つ『破壊力(パワー) スピード 射程距離 持続力 精密動作性 成長性』という六つの能力値のこと。
    A~Eがあり、A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並み D:ニガテ E:超ニガテ
    また、「∞」「なし」など特殊な表記も存在する。
    数値による判定が少ないスタンド遊戯板において、貴重な絶対的基準の一つ。
  • 特にスタンド本体の能力値として頻繁に参照する「破壊力(パワー) スピード 精密動作性」は『パス精』と略される。
    全てAのスタープラチナなら「パス精AAAのパンチが出せる」ということである。
    「至近距離の相手に対して拳の連打を放つ。パス精AAA」などと書いて使用する。
    • パス精AAAのスタンドといえば「スタープラチナと互角」という超スゴイ能力値なので、
      遊戯板ではバランス取りとしてマイナスになる能力が与えられることが多い。
  • 原作の描写はアテにならないので、板ごとにステータスいくつで具体的に何ができるか大体決められている。
    それぞれの板のルールブック的なものを適宜参照のこと。
ステータスの詳細-クリックで展開
破壊力(パワー) Power
スタンドにどれくらいの力があるか。
十分なパワーがあれば素手によるパンチで相手を仕留めることもできるが、
低い場合はナイフなどの凶器を拾って敵を倒す、能力を使って攻撃力を増すなどの工夫が必要になる。
スピード Speed
スタンドにどれくらいの速度があるか。
パワーEでも物には触れられるし、精密Eでも大雑把に殴ることはできるが、
スピードEでは先手も後の先も容易に取られてしまうので、かなり重要なステータスと言えるだろう。
「破壊力がAでもスピードがEのパンチに威力はあるのか?」「スピードEで物を投げることができるか?」などの議論の的になりやすい。
射程距離 Range
スタンドがどれくらいまで遠くに行けるか。
スタンドを「近接パワー型」「遠隔操作型」に分ける重要なステータスである。
基本的にこれが短いスタンドは力が強く精密に動け、長いスタンドは力が弱く大雑把にしか動けない。
原作では「離れるほどスタンドは弱くなる」とされていたが板では無視されがちで、射程距離外で一律に解除されるという処理が多い。
スタンドヴィジョンそのものと能力の射程がバラバラな場合も多いので確認すること。
持続力 Staying
スタンドの能力がどれくらい長く続くか。
長いに越したことはないが、能力の持続時間は具体的に何秒と明示されることが多いのであまり参照せず、
射程距離や成長性のように表記だけでスタンドの種類を表したりもしないので、影が薄い。
精密動作性 Precision
スタンドがどれくらい正確に動けるか。
パワー・スピードと並んで重要なステータスで、精密さがあれば出せるトリックの幅が増えるので土壇場で生死を分けるが
スピードが低かったり能力が大雑把な場合は高くても役に立たない場合も。
原作で「精密Eのクラフト・ワークが飛んでくる銃弾を見切って弾いていた」ことはよく議論の的になる。
成長性 Learning
スタンドにどれくらいの成長の余地があるか。
板活動中は参照しないステータスだが、一部特殊スタンドは『∞』『金次第』などの特殊な表記になる。
高ければ必ず成長するわけでも、低ければ成長しないというわけでもないやや不憫なステータス。

生活資金【せいかつしきん】

  • 「生きていくのには困らない程度の金」の事。
    板の上でお金を使って何かをするには『リアルマネー』が必要だが、
    それとはまた別の「お金を使うロール」をする際に考えられた概念。
    レストランで物を食べたり、本を買ったり、そういう事をする為に用いられるお金。
    これらは「日常生活を行うための設定上のお金」であり、板活動において有利に働く使用は出来ない。
    (例:武器の購入、借金の返済等)
  • 一部のギャンブルスレッド等では、『リアルマネー』を持たない人間でも楽しめるよう、
    「生活資金枠」が設けられる場合もある。その場合の儲けは『リアルマネー』よりも少ない。
     
    関連用語
    リアルマネー

成長【せいちょう】

  • スタンド板における報酬の一つ。
    原作同様、スタンド能力が変化したり、新たな能力が追加されたりする。
    基本的にミッション等でGMを唸らせるような活躍をしたPCに与えられるもの。
    成長に対するスタンスも板によって異なり、
    倉庫・新手・オウガはミッション中・直後に成長する事が多いのに対し、
    黄金は『リアルマネー』、星見は『活動内容』を供与者に提示する形で『成長』したりする。
     
    関連項目
    成長前提
    水晶髑髏?

成長前提【せいちょうぜんてい】

  • 成長を前提としたスタンド。
    最初期は弱めのスタンドなのだが、何らかのイベントや、
    場活動、ミッション等で稼働することによって次々と能力を得ていくタイプ。
    基本的に成長性は『A』『∞』だが、『金次第』等もある。

組織【そしき】

  • 共通の目標のために協力している人々のこと。原作では「スピードワゴン財団」「パッショーネ」などが該当する。
    スタンド板にも多数の組織が登場し、多くは構成員として『スタンド使い』を有し、ミッション上で特別な役割を持たされている。
  • スタンド板では、基本的にGMが組織を設定するものであり
    PCが特別な理由なしに「NPC含むスタンド使いの組織」を勝手に設定して加入することは
    問題行動の有利設定に該当する可能性があるため注意が必要である。
    GMが設定した既存の組織に正規の手順で加入したり、飲食店や会社勤務など「スタンドに関わらないごく一般の背景設定」の場合はこのケースに含まれない。
  • 原作の組織は一般人の集まりだったり、あるいは組織として問題を抱えたものが多かったが
    スタンド板では供与者を初めとして、リーダーに服従する数十人のスタンド使いで構成された強力な組織を所有していることが多い。
    リーダーのワンマン経営で部下のスタンド使いは鉄砲玉のような扱いが多かった原作と違い、
    組織そのものに戦略的に影響を与えるスタンド使いが複数在籍することにより、組織の力を強化していることが多いのも特徴。
    • 例えば『男』は『UD』という組織を創設しており、最も交友が深いスタンド使い『ヒストリア』の能力は
      「宇宙のどこかに存在する『知識の図書館』から、過去から現在に至る森羅万象を知ること」だった。
      他にも『刺青師』の仲間、エルガマル『アナル・キティ』の能力は『無駄の排除』と『再利用』で、
      詳細は不明だがスタンドを与えたり時間を止めたり死者を蘇生させるなどの力を見せている。
      このように、ただでさえ無敵の供与者に弱点をカバーするような仲間が付くことにより、供与者と組織の位置を不動のものにしている。
  • ミッションでは「野良のスタンド使いが裏社会に通じている組織に金銭で雇われる」「組織と組織の超大な戦いに、一般人として生きていたスタンド使いが巻きこまれる」という形のものも多く
    そこではあたかもTRPGの雇われ冒険者のような格好でPCが戦うことになる。
    様々なPCが一連したミッションを別々にこなすという都合上、構図は「組織vs組織」が基本であり、
    原作のような「(スタンド使いの)組織をバックに持たない個人(のチーム)が、悪の組織と戦う」という形式のミッションは少ない。

スレタグ【すれたぐ】

  • スレッドの頭につけられている【】の事。隅付き括弧。
    そのスレッドがどういう役割を担っているのか、一目で分かるようになっており、検索性を高めている。
    倉庫では殆ど使われておらず、新手から派生した板では概ね使用されている為、新手が発祥の地と思われる。
    【供】:供与スレ
    【場】:場スレ
    【ミ】:ミッションスレ
    【戦】:バトルスレ
    【記】:記録スレ
    【他】:その他のスレ

超推理【ちょうすいり】

  • PLの視点でしか知りえない情報を、PCの行動に反映してしまう事。ルール違反。
    「初見のPC同士の戦闘でいきなり敵能力の弱点を突く」とか、
    「敵PCが死角やメ欄で仕込みを始めたので唐突に回避行動を取る」等が主な例。
  • 野バトルや多人数参加ミッションなどで発生し易く、これをかまそうものなら、
    GMからのマイナス判定・モチベーション低下・議論化、果てはPCの再起不能の憂き目を見ることも。
    ただ板の性質上メタ思考とロールプレイを完全に切り離すことは不可能。
    PL情報から推察される最適行動を、いかに自然にPC行動に落とし込めるかが成功の鍵である。

ツイッター 【ついったー】

  • いわずと知れた呟きサービス。スタンド遊戯板民の中も
    板専用のアカウントを持っている者が相当数おり、
    それ自体が他板を超えた大きなチャットのような機能を果たしている。
    他板民との交流が深まるというメリットもあるが、
    他板に気軽に言及出来る為、妙な誤解を生んだり
    ツイッターという場所の性質上、つい深くまで突っ込んだ発言を
    してしまい、揉める火種となってしまう事もある。

トラビアン【とらびあん】

  • 倉庫とオウガ板民の間で流行したブラウザゲーム。
    板民は初心者が多かったにも関わらず、
    作ったチームがなぜか地区での強豪になってしまい、
    ノウハウがいまいち分からないままグダグダになって終わった過去を持つ。

NPC【のんぷれいやーきゃら】

  • GMが出す、特定のPLがいないPC以外の全てのキャラクターのこと。
    ミッションの依頼者、敵スタンド使い、その辺のモブ一般人、話の中に出てくるだけの故人など、
    中にPLがいなければ全てNPCである。
    供与者もNPCの一種と言える。

場スレ【ばすれ】

  • 「港」や「ダム」「大通り」といった「場所」を表現するスレッド。
    ここでは他のPCと交流することが可能で、目的は特になく戦闘も(望まなければ)起こらず、
    もっともライトな板活動と言えるだろう。
    ただし、ミッションの「導入」として場所に凶悪なNPCなどが登場し、バトルが起こる場合もある。
    また、ケンカなどが発生すれば戦闘を仕掛けるというロールになる場合もあり、その場合の戦いは「野バトル」と呼ばれる。
  • 自由度が高い分、「一般人を殺戮する」など板の世界観を破壊するロールによる問題も起きがち。
    空気を読もう。

パラレル【ぱられる】

  • ルールの一種。結果が他にも影響する「リアル」の対義語で、リアルには影響しないという意味。
    例えばパラレルのミッションならば、死亡しても「リアル」では死なない、
    「リアル」で死んだはずのPCが参加できる(ルールにもよる)など。
    主に原作のシチュエーションを再現したミッション、あるいはネタミッションなど特殊なミッションで使われる。
  • 得た報酬も原則として「リアル」で使えないことが多いが、例外もある。
  • 大統領が移動している隣の世界での出来事なのかは不明。

PL【ぷれいやー】

  • PCを扱う『中の人』、実在の人間たちのこと。
  • PCNPCGMといった関連用語は全てTRPGからの派生である。

PC【ぷれいやーきゃら】

  • PLが操り板上で活躍するキャラクター、板の主役たるスタンド使いたちのこと。
  • GMが扱うキャラはNPCであり、PCとは区別される。

病院【びょういん】

  • スレの一種。ミッションや場スレなどで重いダメージを受けたPCは
    ここに入院してリアル数日間行動不能になったり、治療費を払うというペナルティを支払うことになり、
    特に体の一部が消し飛ぶような「現代医療で回復不能な重症」だと、もし病院に治療能力のスタンド使いがいない場合は、
    後遺症をずっと残したままになるという大きな代償を払うことになる。
    原則としてTRPGのように戦闘をこなしても能力が強くならないスタンド遊戯板では、明確なバッドステータスが永続するのはかなり重い処置である。
  • 一部ミッションでは回復能力を持ったNPCがPCを治療してくれることがあり、
    その場合は病院の世話にならずに済む。
  • 明らかに異常事態で重傷を負ったPCたちが次々とかつぎこまれても特に問題が起こらない魔窟である。

本体【ほんたい】

  • スタンドを扱う大本の存在のこと。
    基本的には人間だが、動物や植物、土地や器物が本体である場合もある。
    人間が本体なら原作の『C=人間並み』という表記に則り『破壊力(パワー)C スピードC 精密動作性C』の能力を持つとして判定される。
    子供や動物の本体はそれより弱く判定され、また、一部スタンド能力は身体能力を強化できるなど例外もある。
  • スタンドはスタンドでしか倒せないが本体は銃弾などの物体で殺傷される、
    素早いスタンドを持っていても本体の高速移動はできないなど、
    スタンド使いにとって明確な『弱点』であるものの、人型の像を持たないタイプのスタンド使いは本体で頑張る比率がかなり高くなる。
    特に攻撃力の低いスタンド使いの場合は、本体が持った凶器による攻撃などで敵本体を倒して決着することも多い。
  • 『殺人鬼なのでナイフの扱いが上手い』『暗殺者なので足音がしない』『多少の刃物を防ぐ厚手のコートを着ている』など、
    『スタンドと無関係な、判定上有利になるPCの設定』は原則として許可されない。
    全PCの本体は基本的に平等な能力値である。アイテムはその限りでないが、リアルマネーで購入しなければならない。
    ただし供与者がスタンドとセットで「君のスタンドは車の形なので、本体も操縦が上手い」などの本体設定を特別に与えた場合はその限りではない。

麻雀【まーじゃん】

  • 板民の間でツイッターを通して流行したもの。
    主にネット麻雀サイト『天鳳』を用いて対戦を行う。
    全くの初心者から始めた板民も多く、興味のある方はぜひ参加して頂きたい。
    開催はツイッターにて板民がおもむろに『天鳳』のURLを貼る形で唐突に始まる。

ミッション【みっしょん】

  • PC同士の交流ではなく、PLがPCを使いGMを相手取って
    何か奇妙な冒険をしてクリアを目指すプレイのこと。
    TRPGのセッションに当たる用語。
    スタンド遊戯板は全体に共通する特定の目的があるわけではないので、内容は非常に多岐に渡る。
    「NPCがPCに依頼をする」という形式が多いが、ジョジョ4部のように事件に巻き込まれる「巻き込まれ型ミッション」も数多い。

メッセンジャー【めっせんじゃー】

  • Microsoft制作のソフト。メッセとも。
    メールアドレスを交換して登録さえすれば、
    知り合い同士で気軽にチャットが出来るソフトで、一時期多くの板住民がこのソフトを導入していた。
    新手などではこのソフトを用いた古参のコミュニティが形成されていた時期があり、
    重大なイベント等をメッセで企画したり、板の騒動について話し合いがされたりと、
    ある種の『世代間格差』を感じさせ、『メッセ組』等という言葉が生まれた事もあった。
    時代を経て、現在(R3.5)はほぼ使われていないと思われる。

問題行動【もんだいこうどう】

やる夫がかがみの奇妙な卒業旅行に同行するようです【やるおはかがみのきみょうなそつぎょうりょこうにどうこうするようです】

  • ごく普通の女子高生かがみが卒業旅行中、家族を殺され復讐を誓うやる夫と共に「矢の男」を巡る陰謀に巻き込まれるというやる夫スレ。
    スタンド遊戯板とは特に関係ないのだがネット上のジョジョ二次創作としての知名度は高く、板民の一部も愛読している。
    内容は懐の広いやる夫スレらしく「なんでもアリ」で、板ならばオウガに近い。

リアルマネー【りあるまねー】

  • PCが設定上持っている生活費とは別に、ミッションなどで得た『板上で使えるお金』の通称*1
    初期は0。単位は『万円』で管理されることが多い。
  • レベルや経験値の概念がないスタンド遊戯板においてPCの冒険度やPLの技量を証明するパラメータではあるが
    そうそう役立つアイテムなんてお店で売ってないし、高価な道具を有効活用できるかはスタンド能力にも左右されるので『宝の持ち腐れ』になりがち。
    各板でもその扱いには難儀しているようで、むしろ重症の治療費や『○万円稼いでこい』などのペナルティとして使われることの方が多い。
    リアルマネーを稼げる技量を持つPLは、そもそもそういう借金的状況に追い込まれないものではあるが。
  • リアルマネーを消費するスタンドも板には多くいる。
    それらは『金スタ』と呼ばれ、リアルマネーを消費することで強力な能力を使用出来るが
    基本的に金がないと普通のスタンドより弱いため、所持金ゼロ・弱能力の状態からどうやって金を稼ぐかが最初の課題となる。

再起不能【りたいあ】

  • 二度と再起ができない状態になること。
    原作では再起不能とだけ書いた場合は「死んではいないが、重症により戦闘者としてもう復帰できない」状況を差すようだ。
    また、『死亡』することによっても当然再起不能になる。
  • スタンド板では回復能力のスタンド使いが原作よりずっと多く、どんな重症でも治療できる可能性が高いためか
    『死亡』『再起不能』とセットで扱われることが多い。
    『黄金』板などはキャラがロストする『死亡』の下の段階として『再起不能』が設定されており、大金を払えば問題なく治療可能である。

レクイエム【れくいえむ】

  • 原作第五部で登場したスタンドの概念。
    『矢』によって到達するスタンドの新しい地平。
    板でもレクイエムか、或いはそれに類するようなスタンドが出てくることがあり、
    原作同様に単純なスタンドの強弱では測れない能力を保持する。

ワンレスキル【わんれすきる】

  • 対処不能な死。無慈悲な死亡宣告。
    具体的には、GMから参加者であるPCに対して下される『死亡』『再起不能』の判定が、
    PCとGMの行動、判定のやり取りもなく、前振り無しに突然行われること。
    概ね、高難易度、高危険度のミッションで、参加者が大人数である場合に起こる。
    勿論、完全に前兆がない場合は殆どなく、後から振り返れば、曖昧な行動や危険な言動等、
    直接的ではないにしろその判定が下される予兆はあるのだが、当然ミッション進行中にそれに気づけるPLは少ない。

*1 黄金板では『ミッションマネー』と呼ぶ