キャラ別技研究　ワリオ

本項目は2016年2月のものを一部復元したものです。
現在と技の性能が異なる場合がございますので、注意してください。

解説

マリオのライバル的存在…の一人。
『スーパーマリオランド2(GB)』に、ニセモノ的ボスキャラクターとして初登場した。
現在は「ワリオランド」と「メイドインワリオ」の2シリーズを軸に、主人公として独自の活躍を見せている。
基本的に、マリオにはできない（させられない）豪快なアクションやバカバカしいノリが味。

スマブラには『メイド イン ワリオ』からの出演という体で、マリオシリーズとは別枠扱い。
モーション全体に漂う良い意味でのテキトーさは『メイドインワリオ』のノリ、
ショルダータックルや空中移動の機敏さは、『ワリオランド』のそれを体現している。

名前の由来はMARIOの「M」をひっくり返してWARIO。「悪いマリオ」という意味も込められていると思われる。
自称マリオの幼なじみであり、マリオと同年代で20～26歳前後。かなり下品。
職業はトレジャーハンター(自称)。ゲーム会社「ワリオカンパニー」の経営者でもある（メイドインワリオ）
とにかく金銭財宝が大好きでしょっちゅう金儲けを企んでおり儲け話なら必ず食いつく。
結果的に人を助けたことになってしまったりする。
ゲーム会社も単に儲かるからと言う発想で立ち上げたのだが、
ゲーム内どころか現実でも大成功を収めてしまった。

なぜか「伝説のスタフィー3」にゲスト出演した。その際スタフィーに技の一つを伝授する。
何だかんだで泣く子には勝てなかった様子。

代表作

スーパーマリオランド2 6つの金貨（1992/GB）
スーパーマリオランド3 ワリオランド（1994/GB）
バーチャルボーイワリオランド アワゾンの秘宝（1995/VB）
ワリオランド2 盗まれた財宝（1998/GBC）
ワリオランド3 不思議なオルゴール（2000/GBC）
ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝（2001/GBA）
メイド イン ワリオ（2003/GBA）
ワリオワールド（2004/GC）
まわる メイド イン ワリオ（2004/GBA）
さわる メイド イン ワリオ（2004/DS）
おどる メイド イン ワリオ（2007/Wii）
ワリオランドシェイク（2008/Wii）
メイドイン俺 (2009/DS)
ゲーム&ワリオ (2013/WiiU)

他多数　

特徴

近接特化のパワーファイター。突進技や拘束技が得意。
他キャラに比べ空中移動は優れている。終点の端から端までを二段ジャンプだけで移動できるほど。
他キャラは原作を再現した技が多いが、ワリオはスマフラオリジナル技が多い。
原作はバイカー風の服装が基本なのに対し、スマフラではオーバーオールで、『ワリオランドシェイク』のアクションもワザとして使える。

長所/短所

長所
・攻撃力が高い。
・空中での移動性能に優れる。
・決め技が豊富。
・重量級ゆえに吹っ飛びにくい。
・その割には体面積が小さいので食らわないコンボがある。
・空中攻撃の発生が早い。
・横復帰力が高い。
・一撃必殺ワザ「ワリオっぺ」がある。
短所
・地上での移動性能が低い。
・リーチの短い技が多いため接近戦を強いられる。
・癖のある技が多い。
・技のバリエーションが少ない（飛び道具、復帰妨害技など）
・技の出が遅い。
・空中下、必殺技で自滅しやすい。
・ジャンプ力が、やや低い。
・横に体面積が広い。
・縦復帰力が低い。

ファイター性能

弱攻撃 げんこつ→あごくだき

左ストレートからの右フックを繰り出す。
本家と比べ発生・後隙・ダメージの全てで優れており、使いやすくなっている。
右フック時に前進するので当てやすい。

強攻撃

横強攻撃 ぶったたき

強力なパンチを繰り出す。腕を振り回さない『for』準拠の動き。
相手のダメージが高ければフィニッシュにも使える。

上強攻撃 ばんざいヒット

上にばんざいを突き出して攻撃する。密着していれば地上にいる相手にも当たるので、相手を打ち上げるのには最適。
本家と違いカス当たりが無く、どこで当てても本家より高い11%。
低％の相手ならお手玉もできる。

下強攻撃 ゴキブリつぶし

しゃがんで手を出して攻撃をする。
本家よりも攻撃力が高いが、その分発生は遅くなっている。後隙は『X』と『for』以降の中間。
ほど良く浮かせるので空中コンボの始点に。

ダッシュ攻撃 ヘッドスライディング

スライディング攻撃。持続部分で当てると相手を転倒させる。
後隙も少なく攻撃を差し込むのにうってつけ。
低ダメージの相手には2連続で当たる。

スマッシュ攻撃

横スマッシュ 全力バックナックル

裏拳攻撃をする。出が遅いがふっ飛ばしの優れたスマッシュ攻撃。

上スマッシュ ぐるぐるずつき

回転しながら真上に頭突きをする。威力は高いがふっ飛ばし力はあまりない。
弱い飛び道具をかき消すことができる。持続時間が長いため飛び道具読みに有効。

下スマッシュ 地面パンチ

本家とは違い地面に向かってパンチをし、地響きで攻撃。
ふっとばし力は無いが高い確率で相手を転倒させる。
空中に判定はないが横に広めの判定を持つ。
飛び道具をかき消すことができる。発生が早く連射も可能。ただし簡単に抜け出せる。
相手が転倒したら追撃を狙おう。
崖掴まり中のキャラに拳部分を直撃させた時のみメテオ判定あり（崖端かつ崖に背を向けた状態で使わないと成立しない）。

空中攻撃

通常空中攻撃 メタボボディ

両手を開いて横回転して攻撃する。当たり判定の持続が長い。出が早く胴体にも攻撃判定があるので抜け出しに優秀。
腹に当たれば9%、手に当たれば4%のダメージ。軽症の相手にはワザ中の移動を組み合わせることで2hitになる。
ファイアボール程度の飛び道具なら潰しながら攻撃できる。

前空中攻撃 とんそくキック

前方にキック。出は早いがリーチが短い。原作に比べて威力が上がった。
隙が少なく一回のジャンプで2回発動出来る。
連続で当ててダメージソースにしたり、ワリオの高い空中制動を活かしてヒットアンドアウェイの要領で当てたりと用途は多彩。

後ろ空中攻撃 たおれずつき

後方に頭突き。出が早く、体全体が当たり判定になるので当てやすい。

上空中攻撃 ハンドパッチン

威力が『X』並みに高く、高いふっ飛ばし力も健在。上空フィニッシュを狙うならこれ。

下空中攻撃 さかさまずつき

下方向に回転攻撃。着地狩り拒否で使おう。

掴み

掴み攻撃 シェイク

本家とは違いシェイクして攻撃。
トップクラスの連打性能と思いきや、実はボタン押し一回で2回シェイクしている。

前投げ ヘビーどんけつ

ケツで突き飛ばす。ベクトルは斜め前70度くらい。ワリオの投げで最も威力が低い。
ショルダータックルで追撃できる。

後投げ ジャイアントスイング

相手を横にふっとばす。吹っ飛ばし力が高い。崖を背にしていたらこれで。
ベクトルはほぼ真横でかなり低い弾道で飛ぶ。
復帰力の低い相手へ使うとかなりの脅威となる。

上投げ パワーリフティング

頭突きで真上へ飛ばす。威力が高いがほとんどふっとばない。上強や空上で追撃しよう。

下投げ しりプレス

相手を叩き付けてヒップドロップ。ベクトルは上投げと前投げの中間くらい。
上投げの方が空上などの攻撃がしやすいのであまり出番はないかも。

必殺技

通常必殺 ワリオかみつき

相手を噛み掴んでで攻撃する。アイテムは食べられない。

本家とは違い、前後入力ですぐに吐き出すことができ、さらに方向を選択できる。
また、ボタンを押さないと噛みつき攻撃を行わず、相手が3%以下の時だとすぐに吐き出す。

ジャンプ中に出しても軌道がそのまま維持されるので、横にジャンプしながら出すと当てやすい。
崖付近の相手に突っ込むようにして出すと道連れが出来る。

横必殺 ショルダータックル

突進ワザ。後の方を当てるほど威力が上がり、出始めが8%なのに対し、ギリギリのタイミングで当てると20%になる。
空中で出すとホップしながら突進した後硬直落下するが、途中で相手か壁にあたると硬直落下にならない。
発動後の隙が大きいのでガードされた時の反撃が恐い。確実に当てたいところ。

ふっとばしベクトルが優秀なので決め技に使う他、長いリーチを活かしてコンボの締めにも。
地上で発動直後にジャンプすると移動速度と距離が伸びるので追撃がしやすくなる。これを復帰中の相手に当てられると強い。
もし外してしまってもワリオの空中機動なら簡単に戻って来られるぞ。
また判定もやたら強く相殺できる遠距離攻撃であれば半分以上溜まったチャージショット以外はほぼ容赦なく突き抜けて攻撃できる。

上必殺 コークスクリュー

両手でピースをして回転しながら上に上昇する。原作に比べてかなり軌道修正がきくようになった。
飛び道具などで簡単に潰されるので、復帰するときは崖の下から出したいところ。

下必殺 ワリオっぺ

放屁で上昇し、攻撃する。
溜めにボタン操作は必要なく、時間経過とともにたまっていくワザ。
本家では腹が膨らんでいくが、本作では湯気の多さで確認することができる。
性能も本家では4段階なのに対し、本作では5段階に分かれている。

全く溜まってない時に当てると相手が気絶状態になり、そこからコンボに繋げられる。
最大溜め状態のふっ飛ばし力は全キャラ中最強のふっ飛ばしと言っても過言ではない。