200X共通/解析まとめ/ウィンドウ構造

Last-modified: 2019-03-27 (水) 00:31:54

200Xのウィンドウ構造の解説です。
Windows APIの用語を使用しています。


概要

ウィンドウ構造概要.png

TFormLcfGameMain(トップレベルウィンドウ)
 └ TPanel(枠線付き、ここにゲームが描画される)
  └ TButton(幅0高さ0、キーボードフォーカスはこれが持つ)


各ウィンドウ詳細

ウィンドウクラス名親/オーナーウィンドウのサイズクライアント領域備考
TApplication(なし)0x00x0DelphiにおけるGUIアプリケーションのカプセル化用ウィンドウ
FormLcfGameMainのオーナーであるものの親ではない
TFormLcfGameMainTApplication650x513(3, 26)-(647, 510), 644x484トップレベルウィンドウ
ウィンドウタイトルにゲームタイトルを表示する
クライアント領域周辺にBorderを持つ
TPanelTFormLcfGameMain644x484(2, 2)-(642, 482), 640x480ゲーム描画用ウィンドウ
クライアント領域周辺にBorderを持つ
TButtonTPanel0x00x0キーボードフォーカスを持つウィンドウ
外部プロセスからF5キー操作などを送る場合はこれにWM_KEYDOWNなどを送る
TPUtilWindow(なし)0x00x0DelphiにおけるHWND確保用ウィンドウ
複数個作られる

※RPG_RT.exeをウィンドウ起動した場合のものです。
 Borderの大きさは環境によって異なります。それによりウィンドウの大きさも変化します。