《アビリティ》/【ホクスポクス】

英語圏で言うところの奇術やおまじないの呪文、所謂「ちちんぷいぷい」くらいに相当する"hocus-pocus"が名の由来と思われる。
WAシリーズではリルカが姉から教わった「不安を取り除く魔法の呪文」ということで印象に残った人も多いだろう。
それにあやかってか、登場する作品ではいずれも幸運を呼ぶ魔法として扱われている。

なお、真逆の効果を持つ「アンラック?」と同時に効果を受ける場合は、後から掛けられた方のみ効果を発揮する。

2nd

初出となる2ndではそのものずばり「ラッキーワード」の名称で登場。ティムのオリジナル「ガーディアンロア」の一種で、チャパパンガのミーディアムを装備して77体のエネミーを倒すと修得できる。フォワード全員のLCKを1段階上昇させる。
必要FPは7と少ないのはいいのだが、いかんせんチャパパンガの入手が遅い上に倒す敵の数も多いので、ちいさなはなの存在と相まって重要視されることは少ない。

3rd

本作からデフォルト名称が「ホクスポクス」に。2ndに同じく、チャパパンガのミーディアム「幸運の手札」をインストールすることで使用できるようになる補助アルカナ。指定した味方一人にLCK上昇のプラスステータスを付与する。必要FPは18。

F

「盛強なる運気よ！」

セシリアのオリジナル「クレストソーサー」の補助魔法の一つ。消費MP12。
有効ターン数に制限が設けられていた3rdとは異なり、本作では戦闘不能になるか何らかの手段によって打ち消されない限り永続する。また運勢がBESTのキャラクターにかけると、さらに一段階上の"SBEST"という状態として扱われる。
ブロッカーなど確率発動型スキルの起動率を上昇させるほか、プラスステータスの効果が切れるのを引き伸ばす目的で一番最初に使っておく一手もある。