《スキル》/【ブロッカー】

Last-modified: 2020-03-11 (水) 02:40:13

2nd以降の常連スキルの一つで、受けた物理攻撃を捌いて無効化する。
成功すれば全くダメージを受けずにやり過ごせるため、その分被害を減らせるということでなかなかに強力なスキルである。


2nd

初登場となる2ndでは「アドバンスドガード」名義。スキル起動/レベルアップには2ポイントが必要で、最大で3レベルまで上昇させられる。物理攻撃を受けると[スキルレベル×12]%の確率で無効化する(一部、防げない攻撃も存在する)
発動率がそこそこ高いのもさることながら、発動するとFPが12ポイント上昇するという副次効果もあり、FPの高さが手数に直結する本作では確率に左右されるということを差し引いてもかなり強力な部類に入ると言える。

3rd

「ATPブロッカー」と名義を変えて引き続き登場。シトゥルダークのミーディアムである「水のささやき」をインストールするか、ギア「ヴァンブレイス」をプラグインすることで起動できる。必要PSポイントは2/段階で、最大2段階まで起動させられる。
2ndでは発動率の高さがウリであったが、3rdでは発動率は1段階で3/32、2段階でも6/32とかなり低く抑えられてしまっているため、ディフェンサーシールドなど他の防御スキル・アビリティと組み合わせるのが肝要。
発動時のFP上昇量も1ポイントと微々たるものに。

4th

ラクウェル専用のパーソナルスキルで、38レベルでマスターする。非ガード状態で物理攻撃を受けた場合、1/8(デトネイション時は1/4)の確率で無効化する。
ガードをしておらず(ライアンズシールドのオートガード効果もダメ)、なおかつ回避に失敗したとき(ラクウェルは反応こそ低いが回避はそこそこ高い)にしか発動のチャンスがないため、これで受け流せたらラッキー、くらいに思っておいた方がいいかも。

5th

山のミーディアムを装備すると15レベルでマスターする。
発動条件は4thと同じだが、確率はさらに下がって1/15(デトネイション中でも1/13)とかなり情けない数値になってしまった。
単純に物理攻撃を避けるだけならミストクロークに完全に喰われてしまっているため、シリーズの中では最も影が薄くなってしまっている。
なお、攻撃をはじいてもDPダメージだけはしっかりと喰らう。なんじゃそりゃ。

F

同名のスキルアイテムをセットすることで起動でき、下位版の「ブロッカー1」は[3+運勢補正]/32、上位版の「ブロッカー2」は[5+運勢補正]/32の確率で受けた単体物理攻撃を無効化する。なおゼットについては、発動確率の分母が32から24になり、他キャラより発動しやすくなっている。

  • 運勢補正はSBEST:+5/BEST:+4/GOOD:+3/NORMAL:+2/BAD:+1/WORST:0となっている。

3rdと比較すると、起動に要するスキルポイントが大幅に増えた(「ブロッカー1」で4、「2」で8ポイント)のを代償に発動判定に運勢によるボーナスが乗るようになり、運勢BEST以上での発動確率は2ndよりも高くなるため、信頼性は2ndを凌ぐほどの高さに。ただし、素で回避した場合と違ってFPの上昇量がやや少ないため、十分に素避けが見込めるキャラに意識してセットする必要性はあまりない。
とは言え普通に回避することができない攻撃に対しても、このスキルがあれば防げることもままあるので、スキルポイントに余裕があればセットしておいて損はないのも確かである。


なお、内部的には攻撃そのものが失敗しているという扱いなので、たとえスキルをセットしていても弾いた攻撃に対してカウンターはできない。
したがってブロッカーの発動率が高い状況ではカウンターが起きにくい=イナーシャルキャンセルを利用しづらくなるという欠点も孕んでいる。
セシリアやジェーンの場合は、彼女たちの打たれ弱さをカバーするためにブロッカーを採用するか、或いは緊急時のイナーシャルキャンセル対応を活かすためにカウンターアップを取るかの二択になるだろう。


ケライノー?およびアエローの「かっぱぐ(あまつさえ逃亡)」を受けたときの、素で避けた場合とブロッカーで弾いた場合の挙動を比較すると、

  • 素で避けた場合:ケライノー(アエロー)はそのまま逃げる。盗むことができなくても、逃亡までがセットの行動と設定されているためである。
  • ブロッカーで弾いた場合:ケライノー(アエロー)は逃げずにとどまる。なぜなら、ブロッカーが発動した場合は「かっぱぐ(あまつさえ逃亡)」は盗む以前に発動そのものがキャンセルされたと処理されるためである。

XF

ウォーヘッドで修得できるスキルの一つで、「ウェポンブロック」という名義で登場。受けた通常攻撃(アタック)を1/6の確率で無効化する(ウォーヘッドのSPスキル「リタリエイション」をセットしている場合はさらにそのアタックを攻撃元に跳ね返す)
通常攻撃、それも近接攻撃にしか対応できないものの確率自体は悪くないので、少しでも被害を抑えたい場合はセットしておいて損はないだろう。
くどいようだが弓や手裏剣などの投射攻撃には無意味なので、うっかり過信しないように。

なお、レアルストレーガ専用武器の鉄扇を装備するとこのスキルと同じ効果を得ることが可能だが、このスキルの効果と重複はしないので注意。