《キャラクター》/【マクダレン・ハーツ】

Last-modified: 2019-12-21 (土) 18:46:16

【関連項目】
《キャラクター》/【初老の執事】


1stおよびFのNPCの一人。若かりし日に受けた恩に報いるべくマックスウェル家に仕える執事であり、次女ジェーンの護衛兼補佐役として彼女に付き従っている。
5thでは「初老の執事」の名で友情出演している。


1st

初代ではジェーン同様に完全なNPC役扱い。

パーソナリティ

性別:男性
年齢:51歳
身長:175cm
体重:62kg
好きなもの:良い仕事をした後の充実感
嫌いなもの:時に、自己主張できない我が身を不甲斐なく思う


常に控え目かつ礼節を弁えた物腰で、取り乱すことは滅多に無い。実際には賭け事等勝負事には熱くなる性分らしいが、それを表に出すことはないという。
戦闘は勿論のこと、家事、洗濯、旅の手配から子供の扱いに至るまで、何でもできる万能の凡人。ジェーンが巷で“災厄娘(カラミティ)”として名を馳せるようになったのはひとえに彼のサポートの賜物であるが、それをおくびにも出さずジェーンを立てている、まさに執事の鑑とでも呼ぶべき人物である。

  • 初登場はジェーン同様にケイジングタワーであるが、実はそれ以前でもタイムトライアルサーキットの初回ランキング1位に名を連ねており、壮年~初老と呼べる年齢でありながらかなりの俊足ぶりが窺える。恐るべし。
    • Fではこの設定を反映してか、反応が高めになっている(概ね高い組と低い組に分けられ、高い組の4人中4番ではあるがこちらに含まれている)。

F

メインシナリオの一定期間、プレイヤーキャラクターとして参戦するようになった。

パーソナリティ

性別:男性
年齢:51歳
身長:175cm
使用武器:無銘のブロードソード
好きな甘味:みつまめ
嫌いな年少者:忘八者
CV:佐々木勝彦


Fでは1stでは曖昧になっていた、彼がマックスウェル家に仕えるようになった経緯が明らかになる。

若かりし頃一介の渡り鳥であったマクダレンは、自分が発掘したARMを立ち寄った街で開かれていたバザールにて出品。
機能を停止していたそのARMを遠巻きながら見遣る人々の不安や好奇心などといった様々な思念によってあろうことかARMは起動・暴走してしまい、多くの死傷者を出してしまう。
ARMの研究家というだけで事故の責任を押し付けられるマックスウェル家に対し、当主ニコラ?の妻は「寄る辺の無い渡り鳥に罪を背負わせるくらいなら、いっそ財のある自分たちが責任を取った方がマシな形で事態を収拾できる」と夫に提案し、ニコラもこれに同意。
瀕死の重傷を負いながらもマックスウェル家にて手厚い看護を施されていたマクダレンは彼らの厚意に涙し、とりわけ夫人に強い恩義を感じるようになる。
事件を収束させた後孤児たちを引き取って街を出たマックスウェル家一行に護衛を兼ねて付き従い、現在のコートセイム?に到着。しかし間もなくマックスウェル夫人は件の事故による負傷と身重の身で長旅を強いられたことが祟り、次女ジェーンを出産後に逝去。
以降マクダレンはジェーンをかの夫人の生まれ変わりと思い、ジェーンが長じてからも彼女を影に日向に支えてきた。
しかし、ジェーンが密かにロディに打ち明けた、マクダレンすら知らされていなかった彼女の心の裡を偶然にも耳にしたことで、ジェーンに本当に必要なのは彼女の先に立って導く者ではなく、彼女と同じ目線で彼女と共に歩める友と呼ぶに足りる者であるという結論に至り、ロディたちの旅にジェーンを同行させてもらえるように懇願するのであった。

モデリングは服装がいかにも執事という出で立ちに変わった以外、1stからあまり変わっていないが、何気に戦闘時のグラフィックが二種類用意されている唯一のサブキャラクターでもある。

  • 上着を脱ぎ捨てたバージョンのグラフィックは、アルハザード戦(1回目)で見ることができる。

戦闘


さすがにジェーンの相方を務めるだけあってその実力は折り紙つき。何気に素の攻撃パラメータは戦闘に参加するキャラクターの中で最高。なんとゼットよりも上。
防御は男性陣の中では最低クラスだが、参戦期間が短いのであまり気にはならないだろう。

戦闘性能的にはザックをより安定志向にした形と言える。
通常攻撃(アタック)には対空特性はないがオリジナル「剣戟」はいずれも対空特性を持ち、かつコストパフォーマンスに優れ使いやすいのが強み。但しシェリフスターの技定数補正効果を受けることができないということもあって、他の男性陣に比べると爆発力という点では劣る(周回プレイでなければ特に問題ではないが)
強烈なインパクトはないがその強さは侮れないという、まさにいぶし銀のキャラクターと言えるだろう。

余談

Fで追加された裏設定として、彼の揮う太刀筋は正規の訓練を受けた騎士のそれに近いというものがある。
渡り鳥になる以前の彼の経歴についていろいろ想像を巡らせてみるのも一興であろう。