《キャラクター》/【ラブライナ・ワーズワース】

Last-modified: 2021-11-22 (月) 20:31:22

XF

XFのメインキャラクターの一人。34歳の元エレシウス王室付魔術師。

パーソナリティ

性別:女性
年齢:34歳
身長:167cm
好きな金言格言:「効果がなければ代金は全額お返しします!」
CV:津野しの


元はエレシウスの片田舎で農業を営む平民の出身であったが、現国王ラスニール?が推し進めていた改革によって、それまでは貴族のみが入学を許されていた王立軍学校に進学し、優秀な成績を修めた。そしてその経歴をラスニールに買われ、軍学校卒業後間もなく王室付魔術師に登用されるに至る。
しかし、本編の一年前にアレクシアが行方不明になった際、それが事故ではなく元老院の陰謀によって引き起こされたものであることを偶然立ち聞きしてしまったため、王家に刃向かうテロリストの冤罪を着せられ、追われる身となってしまう。

  • 王室付魔術師という肩書きで王宮に出入りしていたが、公務の実態は宮廷魔術師というよりは教育係あるいは家庭教師であり、アレクシアとカティナの二人の王女やレヴィンのような貴族の子弟向けに一般教養や学問としての魔術基礎理論を教えていた。
    そうした縁があるため、上記の三人はいずれもラブライナのことを「先生」と呼んでいる。
  • エレシウスの宮廷中枢に出入りしていただけあり、シャルトルーズなど元老院の面々とも面識はある。
    公務の内容が異なるためほとんどのお偉方とは単に顔を合わせたことがある程度だが、シャルトルーズだけは同じ王立軍学校の先輩後輩の間柄で同じゼミに顔を出していたこともあり、「タイプは異なれど優秀な人物」として、互いに意識するところはあったらしい。*1

魔術師が本分であるため軍事は専門外ではあるが、新生ブランクイーゼルにおいては軍師役としてその博識さを遺憾なく発揮しており、彼女の助言は戦闘で重要な位置を占めている。
士官学校出の優等生というのは伊達ではなく、知識は勿論、僅かな事象の変化も見逃さない深い洞察力など頭の回転においても掛け値なしで優秀なのは確か。だが、掴みどころのない言動と常人離れした感性の持ち主であるため、彼女をよく知らない人間にはあまり切れ者とは思われないことが多い。
ラブライナ自身も事あるごとに「できる女」を自称し、率先して己の才をひけらかすように振る舞っているが、それが逆にどこか間の抜けた印象を与える方向につながってしまっている。

戦闘

さすがに元宮廷魔術師というだけあって、魔術戦にかけてはブランクイーゼルでも右に並ぶ者のないエキスパート。MPとSORはメインメンバー中トップ、クラリッサに一歩譲るがMGRも第2位。
また(魔術戦に徹している分にはほとんど目立たないが)クリティカルヒット発生率が8/48と、クラリッサ・トニー以外の他キャラ(一律で6/48)に比べて少しだけ高いのも隠れた強み。
一方で上に挙げた三つ以外の能力値はメインメンバーの中では悉くぶっちぎりで最低レベル。
VPではレヴィンが、RESではアレクシアがさらに下を行くが、それでも汎用ユニットの平均を一回り以上下回っている、所謂「MP・魔力全振り型」のユニット。
その上、専用クラスであるレアルストレーガに就くと上記の長所・短所が一際強調されるため、大活躍してくれる時と鳴かず飛ばずの時の落差があまりにも激しい。
他の出撃メンバーをRESが高いユニットで固めると何もしない・出来ないままクエストが終わってしまうなんてこともザラにあるので、活躍を望む場合はターンシフトで積極的に行動番を回してやったり、ラッシュや敵味方識別+バスタースローなどで相対的に行動時の無駄を省いたりするなどの工夫が必要になる。
得手不得手が非常にはっきりしている分、彼女の能力が活きる局面でピンポイントに起用すればなかなかの活躍が見込めるだろう。

余談


*1 『WAXFコンプリートガイド』P566