《キャラクター》/【クラリッサ・アウィル】

Last-modified: 2019-07-19 (金) 03:13:05

XF

XFの主人公。ファルガイアを荒廃から救うべく、各地を放浪する少女。
WAシリーズではヴァージニアに次ぐ、二人目の女性主人公となる。

パーソナリティ

性別:女性
年齢:17歳
身長:160cm
好きな卵料理:茶碗蒸し&焼きプリン
CV:咲乃藍里/高橋李依(ミリオンメモリーズ)


緩やかに滅びへの道を歩むファルガイアを再生させる鍵となる存在「豊穣の地」を追い求めていた考古学者メリッサ・アウィル?の一人娘。生まれた時から母と二人、ファルガイアの各地を放浪して回る旅にその身を置いている。
性格は母メリッサに似て明るくポジティヴ、そして困っている人を看過ごせない他人想いで、後先考えずに飛び出してしまうこともある。幼少の時から母の薫陶を受けて育ったため、先史文明や異端技術の知識もある程度持ち合わせている。
12歳の時に行き倒れの青年フィアースと出会い、彼を三人目の家族に迎える。しかしそれから程無くして母メリッサが悪名高い渡り鳥ルパートの手にかかって落命し、メリッサがフィアースから預かっていたを奪われたことがきっかけで、彼女の運命は数奇な方向へと導かれてゆく。
ルパートの卑怯な嘘によって母を失ったため、どれほど些細なものであっても「嘘」というものを激しく嫌悪している。


ルパートの後を追う形でフィアースと共に訪れたエレシウス王国で、元老院による圧政が敷かれていること、そして自分が行方不明になった第一王女アレクシアと瓜二つであることを知ったクラリッサは、とある事件で窮地に陥った村人たちを助けるため、敢えて大嫌いな「嘘」をついてアレクシア王女を名乗り、やがて建国騎士団「ブランクイーゼル」の名を冠する解放軍を率いることとなる。

戦闘

専用クラスはダンデライオン
メインキャラクター勢6人+1匹の中では味方の補助と敵の妨害を得意とする傾向が強い。
専用武器であるシュトラルゲヴェイアの性能が微妙すぎて武器戦闘は得手とは言えないが、重ねクリティカルサクリファイスなど、ツボにハマれば強い要素は揃っている。
主人公特権の賜物か属性攻撃の被ダメージは四属性全て2割減と対応力は随一。には負けるけど。

  • クラス補正をかけない“素の”MGRはメインキャラの中でトップ。
    上述の通り属性耐性は単純な値ではトニーに譲るが、彼女の場合は装備品で強化できるというアドバンテージがある。

素のHPはあまり高くなく、どちらかと言うとSOR寄りの戦闘スタイルの方が相性が良い。
専用スキルの一つであるくじけない心は生憎とサクリファイスによる自傷では起動しないが、一旦起動すればHPを回復しても効果が残るという強みがある。上手くダメージコントロールしよう。
敢えて物理系クラスで運用するならアサルトバスターがオススメ。瀕死状態からのバリアントシューティングハウルのコンボはあり得ない間合いから敵を一方的に蹂躙できるため、結構爽快。

クラリッサ⇔アレクシア?

本編ではぼかされたまま終わっているが、彼女こそが本物のアレクシアであることが示唆されている。
彼女がアレクシアであることを示す手掛かりとして、

  • エレシウス王家の女子に代々備わっているとされる、守護獣との交感能力を持っていること。
  • 専用武器のシュトラルゲヴェイアが、かつてエレシウスの建国伝説において始まりの姫巫女が揮ったとされる“守護銃”と呼ばれる武器に酷似しており、14年前のエレシウス建国式典の憂国派によるテロ事件を境に彼女の手に渡っていること。

以上の二点が劇中で描写されている。

余談

非公式サイトでは「前髪に鳩を飼っている」……というか、「前髪が鳩そのものになっている」という面白改変をされた。
元はメディア・ビジョン社員の悪ノリから始まったことらしい*1が、キャラクターデザインを担当した佐々木女史?も、その影響を受けてクラリッサの前髪を目立つよう描くようになったとのこと。
なお、シナリオの都合でコスチュームを二度着替えるクラリッサだが、この前髪部分だけは不変のままである。


ヴァージニアジュードに次ぐ、「父親殺し主人公」第三号。
とは言え、先達二人の場合、本編に登場しているのは
ヒアデスに残された人格データを基に端末が投影した質量ある幻像
炉心解体で傷付いた肉体をナノマシンで修復した結果、所有者の思考パターンと記憶を受け継いだ生けるARM
という具合に厳密には“父親に似た何か”であり、正真正銘本物の父親?を手にかけたのは彼女が初めてと言える。


*1 ファミ通版「WAXFコンプリートガイド」