《守護獣》/【ラフティーナ】

【関連項目】
→《守護獣》

生きる者の心の働きのうち、現在(いま)を生きる者と、その大切なものを守るための力の原動力となる「愛」を司る貴種守護獣(ガーディアンロード)の一柱。
生命の守護獣オードリューク同様に生命の秘術に対する造詣が深く、その歌声は神代の昔に貴種守護獣たちが住まうといわれた神秘の城を具現化し、仇為す者には戒めを、傷つき倒れた味方には活力と死さえも乗り越える加護を授けるといわれる。
七人姉妹の次女であり、かつて血肉を備えていた頃はたびたび姉妹たちと共に人の姿を取ってファルガイアの各地を巡り歩いていたともされる。

現身は(作品によっても異なるが)背に一対の白い翼を持ち甲冑と白銀の細剣で武装した見目麗しい女性騎士。
ミーディアム(パワープレート)の名称は“愛の奇蹟（3rdでは“～奇跡”）”。

性状は慈悲深い性格で、敵であっても改心した者を許すことも厭わないとされる。
…のだが、コアなシリーズのファンからは「敵でもないのに優しい性格の少年の心の傷を抉るような物言いをするとは何事か」ということで、愛を司るというその権能とは裏腹に「実は薄情な守護獣なのでは？」と陰口を叩かれることも。

1st

無意識にロディの心にサイコダイヴしてしまったセシリアが、ロディの心に巣食っていた夢魔に勝利した直後イベントが発生し、パワープレートを入手する。
マテリアル効果は通常は味方全員のHP大回復のみだが、真骨頂となるハイ・マテリアルでは味方回復と同時に敵全てに無属性ダメージを与え、さらにアンデッド特性を持つ敵を即座に戦闘不能化させるという、歴代のマテリアルの中でもトップクラスの高性能を誇る。

• HP回復量は与えたダメージと同値で、複数対象を攻撃した場合はその中で最大のダメージが採用される。
  HPが少ないエネミーに対しては微々たるダメージしか与えないように見える（HPが0になるのに必要な値しか表示されない）が、実際には満額のダメージを与えた時と同等のHPを回復することが可能。
  対象がアンデッドの場合は「与ダメージが0」＝HP回復量も0となるので一応注意。
• マテリアルによる回復効果は大きくSORの低いロディでも結構な数値になるため、特にボス戦では忙しいセシリアの荷を軽く出来る。

ステータス補正はSTR+5%、VIT+20%、SOR+30%、RES+5%。
全員と相性が良いが、特にザックとの相性が良い。
上述の通り強力なハイ・マテリアルを行使できるセシリアも悪くはないが、パラメータボーナスを重視するなら立ち回りの関係上RES補正の大きいジャスティーンの方が都合が良い。
ロディはVITはともかくSORの旨味がザック以上にないので、これよりはゼファーの方が良いだろう。

2nd

• カスタムコマンド：インビジブル
• 対応ガーディアンロア：フルリペア?
• コンバイン名称：セラフィムゴート

トラペゾヘドロン?を攻略しており、かつ生け贄の祭壇でいしのめがみを入手した状態で隠れ里バスカーにいるコレットにティムで話しかけることでイベントが発生、ミーディアムを入手できる。

目玉となるハイ・コンバインの効果はフォワード全員のHP大回復に加え、対象キャラクターが戦闘不能になった場合に一度だけ自動復活させてくれるライフガード効果をもたらし、さらに耐性を持たないエネミーを低確率で昏倒させるという強力なもの。特に隠しボスとの戦闘では命の保険として非常に有効である。
しかし、シリーズ最凶二大カリスマボスと名高い某魔王様や某百魔獣の王様は「ライフガードなんぞに頼ってんじゃねえ！」とばかりにヴォイドエフェクトでせっかくのライフガードを打ち消してくれやがるので、過信は禁物。
効果を消された上に1000000000000℃の炎で焼き尽くされてもくじけない、諦めない心が大切である。

3rd

• 対応アルカナ：ウィークメーカー、アビリティコピー、ステータスロック、エクソシズム
• 固有スキル：継続状態異常耐性、瀕死時FPアップ、ライフチャージ
• マテリアル名称：セイクリッドブラッド

秘密の花園の東の海峡に出現するバラル・クォ・ナーガに勝利すると入手できるスーツケースをジョリーロジャーにいるエミリアに渡し、報酬として受け取った石の女神をラジカルスニーカー入手後に堕ちた聖域で用いると対戦。勝利すればミーディアムを入手できる。
エネミーとしては属性耐性あるいは対アルカナ攻撃手段がしっかりしていればさほどの強敵ではないが、セイクリッドブラッドで削ったHPを回復されると微妙にイライラさせられる。

状態異常をまとめて予防してくれるステータスロックや、アンデッドを問答無用で消し去るエクソシズムなどアルカナの使い勝手は概ね良好だが、若干必要FPが高めなきらいがあるので、FPセーブのスキルを組み合わせて利便性向上を図りたいところ。
また、瀕死時FPアップ＋セイクリッドブラッドのおかげで壊滅状態に陥っても戦線を立て直しやすくなるのは心強い。

セイクリッドブラッドは発動時のFP量によって効果が左右されるため、高い効果を得たいならなるべくFPを溜めて使いたい。

• HP回復量＝[対象のHP最大値]×[発動者のFP値]÷100
• フォースレベルによるマイナスステータス治療の可否

  フォースレベル	継続状態異常*1 治療	非継続状態異常*2 治療	戦闘不能蘇生
  0(FP1~24)	不可	不可	不可
  1(FP25~49)	可能	不可	不可
  2(FP50~74)	可能	可能	不可
  3~4(FP75~100)	可能	可能	可能

F

「優しき息吹、慈しみにて心満たせよ！」

• マテリアル名称：アフェクションエンブレイス

ストーリー上の扱いは1stとほぼ同じだがマテリアル効果は大きく変わり、セシリアのMP回復効果になった。

• MP回復量は[セシリアのMP最大値]×[セシリアのレベル]÷100（端数切り上げ）となっている。

あればあるで便利なのだが、回復量はセシリアのレベルに比例するため、低いと大した量のMPを回復できず、逆に高いとFPアドバンテージと各種攻撃系マテリアルでMPを使わずに雑魚散らしができるので、よっぽど長期の探索かボス戦が長引くような状況にもならないと出番は無いかもしれない。
せめてセシリア以外の他メンバーのMP回復にも使えれば…という印象も受けるが、それはそれでバランスブレイカーになりかねないので難しいところである。