《守護獣》/【ディノギノス】

【関連項目】
→《守護獣》

1st・Fに登場した「山」を司る守護獣で、霊峰と名高いゼノム山?を自らの聖域としている。
その腕は象5000頭分にも匹敵する膂力を持ち、巨大な城をも一撃で粉砕するほど。またドリル状に腕を変形させることで、硬い岩を突き崩して地中を潜航することが可能。
現身は頭部に地中でレーダーとして機能する一対の巨角を備え、背に岩山のごとき無数の棘を生やした巨竜。
パワープレートの名称は「山の響き」。

5thにもこの守護獣と同じ名を持つ存在を具現化できるミーディアムが登場。

1st

マザーの三つに分かたれた心臓を封印するための要石として、ゼノム山?の頂にディノギノスの神像が祀られていたが、当然の如くマザー復活を目論む魔族に神像は狙われ、ロディ一行に先んじて山頂にやって来ていたベルセルク?によって破壊されてしまう。
ベルセルクが放ったオーガウィドウ?をロディ一行が退けた後、ディノギノスは残された力をパワープレートに変え、巫女であるセシリアに託してくれる。

マテリアル時の効果は敵全てに地属性ダメージ（技定数は通常10、ハイ20）を与えるというもの。
ほぼ同じ性能を持つ大地の唸りと比較すると、通常マテリアル時のダメージが僅かに高く、またVITへの補正も上回るため、実質完全上位互換。
地属性を弱点とするナイトゴーントに有効打を与えられるので、FPが溜まり次第セシリアやザックに使わせよう。

5th

1stとは違い、名前だけの登場。
砂食み症候群に冒されたパステルを治すための薬を求めて訪れたバスカーの研究施設にて、バスカーの研究員がこのミーディアムを譲ってくれる。
ミーディアムとしてはHPと防御への高い補正に加え、やはり防戦に向いたスキル、被ダメージを軽減するプロテクトを習得できるなど、防御に重きを置いた性能。その他、シャットアウトやターンシフト、リインフォースなど特殊な補助オリジナルも習得できる。

70レベルで使用可能になるマテリアル効果は味方支配HEXすべてに各種能力アップ状態付与＋使用者と同じHEXにいるフォワード全員のデトネイション化という強烈なバフ効果をもたらしてくれる。
発動時のキャラの顔がどことなく悪役っぽいのはこの際御愛嬌。
ただ、各種能力アップ状態付与はアイテムでも代用できるので、どうしてもデトネイション化が欲しいというのでなければそちらで発動させる方がお得かもしれない。

なお、具象化時の見た目は1stとは完全に別物。

オリジナル・パーソナルスキル

F

ストーリー上の扱いは1stとほぼ同様だが、残念ながら本作ではミーディアムは手に入らない。

ちなみに、古代文明博覧会にはソラス・エムスとギィ・ラムトス共々ミーディアムの破片と思しきものが展示されているが、こちらもミーディアムとしての力は失われている。
おまけにこのミーディアムの破片も、魔族によって博覧会会場が荒らされて以降行方知れずになってしまう。