《武器》/【イスケンデルベイ】

Last-modified: 2019-08-22 (木) 00:35:49

イスケンデルベイの由来は、かつてオスマン帝国に抵抗した中世アルバニアの英雄ジェルジ・カストリオティの異名、あるいは彼の佩剣。

  • なお、「イスケンデルベイ(İskender Bey)」はトルコ語での呼び方。
    英語では「スカンデルベグ(Skanderbeg)」と呼ばれる。

元々はオスマン皇帝ムラトⅡ世に仕えた騎士であり、その勇猛果敢さから古代マケドニアのイスカンダルことアレクサンドロスⅢ世に因んだ“イスケンデル・ベイ”の名を賜るほどであったが、後にオスマンに反旗を翻し、アルバニアは彼の治世下で25年、死後も12年の間独立を保ち続けた。

イスケンデルベイは自分の剣を作らせる際に自分に相性の良い剣を作るため、材料集めから完成までの全工程に立ち会ったと伝えられている。
そんなイスケンデルベイの剣は資質ある者が使えば凄まじい切れ味を発揮するが、逆に相応しくない者が持つと途端になまくらになってしまうという逸話があり、XFでもそれが設定に反映されている。

XF

ファルガイアとは異なる世界エルゥボレアにて魔王ベリア・ルゴスを討伐した12人の勇者の一人ユーリア?の佩剣。
フィアースはファルガイア漂着後この剣を所持していたが、とある出来事をきっかけに知り合ったメリッサ・アウィル?にこの剣を預ける。しかしその力に目を付けたルパート・ダンドリッジによってメリッサは殺害され、剣も奪われてしまう。この時のやり取りがきっかけで、クラリッサは「嘘」というものを激しく嫌悪するようになる。
刀身からエネルギーフィールドを放出し、最大出力なら山をも両断するほどの威力を秘めた武器であるが、元がエルゥボレア製であるため、本来の所有者であるユーリア以外の人物には扱えないよう彼女のバイオパターンに基いたセーフティが施されている。しかし何故かメリッサと、後にこの剣を手にするアレクシアの二人もこの剣に正式な所有者として認められている。
勿論ルパートにはその権限が無いため、彼が揮う分にはただの大剣でしかない。

XFに登場した大剣。
上記の設定の通り、ゲーム開始時点では敵であるルパート専用の武器だが、Act4-5をクリアして以降はアレクシアの固有クラス・プリンセスフェンサー用の武器としてプレイヤーも使用可能になる。
素の性能は大剣系統最弱のロイヤルブランドにも及ばないが、シュトラルゲヴェイア同様アレクシアのレベルが1上がるごとにWGT以外の各パラメータの補正値が2.5%増加する(つまりアレクシアのレベルが高いほど強力な武器となる)ほか、クリティカル発生時のダメージが25%増しになり、アタックで敵を倒した場合即座に再行動することができるという特典もある(フォーメーションアーツ、カウンターによる撃破でもこの効果は適用される)。
単純な性能で言えば合成で作る武器の方が強力であるため、この武器の真価を引き出すためにはクリティカルダメージ増加+撃破時追加行動を巧く活かせるよう工夫を凝らす必要がある。


シュトラルゲヴェイアと同様、Ex.ニューゲームの引き継ぎ対象とはならない。


Lv99時のスペックはATP281、SOR201、AIM264。
最高ランクのアナスタシアとは3つとも20以上の差を付けられ、その1ランク下のマリア・マクダレーナでようやく互角となる。


*1 計算上は1.875倍だが、小数点以下を切り捨てるためピッタリその通りにはならない。