フック(ディズニーアニメ)

Last-modified: 2022-09-06 (火) 16:44:08

フック船長.jpg
アニメ映画『ピーター・パン』(※1953年に公開)に登場するキャラクター。
同映画の原作となった、ジェームズ・マシュー・バリーによる戯曲に登場するキャラクターをモチーフとしている。ディズニー版での正式名称は「ジェームズ・バーソロミュー・フック」(英語表記:James Bartholomew Hook)。

 

原作では右手がフックだが、本作では左手がフックとなっている。黄色のラインの付いた赤いコートと薄いピンクの服、首元にスカーフ、袖にフリルのついた白いブラウス、葡萄色のズボンと羽根帽子、白く長い靴下、黒い靴を着用している。

 

武器はレイピアであるが、時折左手の鉤を武器として使っている場面もみられる。

 
 

アニメ映画『ピーター・パン

英語版声優:ハンス・コンリード
日本語吹替(ブエナ・ビスタ版):大塚周夫
日本語吹替(バップ版):内田直哉
日本語吹替(小学館版):野沢那智
日本語吹替(TBS版):青山穣
日本語吹替(ポニー版):江原正士

 

海賊の船長。かつて左手をピーター・パンに切り落とされてチクタクワニに食べさせられたことがあり、その復讐をしようと企んでいる。そのため本作の時点でもう何か月も海に出ていないらしく、部下たちからは職業柄、そのことで不満を持たれている。目的を達成するためなら女性の心を利用することも厭わない卑怯な人物。また、海賊生活を否定する歌を歌った部下を銃で狙撃するなど冷酷な面もある。一方で臆病者であり、自分を食べようと追い回してくるチクタクワニをスミーに泣きついて追い返してもらっている。

 

「約束は破らない男」を自負しており、ティンクと「ピーターには指一本、フック一本触れない」と約束した後、時限爆弾をピーターに送りつけ、文字通り指(フック)一本触れずにピーターを殺害しようとする。切り落とされた左手は鉤になっている。この鉤は着脱可能で、鉤の代わりにナイフや栓抜きを装着することもできる。最後にはピーターとの戦闘に負け、自分はか弱いおサカナちゃん(ブエナ・ビスタ版ではタコ。原語ではcodfish(「タラ」の意))だと叫ばされた。

アニメ映画『ピーター・パン2 ネバーランドの秘密

英語版声優:コーリー・バートン
日本語版声優:内田直哉

 

ネバーランドの海賊の船長であり、本作ではピーターたちに奪われた宝を奪還しようとしている。前作では女心を利用しようとする卑怯な性格が目立っていたが、本作では特に子供を軽視する大人の側面が強調された。その一方でタコに襲われると部下のスミーに助けを求め、海賊船を沈められる時、ピーターに「立派な船長っていうのは船と一緒に沈むものだ」と言われた際は「立派な船長になんかなりたくない!」と叫ぶなど情けない部分もある。

キングダム ハーツシリーズ

ゲーム『キングダム ハーツ

日本語版声優:大塚周夫
英語版声優:コーリー・バートン

 

マレフィセントの率いるヴィランズ集団の中心メンバーとして、リクと共にソラ達の前に立ち塞がるが、ピーターパンの協力によって敗れ、最後には水平線の果てまでクロコダイルに追い掛けられていた。

ゲーム『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ

 

ソラ、リクの記憶の中の存在として登場した。

ゲーム『キングダム ハーツ 358/2 Days

 

一連の騒動が収束した後も手下のスミーと一緒に相変わらずお宝を探し回っていたが、ピートによるハートレスを呼び出す作戦として利用されてしまう。シリーズを通じてマレフィセントの率いたヴィランズの多くが消滅した中、生存している数少ない存在である一方、既にマレフィセントと関わっていないようにも思われる。

ゲーム『キングダム ハーツ バース バイ スリープ

日本語版声優:内田直哉
英語版声優:コーリー・バートン

 

アンヴァースに襲われていたところをテラに救われたが、彼を騙しピーター・パンと対決させた。

関連キャラクター

キングダム ハーツシリーズ

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