グレネードMOD

• 装備する事で、グレネードを強化する。グレネードMODを何も装備しなくてもグレネードを投げる事自体は可能。
• ダメージや爆発範囲、起爆時間といったステータスのほかに、投擲タイプ（投げ方）、爆発タイプといったステータスもあり、性能は様々。
• グレネードMODの攻撃属性はエクスプローシブ、ファイヤー、ショック、コロッシブ、スラグのいずれか。
  エクスプローシブはアイテム名への属性表記が省略され、その他の属性はアイテム名に表記される（Incendiary、Shock、Corrosive、Slagなど)。
• ほとんどの敵はグレネードが飛んできたら回避行動を取るので、
  起爆時間（グレネードが接地や吸着してから爆発するまでの時間）の短い物の方が避けられにくい。時間は0.0秒～3.6秒まで確認。
• 高レベル帯ではダメージソースとしてより、敵の足止めやスラグ化目的で運用することが多くなる。
  この場合、MODのレベル自体はさほど意味を持たないため、
  低レベルのMODであっても使い勝手の良いものは取っておくとよいだろう。
  (Slag Singularity、Slag Bouncing Bettyなど)

投擲タイプごとの特徴

投擲タイプは下記の7種類。タイプの表記はアイテム名の頭に付く。Bandit製の場合は表記が異なる。
プレイヤーレベルに応じて販売・ルート・ドロップされるタイプが増える。
投擲タイプは起爆時間に影響し、仮に投擲タイプ以外のパラメータが一致しているグレネードMODが複数ある場合は、下記の記載順に起爆時間が長くなる（Lobbedが最も短く、Homing Stickyが最も長い）。

• Lobbed（Lv1～）
  • 放物線を描いて飛んでゆく。単に「放り投げる」タイプ。
  • 軌道を把握すれば、狙った位置はもちろん障害物の向こうや上階に投げ込むこともでき、幅広い状況に対応できる。
  • 射程に限りはあるものの、極端な遠距離志向でもない限り、届かず困ることもあまりないだろう。
  • Bandit製の場合は「Throwin」という表記となる。
• Lobbed Sticky（Lv6～）
  • 飛び方の特性はLobbedと同じで、投擲後最初に触れた床・壁・天井・敵などの物体に張り付く。
    敵に張り付けば当然、起爆時間を問わず直撃が約束される。
  • Bandit製の場合は「Throw'n Stik ～」という表記となる。
• Rubberized（Lv11～）
  • 敵に当たるまでゴムボールのように低くバウンドしながら進む。壁や障害物に当たると跳ね返って軌道が変わる。
    投擲後に一定時間が経過するか、敵に接触するまでは爆発しない。
  • 軌道を把握できれば隠れた敵に直撃させる事も可能だが、障害物の多い場所ではあらぬ方向へ跳ねて行く事も多い。
    また、高く投げられないため溝などを越えられない、上方の敵は攻撃できないなど、汎用性は低め。
  • Bandit製の場合は「Bowncy」という表記となる。
• Longbow（Lv15～）
  • 投擲後に短距離ワープし、出現後は何らかの物体にぶつかるまで直進する。射程が非常に長く「狙撃」のできるグレネードと言える。
  • 軌道が素直なため使いやすいが、「見えない壁」（透明な当たり判定）に引っかかることも多いため、物陰から投げるときなどは自爆に注意。
  • コマンドーのロングボウスキルの投げ方もこれと同じ。
• Longbow Sticky（Lv15～）
  • Sticky特性付きのLongbowタイプ。大抵のタイプでただのLongbowより便利といえる。
• Homing（Lv18～）
  • 回転しながらうゆっくりと宙を飛び、敵を追尾する。
  • 最も近くの敵を自動的に狙うため、特定の敵に狙いを定める事は難しいが、飛距離と追尾時間が長く、（途中に他の敵がいなければ）遠くに小さく見えるだけのような敵にも届く。
    物陰に隠れた状態であさっての方向へ投げても、敵に向かって軌道を修正してくれる。
  • Bandit製の場合は「Hummin」という表記となる。
• Homing Sticky（Lv18～）
  • Sticky特性付きのHomingタイプ。

爆発タイプごとの特徴

• Standard ： Tediore製
  • 爆発して範囲内に単発のダメージを与える。爆発範囲は506/638/770/902と最も広い。
  • なるべく範囲が大きく起爆の早いスラグ属性の物は結構便利。
• MIRV（多目標型） ： Bandit製/Torgue製
  • 最初の爆発後に3～10個の追加グレネードを放出する。
  • 単体の範囲は271/342/412/483と小さいが、追加グレネードが飛散するので全体の攻撃範囲は大きめ。
    敵の集団に投げ込むと複数倒せる事もある。普通にキルを狙うだけならお勧め。自爆には注意。
  • Bandit製の場合は「Muvr」や「Murrv」という表記となる。
• Bouncing Betty（跳躍型） ： Bandit製/Dahl製
  • 一定時間、一定範囲内で跳ねながら無数の弾丸を周囲に放射する。範囲は600で固定。発射される弾には自爆判定が無い。
  • ダメージが散るため、普通に投げただけではダメージを与えづらく、局面を選ぶ。
  • Stickyタイプだと地形にはまって効果が半減してしまう事も多いため、この爆発タイプの場合は吸着しない通常タイプの方がいいだろう。
    スラグ属性のものは、広範囲の敵を弱体化する手段としてなかなか便利。
  • Bandit製の場合は「Jumpin Biddy」という表記となる。
• Area of Effect（範囲攻撃型） ： Vladof製
  • ダメージフィールドを一定範囲、一定時間作りだす。範囲は460/580/700。動きの鈍い大型の敵の足元へ投げ込むと効果的。
  • もちろん、ダメージフィールドは自身にも影響を及ぼす。投げて跳ね返ると逃げる間もなく一発ダウンもありうるので要注意。
  • ファイヤー属性はFire Burst、ショック属性はTesla、コロッシブ属性はCorrosive Cloudと属性によって名前が違い、実際のアイテム名にはArea of Effectではなくそちらの名が付く。Teslaのみ自爆しないため使い勝手が良い。
  • エクスプローシブ属性とスラグ属性の物は存在しない。
• Singularity（特異点型） ： Hyperion製
  • 付近の敵を強制的に吸い寄せてから爆発する。的確に投げ込めなかったり敵が回避行動を取っても当てやすい。
    範囲は368/464/560/656。吸い寄せる範囲は爆破範囲とは無関係で固定だと思われる。
  • 物陰の敵を引っ張り出す、高所の敵を引きずり下ろす、吸い寄せられた敵群をロケランで一網打尽にするなど、単純にダメージを与えるに留まらない使い道があり、指折りの使いやすさ。
  • セイレーンの場合、コンバージスキルの代用としても使用可能。
  • Standard型の上位互換とも言えなくはない使い勝手を持つが、Coopだと味方の戦闘を邪魔する恐れがあるのが欠点。
• Transfusion（ライフ吸収型） ： Maliwan製
  • グレネードが3～8個に分裂して敵を追尾し、与ダメージをライフオーブとして放出する。
    敵を攻撃後にオーブが味方に戻ってくる方式であるため、攻撃から回復までの間には時間差がある。
  • 範囲は154/194/234/274とかなり小さく、ほぼ単体攻撃。特性上、範囲が狭かったりヒューズが長かったりしても他のタイプほど使いづらくはないのは長所。
  • ダメージは他のタイプより落ちるが、命中率は高いため、全弾命中すれば威力もそこそこ出る。敵と一対一の状況なら、攻撃の集中による高ダメージ+高回復でなかなかの仕事をしてくれる。
  • ライフオーブは障害物を透過できない。また、オーブは残りライフの多寡に関わらず最も近い味方に戻るため、Coopでは回復効果がうまく機能しない事も多い。
  • スラグ化目的のグレネードとして非常に優秀。良品入手時がマジックミサイルからの切り替え時。