レフト後藤・代走山省
Last-modified: 2011-11-12 (土) 12:33:01
レフト後藤・代走山省
- 事件が起こったのは2007年9月17日マリーンズ戦(京セラドーム)。
- この日のスタメンは以下の通り。
- 1点リードの8回裏、先頭・アレンがヒットで出塁し、代走で下山が出場。
その後、ライト守備に就く。
- 同点とされた9回裏、先頭・村松に代打阿部真を送る。
阿部真はヒットを放ち、代走で平下が出場。その後、平下はレフト守備に就く。
- 結局勝ち越し点を奪えず試合は延長戦へ。
この時点でベンチ入り外野手6人を全員使い切る(※ローズは指名打者として出場)。
- 10回裏、二死から大引の四球、前田の内野安打でチャンスを作り、平下に打席が回る。
ここで打率.167の平下に代打水口が送られるが、レフトフライでチェンジ。
- 11回表、ローズのDHを外してレフトに入れるかと思いきや、水口に代えて木元をセカンドへ。
セカンドの後藤をレフトに回した。
実はこの日、「お遊び」で後藤が外野練習をしていたのをコリンズ監督が見ていたらしい。
- 後藤が外野守備に就くのはプロ入り初。12回表も守備に就いたが、守備機会はなかった。
- 同点のまま迎えた延長最終回の12回裏、ロッテはマウンドに小林雅英を投入。
- 先頭・北川がヒットで出塁すると、下山がバントで送る。
続く後藤は敬遠されるが、大引がヒットを放ち一死満塁のチャンスを作る。
- ここでコリンズ監督は審判に代打と代走を告げる。
- 打者:前田→日高
一走:大引
二走:後藤
三走:北川→山本?
- なんと投手の山本をサヨナラのランナーへの代走に出したのである。
- 二死になった後、木元が放ったピッチャー返しの打球はマウンドの斜面に当たりセンター前へ。
代走の山本が生還しオリックスはサヨナラ勝ち。
- 山本はプロ初得点を記録した。
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