はじめに
以前はネタでしかなかったけれど、最近では本流となっている(気がする)育て方です。
Grow!によるBaseDamage増加及びMovespeed増加を活かすため、TinyをCarryで育てていこうという考えです。
BaseDamage増加は他の攻撃力上昇と違い、攻撃力の割合上昇がそのまま載ってくるため、かなりの破壊力を叩き出すことができます。更にAghanimを持つとその攻撃を範囲400に浴びせることが可能です。
また、Carryの命でもある移動速度がほぼMaxで維持可能であり、CraggyExteriorによりAgiCarry相手での正面からの殴り合いも引けをとりません。
そして、AvalancheとTossによるCreep処理速度。
集団戦、追撃、タイマン、Farmの全てに、TinyはCarryとしてかなり恵まれた素質を持っています。
GangをこなしつつFarmする、Svenに近いビルドと考えてください。
ビルド例
スキルビルド
Carryにかぎらず一般的な取り方だと思います。
Lv6でTossとGrow!をどちらを優先するかという問題はありますが、個人的にはGrow!が好きです。
Tossの投げた相手へのダメージボーナスが増えるため、TossLv2+Growのダメージ+通常攻撃ボーナス(252)がTossLv3のダメージ(271)とあまり変わらないためです。
それと、移動速度上昇(スキル命中精度に関係)及びLH精度(Carry能力に関係)等考えると総合的にGrow安定な気がします。
アイテム
基本的な方針は、移動速度に磨きをかけつつと を揃えようというものです。
による奇襲は、Tinyのコンボの鍵となります。
そして、の爆砕力は今更語るまでもないでしょう…。
の長所は、ただでさえ速い移動速度に更にブーストが掛かることで、中盤で450近くの速度が維持可能です。Tossの精度には移動速度が重要なため、できれば狙って行きたいアイテムです。短所は、Manaが足りなくなるところ。
の長所は、言わずもがなManaの心配がほぼ無くなることです。
使い分けとしては、Midでを併用する場合は、Sideで戦う時はといったように筆者はしています。
終盤のアイテムは、Attackspeed増加が肝となります。
まず第一に挙げられるのがです。攻撃速度に加え、Tinyの防御力が改善されます。また、建物のアーマーを下げるため、ただでさえ高いシージ力が更に上昇します。
また、もかなり相性が良いです。
これは、ただでさえ速い移動速度を更に増やせる、攻撃速度が41%とかなり増加する。
そして何よりGrowはベースダメージ増加のため、武器などによる増加と違いIllusionにGrowによるダメージ増加が乗るためです。
ダメージ軽減のため33%に減りますが、それでも50ダメージが追加されます。
更に、が中二心をくすぐる激熱アイテムです。
これは、Tinyに足りない攻撃速度をカバーするのと同時に、EvasionとCraggyExteriorが相性が良いためです。
24%のCraggyExteriorの判定の後に35%のEvasion判定が行われるため、Meleeヒーローの攻撃成功確率が50%を切ることになります。
実際には、CraggyExteriorのStunによる機械損失もあるため、それ以上の効果でしょう。
戦い方
最序盤~序盤 (Level1~7)
Safe、Mid、Suicideどこでも可能です。
サイドレーンの場合、LHを丁寧に取りつつ、機会があれば仲間に合わせてKillを狙います。
注意すべきはMana管理です。Mana値が低いため、下手にスキルを連打すると石なのに木偶の坊になります。
ハラスとしてはスキルを使わず、基本的にはきっちりKillが取れそうなときに絞ります。
AvalancheとTossを同時に使うためには240Manaが必要ですが、最大Manaの関係でLv3以降にならないと無理ということも覚えておいてください。
Midレーンの場合、Bottleをうまく回しながらLHとハラスをしていきます。偶数分直前のCreepをスキルで素早く処理し、ルーンを取るようにしましょう。
また、仲間に了解をとった上でですが、CrowによるBottle回しも視野に入れておきましょう。
序盤~中盤 (Level8~15)
Farmをしつつ、適度にGangを織り交ぜていきます。下記のTinyコンボが最も生きるのはこの時間帯です。
また、Scrollを携帯し、Midの1stタワー攻防などの集団戦にはしっかり参加しましょう。
広範囲StunであるAvalancheは、この段階では最も優秀なスキルの一つです。
ShadowBladeが完成し次第、単独でのGangも行っていきます。こうなればTinyコンボをほぼ確実に決められるため、相手のhpを計算しつつ、狩っていきます。
Farmにおいては、最高レベルのAvalancheとTossを使えば、全てのCreepが一瞬で処理できます。使用Manaも240と実は低いため、Manaの確保が軌道に乗ったのならどんどん使っていきましょう。
ただし、Avalancheはクールダウンが長いため、周囲の状況には気をつけておいてください。
中盤~終盤 (Level16~)
Aghanimによる強化と適度に攻撃速度が終われば、非常に高い制圧力が確保できます。
しっかり育成できればAvalancheと合わせてAttackmoveしていくだけで集団をまとめ粉砕できるようなHeroになります。
終わり。
Tinyコンボ
相手にAvalancheを命中させてから、真上にTossします。
何故かAvalancheが2回命中した判定になるため、300×2(Avalanche)+300×1.5(Toss,GrowLv2)=1050ダメージが一瞬で叩き出せます。
更に拘束時間が2秒入るため、2発殴れるとすると1050+〈80+100(GrowLv2)〉×2≒1400ダメージとなります。
25%軽減として1050ダメージ、Shadowbladeの追加ダメージを入れるのであれば1150ダメージがピュアベースで確定します。
Lv11程度のAgiCarryならほぼ即死ですね。
また、Tossは性質上面白い使い方が色々できます。
や,を投げ込んでStunさせたり、敵の側から味方の陣地にTossで投げつけてリンチする、危ない味方を逃がす等コンボを狙ってみましょう。
バランス感覚
Carryとして強力なTinyですが、AvalancheとTossの能力のため、2番手以降として戦うことも可能です。
Farmが成功しない場合などは、Shadowbladeを諦めてBlinkdaggerに切り替えるなど、柔軟な選択をしていきましょう。
移動速度
移動速度はTinyの長所であり、肝です。
装備進捗よりどの程度の速度になるかを記しておきます。
(Phasebootsはオンの状態)
(計算値のため誤差があるかもしれません。見つけたら修正お願いします。)
相性
Carryとしての相性
?
かなり有名な組み合わせだと思います。Wispによる移動速度、攻撃速度ボーナスはTinyにとって非常にありがたい。
また、上記の1000dmgコンボをグローバルで狙っていけるため、非常に凶悪な存在となります。
最も相性の良い仲間です。
Alacrityによる攻撃速度増加が美味しい。
最大80%のブーストのため、瞬間火力が半端ないことになります。
ReversePolarityによる一撃もさることながら、Empowerとの相性が良い。
50%攻撃力はGrowのダメージにも加算されるため、+50%に更に+75ダメージの範囲攻撃となります。
要するに、移動速度増加、攻撃速度増加、パーセンテージによる攻撃力増加を持つHeroと相性が良いです。
Gang等における相性
etc...
集団戦においてTossで投げ込むと素晴らしい仕事をしてくれる人たちです。投げ込むことは、味方には事前に伝えておきましょう。
序盤からTinyがスキルを連打できるようになります。
TinyがバカなためManaが足りないだけで、実はスキルのMana消費量は少ないため、むりやりManaを回復させてくれるとかなり効率的にスキルを回すことが可能です。
同様に、固定値でManaが回復されるCrystalMaidenとも相性が良いです。
他、射程の長い拘束スキルを持っているHeroとはだいたい相性が良いです。
コメント
- Purgeがこんな感じのビルドでプレイしてたね -- 2013-10-13 (日) 09:26:14
- wispが2番出してtinyがtossして全弾ヒットっていうのをみた -- 2013-10-13 (日) 11:42:25
- これのおかげでtinyがうまく使えるようになりました(21才会社員) -- 2016-08-03 (水) 18:40:35
- 今ならエコーとかが入るんだろうか -- 2016-08-05 (金) 15:26:44