【ジア・ルーベ】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 19:03:41

概要

Ver.6.4メインストーリー【悠久のレクタリス】の登場人物兼ボス級モンスター。
【ジア・クト念晶体】幹部の一人。「王の愛」を自称し、【ジア・サフィル】を相棒とする。
声優は赤﨑千夏。相棒の声優名からして、明らかに「赤と青」の対比を意識したものとなっている。
ルビーに似た輝きを放つ女性型鉱物生命体で、髪や衣装の色は赤で統一され、【炎属性】を司る。
非常に沸点が低く感情的な性格で、想定外の事態に陥るとすぐに取り乱す。

Ver.6.4

本章冒頭では、侵略の障害として危険視した【英雄】達を排除すべく、サフィルと共に天の聖壇を襲撃。
サフィルが雑兵を呼び出して他の英雄達にけしかけつつ自身は様子見する一方、彼女の方は【主人公】【ユーライザ】と交戦する。
主人公達に追い詰められ手傷を負うと、形勢不利と判断したサフィルに促され、激しく逆切れしつつ撤退した。
 
その後はしばらく療養していたようだが、終盤にて【神剣レクタリス】【アストルティアの楯】の再製作を妨害するため、サフィルと共に再び登場。
サフィルと融合し、【ジア・レド・ゲノス】より賜った強化の冠を被ることで【ジア・クルヴィダ】の姿に変身するも、またもや主人公に敗北。
更に、ここで賜った冠には敗北した時に敵を道連れにするための自爆機能も付いていることが判明し、その機能によりクルヴィダの身体は自爆寸前となる。
敗北したこともゲノスに使い捨てられたことも受け入れられず喚き散らすルーベに対し、主人公と【パドレ】の関係性を見たこともあって感情が揺れ動いたサフィルは、融合した身体より彼女を分離させて一人で自爆することを選び、冠と共にその命を散らしてしまう。
ルーベ自身は【天使長ミトラー】が爆発に対して張った巨大なバリアによりついでに守られる形で生き延びるも、相棒を失った彼女は戦意を失い泣き崩れ、そのまま天使たちに捕縛された。
ストーリークリア後、彼女は回生堂の個室(当初【アシュレイ】【レオーネ】が使っていた部屋)に監禁されているらしいが、個室の鍵が閉められているため会話することはできない(ちなみにアシュレイは【フォステイル】が使っている部屋に移動している)。

Ver.6.5前期

本章冒頭よりミトラーの尋問を受け、主人公もそれに立ち会うこととなる。
初回の尋問では現実を直視しようとせず、サフィルが自爆する直前のように錯乱していたが、主人公がサフィルの心核を持っていることを知ると武器ではないから渡してくれと懇願。
受け取った心核を飲み込むことでサフィルの本心を知ろうとするが、それにより嫌でもゲノスに使い捨てにされた事実を認めざるを得なくなり慟哭した。
 
二度目の尋問では、現実を受け入れたことである程度の落ち着きを取り戻しており、ミトラーの尋問に応じてジア・クトの性質や兵器の情報を提供した。
 
【念晶巨人】戦後改めて会いに行くと、戦闘の場面を直接見たわけではないが巨大なエネルギーの消滅とその後の主人公の訪問で念晶巨人が破壊されたことを察している。
また、自分には情報提供以上の事はもうできないがその勢いで魔眼の月も砕いてほしいと激励してもらえる。
 
二度目の尋問以降は、それまで「ゲノス様」と呼んでいたのが「ゲノス」と呼び捨てになり、忠誠を誓う対象からアストルティアの者達以上に憎い敵という認識に変わっていることが分かる。
かつての味方に捨てられ敵の情けで生き延びている以上、今までの価値観をかなぐり捨てて「敵の敵」に協力する方がマシと割り切る以外の選択肢は存在しないが、情に流されやすい上にジア・クトの価値観に染まり切っていた彼女がそれを受け入れるにはかなりの抵抗があったと思われる。
そうでありながら現実を認めた途端に態度を改める程には、ゲノスの裏切りとサフィルの喪失に対する怒りと悲しみが強かったということだろう。

Ver.6.5後期

切り札の創生巨神が使えなくなってもまだ諦めず抵抗を続ける主人公たちを理解できないと評しつつも、前期に引き続いてゲノスを倒すためならと情報を提供する。
 
しかし、いざゲノスが消滅するとゲノスはなんと生き残りのルーベの身体を乗っ取り、見張りをしていた【イキリエル】に重傷を負わせ【ピュトス】を殺害し、「ジア・ルーベ・ゲノス」を名乗って復活。
天の聖壇で主人公に神化を試させてくれるように交渉するが、今更そんな交渉に応じられるはずもなく神剣レクタリスで斬り捨てられて消えてしまった。
ジア・メルド・ゲノス消滅後最後の純ジア・クトの生き残りであったものの、最終的に乗っ取られそのまま倒されたことによって純ジア・クトは絶滅してしまうことになった。
 
前期からかなり協力的ではあったものの、ゲノスが消滅しても他の原石に乗り移って復活できる事を知っていたか、知らなかったかでその真意の捉え方は全く異なる(知っていたなら自身がゲノスの器となる事を狙ってゲノスを倒させたともとれるが、最終的に敵視していたゲノスに自らを乗っ取らせるような真似をするかどうかは疑問ではある)。
しかし、ゲノスの復活が完全な乗っ取りか元の意識との融合かという仕組みが曖昧なうえ、最期にルーベ当人の意識があったかも不明だったため、その真意については最後まで明かされなかった。
ただ、ゲノスの残虐性と狡猾さから考えると、復活の事は誰にも明かしていなかった、つまりルーベが白であった可能性の方が高く、最期までゲノスに利用され続けた被害者とみることができる。
作中の【ラダ・ガート】もそう解釈しており、ゲノスと決別したつもりが最期まで利用されてしまっていた彼女を憐れんでいる。

戦闘

使用特技

攻略

HPは178000程度。
この戦闘では【ユーライザ】【NPC戦闘員】として参戦する。
しかし、この戦闘においてユーライザは与ダメージに補正がかかっており*1、通常の技のダメージについてはあまり期待できず、補助、蘇生などでしか役に立たない。(裁きの聖剣のみは普通にダメージが入る。)
 
使用する攻撃のほぼ全てが炎属性であるため、【ファイアタルト】【炎光の勾玉】等でダメージを大幅に軽減できる。耐性低下を付与する技も使用するので、【シャインステッキ】【プラズマリムーバー】などで解除できるようにすると良い。
 
要注意技は中盤から使用するジア・プロミネンスであり、発動直前まで軸合わせを行うため、回り込んでも回避が難しく、サポート仲間は頻繁に巻き込んでしまう。耐えれるだけの炎耐性とHPを盛るか、【聖女の守り】などで対策するとよい。



*1 イオマータ一発で40程度のダメージしか与えられない