【アラハギーロのおはなし】

Last-modified: 2023-12-10 (日) 14:49:39

概要

DQ10におけるメインストーリーの区分であり、これまでのおはなしで確認する際の分類。
【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】に内包される。
【レンダーシア】【アラハギーロ王国】で展開されるストーリーであり、【パピヨンブレス】を入手するまでの区分となる。

特徴

Ver.1メインストーリーにおける【小国】【大国】の位置付けであり、順序に指定はなくプレイヤーの好みで攻略可能。
しかし村→町→国という規模やエリア間の距離、周辺エリアの敵の強さなどから、【メルサンディ村】【セレドの町】→アラハギーロと反時計回りに進行する攻略順が推奨されているとみられる。

ゲストキャラクターとして【セラフィ】が加入する。
道中にある【試練の門】は当ストーリー進行前に突破することも可能だが、セラフィ加入後に訪れた方が楽に戦えるだろう。

あらすじ

アラハギーロ王国を訪れた【主人公(DQ10)】だったが、そこは全ての住人が記憶を失った国だった。
統治者である【ベルムド】王が国民たちに名前と役割を与え導いていたのだが、一方で【モンスター格闘場】において敗北した魔物を殺害する残酷なショーを行っていた。
主人公が出会った少女【セラフィ】は、そんな状況に疑問を覚えベルムドのショーを止めるために協力を求める。
 
記憶を失う前は【魔物使い】だったかもしれないというセラフィは、以前モンスター格闘所から脱走した【キラーパンサー】の捜索を主人公に依頼する。
【ジャイラ密林】でそのキラーパンサー【チョメ】と再会したセラフィは、魔物と心を通わせられると人々に伝わればショーを止められるかもしれないと考える。
 
アラハギーロ王国に戻った主人公とセラフィは、格闘場にいる魔物を最後の一匹まで殺し合わせるサバイバルデスマッチ開催を知る。
そこで通用口から忍び込んで魔物たちを解放するのだが、それをきっかけにセラフィは自身の過去を思い出す。
そしてベルムドを説得しに行くのだが、記憶を取り戻してなお魔物たちの肩を持つセラフィに対し、ベルムドは怒りをあらわにする。
ベルムドは脱走した魔物たちをまとめて始末しようと【破戒王ベルムド】へと変貌、主人公へと襲い掛かる。
主人公に倒されたベルムドは、セラフィの説得に心を動かされたかに見えたが、かけつけた【バスラー】?隊長によって止めを刺される。
 
全てが終わり、セラフィは思いだした自身の過去とベルムドの事情を打ち明ける。
チョメは元【人間】で魔物使いの【カレヴァン】、セラフィはその【仲間モンスター】だった元【ホイミスライム】、ベルムド王はモンスター格闘場を管理する魔物使いだった。
しかし魔王軍との戦争に駆り出され、ベルムドの教え子の魔物たちはアラハギーロ兵を守る為の捨て駒にされてしまう。
そこで何らかの異変が起こり、ベルムドを除く人間は魔物に、魔物は人間になってしまったのだ。
ベルムドは人間となった元魔物を導く一方、魔物となった元アラハギーロ兵は復讐の為に殺害していたのだった。
 
話を終えたセラフィが、自身とチョメ(カレヴァン)が身に付けていたおそろいの腕輪を外して一つに合わせると、蝶の模様が浮かび上がる。
セラフィはこれをお礼として渡し、主人公は【パピヨンブレス】を手に入れたが、何故人間と魔物の入れ替わりが起きたのかは謎のままであった。

関連クエスト

【アラハギーロの夜明け】……【重なりし運命の大地のおはなし】メインストーリーの一つで、本ストーリーと密接にかかわるクエストシリーズ。
【砂漠の渇きを癒す者】……上記クエストの後日談となる外伝クエストシリーズ。こちらはサブストーリーであり、クリアしなくてもよい。