【カードダス】

Last-modified: 2021-08-25 (水) 06:21:48

概要

子供向け玩具の雄、バンダイから1990年から1994年にかけて発売された商品。カードを出す。
ドラクエ以外も様々な作品のカードダスが存在しているが、ドラクエはアニメ、DQ1~DQ3(FC)、DQ1・2(SFC)、DQ5のみの発売。
アニメ(【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】)のカードダスはともかく、DQ4全盛期にDQ1やDQ2のカードダスを売り出すという珍事にやきもきさせられたリアルタイム世代は多い。
そして、なんで取っておかなかったんだと今さらになって後悔しているリアルタイム世代も多い。
今ではプレミア付きとなっている。
ただし一部は【ドラゴンクエストパーフェクトコレクション】に写真つきで紹介されているので、こちらだけでも入手できればそれなりに楽しめるだろう。
DQ4のカードダスは結局出ず。
1994年以降は「トレーディングバトルカード」に移行した。

アベル伝説は三弾まで発売。装備欄で各キャラクターの装備の詳細がわかる、情報欄や台詞欄で先の展開やキャラの心情などが説明されるなど、アニメの裏設定が垣間見えるつくりであった。特に第一部終了後に発売された最終第三弾では、完結編で描写されたものと異なる設定(己の出自に含むところがある【ジキド】、最終装備が【賢者の杖】でなく【理力の杖】だった【ヤナック】、全身に深手を負った【デイジィ】など)が散見され、1クールで手早く終了させるために相当の設定変更があった事をユーザーに感じさせた。
 
ロト編はDQ1とDQ2のキャラで構成された第一弾、DQ2主体でDQ3のさわりまでを描いた第二弾、DQ3の主に【バラモス】戦までを描く第三弾と【ゾーマ】との決着までを描いた最終弾の四弾構成。
基本的に各章の【ラスボス】のHPは伏せられていて、他のカードに描かれた情報を読み取ってそれを解き明かし、それに対応できる勇者側のカードの組み合わせを探す(例えばDQ1の竜王はHP15のキャラの情報欄に「自分の30倍強い(=竜王のHPは450)」とあって、勇者側は特定のカードの組み合わせでそれを上回る数値を実現する)、という遊び方であった。