【デュラハーン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:11:44

概要

銀色の棘つき鉄球(フレイル)とぼろっちいマント付きの鎧を身にまとい、強烈な顔の付いた盾を持つ騎士のモンスター。名前の由来やモチーフはアイルランドに伝わる首のない妖精「デュラハン」と思われ、こいつもやはり首が無い。
 
【スケアフレイル】の上位種で【ヘルガーディアン】の下位種。DQ8の没モンスター【くびなしアーマー】というのもいるが、そちらのネーミングではダメだったのだろうか?
いずれにせよ強烈なインパクトを武器として外伝へ出演する事も多く、この系統の代表といえるモンスター。
 
DQ11では馬に騎乗した亜種【デュラハンナイト】が登場した。馬に跨っているという点ではそちらの方が原典に忠実か。
 
画集に掲載されているため、DQ6以降では希少な【鳥山明】デザインの雑魚モンスターである可能性が高いと思われる。

DQ8

【暗黒魔城都市】の城内2~5Fに出現。出現エリアは限定的だが、エンカウントする体感は高め。
異変後は【マイエラ地方】(南部の平地[夜間])、【アスカンタ国領】(東部の森)、【トロデーン国領】(南部の平地[昼間]、北部の平地[夜間])、【ベルガラック地方】(南部全域[昼間])、【サザンビーク地方】(東部の平地[昼間])にも出現する。
ベルガラックがやや出現率が低めな他は、概ね高い出現率を誇る。
3DS版では【奈落の祭壇】にも出現する。
 
通常攻撃のほか【バイキルト】で攻撃力を上げ、この系統共通の特徴としてテンションを溜めたり【ごくらくちょう】を呼び出したりする。
スケアフレイルと異なり【痛恨の一撃】は繰り出してこないが、その代わり痛恨を仕損じて攻撃をミスすることもない。
テンション溜めやバイキルトで強化された直接攻撃の威力は絶大。
手早く倒してしまいたい敵だが守備力や呪文耐性も高く、特にルカニに完全耐性を持つのが辛いところ。
ただし【バギ系】以外の攻撃呪文に対しては弱耐性止まりなので、テンションを上げてからの打撃と【ゼシカ】の攻撃呪文を併用して倒そう。【ゾンビ系】だが系統特有の【ダメージ軽減能力】はない。
また、暗黒魔城都市内と異変後のフィールドにそれぞれ出現する場合個体差はなく、ステータスや報酬は統一されている。
落とすアイテムは、通常枠で【レザーマント】(1/32)、レア枠で【はがねの盾】(1/64)。まあ見た目さえ気にしなければ妥当だ。
 
【モンスター・バトルロード】の最終決戦Sランクの2回戦では【ライアン】のチーム【ホイミングレイス】の一員として登場。
こいつのバイキルトが誰にかかるかどうかで、その後の展開が左右されるといってもいいだろう。
 
スカウトモンスターの【デューラ】については当該記事を参照。
 
余談だがDQ8の内部データには【くびなしアーマー】というデュラハーンと同じ姿のモンスターが存在している。
開発中に名前を変更したのかまたは別のモンスターとして登場予定だったのかは不明。

DQ10オンライン

DQ11よりも後のVer.5.1より登場。
魔界に登場するため攻撃力も高く、バイキルトからの【ふりまわし】で屍の山を築く強敵。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

スケアフレイルと上下関係が逆転。こちらが下位種となり、中盤の敵になった。
DQ9の【デスプリースト】と似た境遇である。
今作で最初に見かけるのはOPムービーだが、戦えるのは異変後になってから。
異変後の【デルカダールの丘】に出現。2Dモードでは【名もなき地】(地図の東端の島)にも出現する。
バイキルトも健在で、武器を振り回したり、同族との【れんけい技】【鉄球ハリケーン】を繰り出してくる。
ドロップアイテムはレザーマントと【プラチナシールド】(レア)。また顔付きの盾か……。
ちなみにHPはDQ8と同程度。
 
またこの系統に共通して言えることだが、手に構えた大盾を使った【盾ガード】をしてくる。
自らの顔面でダメージをカットしているのだ…が、意識は盾の方にあるらしいので、それはむしろ自ら会心の一撃を食らいに行ってるんじゃないのか。
 
16年前の【ユグノア王国】が襲撃されたイベントシーンにも登場。まだ赤ん坊だった頃の【主人公(DQ11)】を奪わんと、避難しようとした【アーウィン】達に襲い掛かるも、アーウィンの装備した【はやぶさの剣】による斬撃であっけなく倒される。

強ver

【ネルセンの迷宮】に出現。PS4版等では【試練の里への道】の北部に夜のみ生息。3DS版等でも同じく試練の里への道に居る。
行動・ドロップアイテムは変わらず。
目の色が赤くなったことで、不気味さ・おどろおどろしさにより磨きがかかった印象。

DQ11S

ボイスが実装された今作において、ユグノア王国襲撃のイベントシーンに登場したこいつにも声が付いた。クレジット表記は無いが、音声エフェクトの掛かった声が【ゾンビ師団長】と同じような声質の為、断定こそできないが【ローシュ】役の檜山修之ではないかと思われる。

ジョーカー1

ジョーカーにも登場。こちらでもSランクの【ゾンビ系】モンスターである。
DQ8の特徴である【テンションアップ】を持っているほか、【ザキ系】とマヒ系を無効化する。
ちなみに普通のモンスターは武器を4種類装備出来るが、コイツは3種類しか装備できない。何故だ。
しかし能力値はすべて伸びが良く、限界値は全モンスター中8位に位置する。
レベルアップも早く、35あたりから遅くなってしまうが50まで上がれば充分。
そのため、【転生の杖】を使って能力を伸ばしたいモンスターの能力を伸ばすのに使える。
仲間にするには【しにがみきぞく】【ぼうれい剣士】or【なげきの亡霊】or【暗黒の魔人】のいずれかを配合すれば出来る。
クリア後にはお見合いセンターに♀の死神貴族がいるので、♂の嘆きの亡霊を連れて行くと簡単に出来る。
【シドー】と配合すれば【ゾーマ】が出来る。
所持スキルは【さむらい】。騎士なのに。本編のバイキルト繋がりだろうか。

ジョーカー2

配合方法が死神きぞく×ぼうれい剣士or【ナイトキング】に変わった。
仲間にするのにも手間がかかるが、全ての能力値の伸びが非常に良く、上限もかなり高い。
守備力の上限が950、賢さの上限が900、最大HPと攻撃力の上限が880、素早さの上限が680、最大MPの上限は550と全体的に高い。
テンションを上げられるので、攻撃役やスカウト役を任せるのが最適だが、賢さの高さを生かして呪文で攻撃させるのも有効。
「サムライ」のスキルを最初から持っており、バイキルトや【バイシオン】を使えばダメージ量を増やすこともできる。
ザキ系と麻痺系を無効にする。

ジョーカー2プロ

【ピピッ島】の夜に野生の個体がいるが、スカウト率はかなり低いので手間がかかることは変わらない。
特性に【マヒ攻撃】【いきなりバイキルト】【ときどきテンション】が加わった。やはりテンションとバイキルトとは切っても切れない関係のようだ。
再び死神きぞく×暗黒の魔神でも作れるようになったが、野生で出るぼうれい剣士やナイトキングの方が楽なのは言うまでもない。

テリワン3D

野生では出ない代わりに他国マスターからぶんどれる他、Aランクに格下げとなったおかげで前作から引っ越しができる。
SP版では【ほろびの扉】等の【黄金郷】に野生個体が出現する。
組み合わせは死神きぞく×ナイトキング、暗黒の魔神、なげきの亡霊。
暗黒の魔神やなげきの亡霊はもったいないのでナイトキングで生み出そう。
ゾーマに使う点は相変わらずだが、シドーの代わりに【ゾーマズデビル】とでも作れるようになった。
また、【サンダーバード】との配合で【さそりアーマー】が作れる。
特性は【スタンダードボディ】【いきなりバイキルト】【イオブレイク】、+25で【マヒ攻撃】、+50で【ときどきテンション】

ステータスはHPが大きく上昇した以外J2P当時と大差ないが、かしこさと攻撃力がそれぞれ少し上下した。呪文メインで戦うのもいいが、いきなりバイキルトやマヒ攻撃の特性があるのでそこを活かしたい。
…が、スキルが問題でイオブレイクを生かせる全体物理攻撃は【空裂斬】しかないのだが、テリワンの空裂斬を覚えるスキルは全て【ヘロヘロ】【ウトウト】があるせいでいきなりバイキルトをキャンセルするものしかない。
てんぺんちいとアンカーナックル・ステルスアタックのある【スラリン船】、イオグランデとしんらばんしょう斬のある【スラ忍シルバー】や耐性を補強できる最強メラ×イオ等が候補か。
また、【れっぷうの扉】で、【魔戦士サイフォン】がお供に連れている。
テンションを上げてからイオナズン、マヒャド、【バギクロス】【ベギラゴン】などの強力な呪文を唱えてくる。

テリワンSPにこいつがいたのにもかかわらず、デュラハンナイトは登場しなかった。

イルルカ

配合方法や用途は前作と変わらない。
野生では錬金カギの世界でしか出ないが、タマゴから生まれることもある。
【新生配合】【呪いブレイク】【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化で【マヒブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【ロケットスタート】を習得。

イルルカSPではついにデュラハンナイトと共演することができた。

DQM3

ゾンビ系ランクC。野生では【覇王城】に出現。
ドロップアイテムは【ばんのうぐすり】、レアドロップは【ファントムマント】
ゾンビ系とドラゴン系の系統配合、【キラーマシン】【オーガー】の特殊配合で生み出せる。
 
特性は【マヒブレイク大】、爆発ブレイク大(Lv20)、【マヒ攻撃】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【いきなりバイキルト】【ぼうえいほんのう】(Lv60)を習得。
所有スキルは【スレイヤー】
 
【ボーンナイト】との配合で【デュラハンナイト】が生み出せる。

バトルロード2

第1章から登場。
ステータスはHP:617 ちから:118 かしこさ:19 みのまもり:112 すばやさ:47。
使える技は「なげきのうた」と「ドラムクラッシュ」。
前者は盾の顔が叫び声を上げ、敵全体を攻撃。たまに相手を行動不能にする。
後者は武器を振り回して敵1体を攻撃する。会心の一撃も出やすい。
賢者と組むことで、なげきのうたが「バイキルト」に変更になるが、普通に攻撃した方が強い。
こいつのモリーセレクションカードは森の木漏れ日の中でうたた寝している絵となっており、盾がいびきをかいていたりしてなかなか微笑ましい。
このことから、盾にも意思や命がある様だ

ライバルズ

第1弾「スタンダードパック」に収録された占い師専用のスーパーレアカード。

7/4/6 ゾンビ系
召喚時:自分のデッキからコスト3のユニットを1体出す

ダイの大冒険(2020年版アニメ)

第5話の【鬼岩城】前の広場に【大魔王六軍団】のモンスターが集合しているシーンで描かれている。

インフィニティストラッシュ

【地底魔城】やいくつかのクエストで中ボスポジションとして登場。
鉄球をぶん回すだけでなくDQ8では使わなかった【呪いの玉】を使い、当たると一定時間動きを止められてしまう。

ファドラの宝島

第8話で登場。【ツバイザ草原島】に生息しており、鎧の身体で【カミュ】&【マヤ】兄妹のスリングショットを無効化するが【ドルスケ】の加勢により一時撤退。
【ドルイド】の集落をいつも狙っており、いつもは一日一回だったが今回は二度目の襲撃をかけ、まほう弾の尽きたドルスケを瀕死に追い込む。
他のドルイド達の【バギ】すら効かなかったが、頭部の穴から爆烈弾(【イオ】)を打ち込まれて爆散した。

次の9話ではウィンガ霊山に別の個体が生息していたが、カミュマヤ一行とは顔すら合わせず。兄妹曰く「(先の)デュラハーンもここから降りて来たんだな」。