【ナイトフォックス】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:29:49

概要

群青の貴族服を身にまとい、レイピアを流麗に振るう青い狐のモンスター。
【サーベルきつね】【バロンジャッカル】の色違い。
夜に出てくる狐なのでそのまま「夜(night)」+「狐(Fox)」なのだろうが、「男爵」の下位であることから「騎士(knight)」もかけていると思われる(日本での爵位は男爵が最下位だが、西洋では「男爵」の下に準男爵や騎士などの階級が存在する)。

DQ8

【パルミド地方】のフィールドにのみ出現。
名前の通り夜行性のモンスターで昼間は出現しない。
 
ぞろぞろと大量に出現することが多い上に素早さが高く、先制【メダパニダンス】で全体を【混乱】に陥れてくる恐るべきキツネ。たちの悪いことに【ラリホー】【メダパニ】【おたけび】も効かないため、行動を封じることができない。そのうえ偶数ターンは2回行動までおこなう。
【パルミド】周辺を冒険する者にとっては間違いなく最悪の敵。
 
一方でHP、攻撃力、守備力といった数値は並で見るべきものがない。特技が個性の全てになっているという怪例。
攻撃呪文に対する耐性も皆無なので【主人公】【ブーメラン】【ゼシカ】【ヒャダルコ】【ヤンガス】【オノむそう】あたりを重ねればすぐ倒せる。
…のだが、前述のとおり素早いので先手を打って踊られたらすべてご破算。オマケに中途半端にダメージを与えても【ホイミ】で回復するという、至れり尽くせりの嫌味っぷり。
正直な話、コイツとの戦闘で一番の被害を出してくるのは混乱した味方による同士討ちであり、コイツ自身には直接こちらに大きな被害を与えてくるだけの力はない。
よって相手にせず逃げてしまうのが一番賢い手段だろう。戦歴に傷は付いてしまうが…
完全夜行性なので夜の冒険自体を避ける方法もある。まあ昼が格段に安全かというとそうでもないが。
 
瞬間火力の高い【メラミ】を使う【ミニデーモン】や痛恨を放つ【コングヘッド】は昼行性のため、夜行性のナイトフォックスと同時出現しないのが救い。
 
注意すべき点として、サーベルきつね同様、終盤になると出現率が下がる。
まず、高確率で出現していたパルミド近辺の夜は出なくなる。
よって、【剣士像の洞窟】付近の夜に限定されるが、ここでは元々出現率が低めで出現モンスターの種類も多く、なかなか出てこないときがある。
意図的な回避は可能ではあるが【モンスターリスト】の抜けを作らないためにも、早いうちに1回は会っておこう。
そのリストでは「しっぷう突きには要注意。」などと書かれている。
いや、注意するところそこじゃねーから!
確かに2回行動の1回目がしっぷう攻撃だと2回目の行動も先制になるが、元々素早さの高いこいつにとって影響は小さい。
 
落とすアイテムは通常枠が【レイピア】(1/16)で、レア枠が【はねぼうし】(1/64)。
見たまんまの戦利品である。
 
なお、この系統のモンスターは主人公達に友好的な場面を見せず、完全な敵役だが、バトルロードの対戦相手にはそれぞれを従えたオーナーが3人いる。
こいつは【よるのていおう】【ナイトウォーカー】と共に夜型モンスターだけで構成された「ナイトモンスターズ」というチームで参戦する。混乱に弱いモンスターは要注意。
 
ちなみに色違いの2種が獣系であるのに対し、なぜかこいつのみ怪人系に分類されている。
3DS版では他の2種と同様獣系に分類された。
設定ミスだったのか?

ライバルズ

ベーシックの武闘家専用のカードとして登場。レアリティはレア。

5/5/4
自分の特技カードのコスト-1